3-①

3-①
対
120 分
象
:
地域連携担当教職員
必要な知識・技術
:
3
情報の収集・提供・発信に関する知識・技術
履
:
①
情報収集に関する知識・技術
修
項
目
・学校関係者評価の在り方について理解する。
1. 講義【50 分】
「学校関係者評価の意義と在り方」
・情報収集の意義を理解するとともに情報の収集や
分析の技術を身に付ける。
2. 演習【50 分】
「学校評価を活用した情報の収集及び分
析」
3. まとめ講義【20 分】
「情報(教職員のニーズ等)の収集
及び分析の際のポイント整理」
・参加者の演習の様子、発表等の見取り
・1日のポートフォリオ評価での内容の理
解に関する自己評価
1.講義「学校関係者評価の意義と在り方」
ねらい)
学校関係者評価を的確に行うことは、その後の教育活動に
対しても大きく関与するものである。そこで、学校関係者評
価の意義を理解するとともに、実施や分析を行うための基本
的な知識を得ることをねらう。
【50 分】
講師)
学校関係者評価を通じた
情報の収集・分析等に詳しい
校長、指導主事等が望まし
い。
講師への依頼内容)
学校関係者評価等につな
内 容)
① 学校関係者評価について
・学校関係者評価の在り方の理解を図るとともに、その
実施や分析などにあたり、留意すべき点などについて
も盛り込んだ内容にしていただく。
② 情報の分析について
・得られた情報をどのように読み取るかについての具体
例を提示しつつ情報の分析の方法について理解し得る
内容にしていただく。
がる内容を意識していただ
く。
2.演習「学校評価を活用した情報収集及び分析」
ねらい)
学校評価は、学校に関する情報収集活動の一つといえる。そ
の学校評価の中から教職員のニーズを洗い出し、分析する方法
を身に付ける。
内 容)
① 演習内容の説明【5分】
・テーマの確認及び②~⑥の手順の説明を行う。
② 学校評価の活用の経験について【10 分】
・これまでの学校評価への関わりやそこで得た情報の活用
の経験について交流する。
③ 学校評価の分析【25 分】
・主催者が用意した学校評価の資料を基に教職員のニーズ
を拾い上げることのできる項目を洗い出す。
〔ラベルワ
ークの手法を用いた整理〕
・洗い出した項目から読み取れるニーズについて整理する
とともにどう読み取るかについて話し合う。
④ 学校評価の分析についての発表【10 分】
・③の作業についてまとめ、読み取った結果について代表
者が発表する。
〔2~3グループの代表〕
【50 分】
講師)
1の講義を担当した講師
が望ましい。
準備)
・分析を行うための学校評価
の資料
・付箋
・ワークシート
・4~5人で1グループを構
成する。
アドバイス)
・ワークシート次第では、作
業が進まなくなることも考
えられるため、講師とよく
打ち合わせをしてワークシ
ートを作成することが望ま
しい。
3.まとめ講義「情報(教職員のニーズ等)の収集及び分析の際のポイント整理」【20 分】
ねらい)
演習を受けて、本時の活動を整理し、各自が身に付けなけれ
ばならない事象を自覚するとともに、具体的にどのように情報
に関して向き合えばよいかを理解し実践できるように図る。
内 容)
① 演習での様子や発表を受けて、欠落している点や、よ
り的確な分析となるにはどのようなことに留意すべき
かまとめていただく。
② 本時の内容から、とりわけ重要な事象についてまとめ
ていただく。
アドバイス)
・演習の様子を確認しなが
ら、ここで取り上げる内容を
決めていただくため、演習中
に講師と打合せが行えると
よい。