2-①

2-①
対
120 分
象
:
地域コーディネーター
必要な知識・技術
:
履
:
2 協働活動のシステム構築に関する知識・技術
① 社会に開かれた教育課程の実現に向けた教育課程内外
を通じた地域学校協働活動の推進に関する知識・技術
修
項
目
・ 放課後子供教室、土曜日の教育活動等の地域学校
協働活動への位置付けについて理解する。
1. 導入講義【50 分】
「地域学校協働活動と放課後子供教室、
土曜日の教育活動等について」
2. 演習【50 分】
「子供を取り巻く学習や体験活動の課題
解決について考える」
3. まとめ講義【20 分】
「子供を取り巻く学習や体験活動の課題
解決について」
・演習における成果物、発表、参加態度等の
見取り
・1日のポートフォリオ評価での内容の理解
に関する自己評価
1.導入講義「地域学校協働活動と放課後子供教室、土曜日の教育活動等について」【50 分】
ねらい)
地域学校協働活動における放課後子供教室や土曜日の教育
活動の位置付けやそれらの活動との連携・協働に関することに
ついて、その有効性について理解する。
講師)
地域連携活動に詳しい大
学教員等の研究者や社会教
育主事等が望ましい。まとめ
の時間までを含めて依頼す
る。
準備)
内容)
① 地域学校協働活動における放課後子供教室や土曜日の教
育活動の位置付けについて
② 具体的な地域の内外にある教育資源の活用について
・講師の用意した講義資料
・スクール形式の机配置
講師への依頼内容)
②については、できるだけ
具体的な事例を交えてお話
しいただくよう依頼する。
2.演習「子供を取り巻く学習や体験活動の課題解決について考える」
ねらい)
子供を取り巻く学習や体験活動の課題を解決するためにどの
ような地域の人的・物的資源とつながることが効果的か考える
とともに、地域連携活動の意義について理解を深める。
【50 分】
講師)
導入講義を依頼した講師
または、研修担当者など参加
型学習の運営ができる方が
望ましい。
内容)
① 演習内容の説明【10 分】
・テーマの確認及び②~⑤の手順の説明を行う。
② 子供を取り巻く学習や体験活動の課題の提示。
【5分】
・2~3の教育課題を提示し、その内容について説明す
る
準備)
・1グループ、4~6人のグ
ループを編成する。
・付箋を参加者数×10 枚程度
用意する。
・グループに模造紙1枚
③ 課題解決のために有効な地域の資源と活用方法の検討
【5分】
・課題解決のために有効な地域の資源とその活用方法を
考え、付箋1枚に1つずつ書く。
〔個人作業〕
④ グループ内で共有し、よりよい解決策の考察。
【20 分】
・個人作業による付箋を順番に模造紙に提示しながらグ
ルーピングし、グループ内での共有を図り、よりよい
解決策を考える。
⑤ いくつかのグループの代表者がその内容について発表す
る。【10 分】
・各グループでの検討内容を全体で共有するため、それ
ぞれのグループの代表者がその内容について発表す
る。
・参加者数分のサインペン
・グループで活動できるアイ
ランド形式の机配置
アドバイス)
・付箋に書く言葉は、できる
限り1枚に一言で書くよう
に指示する。
・グルーピングの作業を模造
紙上で行うと発表にも活用
できる。
3.まとめ講義「子供を取り巻く学習や体験活動の課題解決について」
ねらい)
演習で発表された地域の資源と活用方法を用いながら、それ
らをどのようにして地域学校協働活動として進めていくか理解
する。
【20 分】
アドバイス)
・各グループで発表した模造
紙を壁等に貼っておくと終
了後に他のグループの活動
の様子も確認できる。また、
時間があれば、優れた部分な
内容)
① 「地域学校協働活動として進める際のポイント」
について
・発表された内容のからいくつかを取り上げ、解説してい
ただく。
どをシール等で貼付して全
員で評価し、共有化すること
もできる。