創造的表現を広げ、高めるための選択授業の実践

創造的表現を広げ、高めるための
選択授業の実践(指導と評価)
志賀町立志賀中学校
第2学年 選択美術
■1年生必修 「レタリング・色・技法」
ねらい
・見やすく美しい文字が描ける
・色の働きや効果を知る
・アクリル絵の具の使い方を習得する
・技法による様々な表現を体験する
■2年生選択 「ポスター」
ねらい
・伝えたい内容の絵・文字を技法や色彩を
効果的に使い、表現できるようにする
第3学年 選択美術
■2年生必修 「きりえで表現しよう」
ねらい ・基礎的な技術を習得する
・新しい絵画表現を知る
■3年生選択 「きりえ」
ねらい ・主体性を持たせる
・他の題材を組み合わせる
・表現技能を定着・発展させる
指導について
①モチーフや構図をよく検討させる
・魅力あるモチーフか
・アングルは適切か
・他の写真と重ねるなど工夫する余地はないか
②完成をイメージできる下絵にさせる
・卒業生の作品や画集を参考
③彩色方法を工夫させる
・モチーフや切り方に合う彩色方法の検討
評価について
■制作段階ごとに評価
(例)モチーフ収集の段階
観点:関心・意欲・態度
A:ねらいを持って撮影しようとしている。
アングルや構図を工夫しようとしている。
B:単純なモチーフ、構図で撮影する。
C:収集活動をしようとしない。
評価について
■制作段階ごとに評価
(例)切る段階
観点:創造的技能
A:形や線を調整し、白黒のバランスを考えて
切り進むことができる。
B:アドバイスを受けながら切り進める。
C:指示された作業内容が理解できずに、
制作を進めることが難しい。