ムゲンがやってくるようです。 三日月・櫻 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP DF化したものです。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作 品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁 じます。 ︻あらすじ︼ リメイク版をだしていますが、リメイク前のあらすじが分からなく なったので、思い出しつつ投稿していきます。 目 次 プロローグ │││││││││││││││││││││ 第1話、自己紹介するようです。 ││││││││││││ ウサギに呼ばれたようです 第2話、説明されるようです。 │││││││││││││ 4 1 7 ! プロローグ ∼黒うさぎside∼ 夢を見ていた。 白夜叉様が禍々しい紅い槍で貫かれている。夢を見た。 夢の中の自分は知らない3人組とその光景を眺めていた⋮⋮。 ﹁ハァ﹂ 黒うさぎ﹂ ? ホ ス ト 主催者 は、 " ﹂ ですが ﹁彼らの来訪は⋮⋮⋮⋮僕らのコミュニティを救ってくれるだろうか ∼原作通りなのでカット∼ その近くでジンと呼ばれた少年がため息をついた。 黒うさぎと呼ばれた少女がおどけた調子でこたえる。 ﹁みたいですね、ジン坊ちゃん﹂ ﹁うまく呼び出せたかな ∼黒うさぎsideout∼ すし いそぎますか。今回の召喚でコミュニティの行く末が決まるので ? ため息をついてしまいました。 ﹂ 原因は今朝の夢でしょう。なんであんな夢を見たんでしょうか ﹂ そろそろ始めよう ただいま ﹁黒うさぎ∼ ﹁ハイ ? おっと、物思いに耽っていると時間になっていたようですね。 ! ? ﹁さぁ、どうでしょう " くれました♪﹂ ∼オリ主side∼ ﹁おじちゃん、リンゴちょうだい。できれば20個﹂ ﹁分かった。待ってろ。 ⋮⋮ほらよ﹂ ﹁ありがとう﹂ まずは一口。やっぱり美味しい。 1 ! ! 彼 ら 4 人 は ⋮⋮⋮⋮ 人 類 最 高 ク ラ ス の ギ フ ト 保 持 者 だ。と 言 っ て ? ? これがあれば後は何もなくても生きていける。 ごめん嘘。娯楽があれば生きていける。 やっぱり嘘。両方ないと生きていけない。 ま、こんなに娯楽が大好きな僕が1週間も何もしないでいられるな んて奇跡かな つまり、何が言いたいかと言うと⋮⋮ ﹁暇だぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァ ﹂ リンゴもいいけどこれ以上は無理だ どうしようか。と空を仰ぐ。 相変わらずの紫色だ。 暇つぶしに配達でもしようかなぁ なんだろう﹂ すると、何か紙が落ちてきた。 ﹁ん 手紙 ■■■■■■様 我らが箱庭に来られたし。 己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、 その才能を試すことを望むのならば、 悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。 誰にともなく言い訳して、便箋を開く。 ﹁中の便箋に宛名が書いてあるかもしれないからね﹂ 宛名がつぶれていた。暇つぶしが潰れたよ⋮⋮。仕方ない。 ? このリンゴが食べられないのは死活問題だ。 このリンゴ、どういうわけかここら辺にしかないからなぁ⋮⋮。 いや、ダメだ。燃やすのはいいけどここはダメだ。 という物騒な考えがよぎる。 いっそここら辺一帯を燃やしてみようか⋮⋮⋮ 暇すぎて死んでしまう。 暇なんだよ !!!!! 次の瞬間、僕は空に放り出された。 2 !! ! ? ! と、考えながら、宛名を見ると、 ? ? 蒼い空 断崖絶壁 !! 巨大なテント !! ︵大事な事なので2回言いました︶が見えた。 落下中、僕が見た景色は、蒼い空 イ湖 つまり、 ﹂ 完全無欠に異世界だった ﹁いや、なんでさ !? その後、着水した。 デカ 3 !! ︵本当に⋮⋮なんでさ⋮⋮︶ !! !! !! ウサギに呼ばれたようです ﹂ ﹁し、信じられないわ り出すなんて まさか問答無用で引き摺り込んだ挙句、空に放 第1話、自己紹介するようです。 ! だぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ﹂ 愚痴を言うでもなく、 ﹁⋮⋮いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう 自己紹介でもなく、 ﹁俺は問題無い﹂ ﹁そう、身勝手ね﹂ ︵あ、リンゴが散らばっちゃった⋮⋮︶ リンゴの回収だった。 ∼オリ主side∼ ? って呼び方を訂正して。 ふぅ、やっと全部集まったなぁ⋮⋮。 オマエ " かかえた貴女は ﹂ 私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。それで、そこの猫を抱き ﹁そうだけど、まずは ﹂ ﹁右に同じだ、クソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバー 水から上がって真っ先にやった事は、 ! " それにしても、Theお嬢様。って感じだなぁ⋮⋮。 ↑人のこと言えないくらいには人見知り ﹁⋮⋮春日部耀。以下同文﹂ 人見知りするのかな ﹂ ﹁そう。よろしく春日部さん。次に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は ? 見 た ま ん ま 野 蛮 で 凶 暴 な 逆 廻 十 六 夜 で す。粗 野 で 凶 悪 で 快 お嬢様﹂ 楽主義と三拍子揃ったダメ人間なので、用法と用量を守った上で適切 な態度で接してくれよ ? 4 ! おっと、いつの間にか自己紹介してたみたいだね。 ? ﹁高圧的な自己紹介をありがとよ。 ? な、な ん か ⋮⋮ す ご い ね ⋮⋮。て い う か よ く 噛 ま ず に 言 え た ね ⋮⋮。 ﹁そう。取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ﹂ 考えるんだ⋮⋮。 ﹂ ﹁ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様﹂ しかも、作るの 春日部さんかな ﹁それで、さっきから話に入ってきてないお前は 名前なんだっけ ムゲン。ムゲンって呼んで﹂ 今何と ﹁⋮⋮ムゲン。そのリンゴ 春日部さん 1個もらっていい ? ﹂ ? どうしたんだろう ︶ 変な顔してるけど⋮⋮ そんなに不味かったかな シャク ? ︵︵︵よくあれだけ食べれるな/ね⋮⋮︶︶︶ ︵熟しきってないのか ︵あんまり甘くないわね⋮⋮︶ ︵硬い⋮⋮︶ シャクッ ﹁﹁﹁ありがとよ/ありがとう﹂﹂﹂ ﹁⋮⋮⋮⋮はい﹂ Oh⋮⋮。これはもう断れないパターンじゃないですか⋮⋮。 ﹁私も、お願いできる ﹂ リンゴのおじちゃんにムゲンって呼ばれるからね ? ﹁⋮⋮⋮⋮﹂ 誰のこと言ってるんだろ お前だよ、お前。白い服着てるお前だ﹂ ︵あれ ﹁⋮⋮⋮⋮えっと、僕は⋮⋮⋮⋮ あっ、僕のことね。 ﹁ ? ? !? 思い出せない⋮⋮。なら︶ ? ? ? ? ? 5 ? ﹁お、良いな。なら俺にも1個くれよ﹂ ? ! ? ? そういえば、ここって何処なんだろう うん、美味しい♪ あれ ∼オリ主改めムゲンsideout∼ ケラケラと笑う逆廻十六夜 傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥 我関せず無関心を装う春日部耀 キョロキョロと周りを見渡しているムゲン そんな彼らを草陰から見ている黒うさぎは、 せん⋮⋮︶ いてなんですが⋮⋮彼らが協力する姿は少し、いやかなり想像できま ︵うわぁ⋮⋮なんか問題児ばっかり見たいですねぇ⋮⋮。召喚してお ? 陰鬱そうに重くため息を吐いていたのだった。 6 ? 第2話、説明されるようです。 ︵なんか、問題児扱いされた気がする⋮⋮。気のせいかな だと 箱庭 ︶ とやらの説明をするやつが現れるもんじゃねぇのか ﹁⋮⋮。この状況で落ち着き過ぎてるのもどうかと思うけど﹂ ? 満が噴出される前にお腹を括りますか︶ ・ ・ ・ ・ ・ と、黒うさぎが出て行こうとした時に、 ﹁なんだ、貴方も気づいていたの ﹂ ﹂ ﹁当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ ろ ? ? ︶面白いな、お前ら﹂ ・ ・ ・ ・ ええ、ええ。古来より孤独と狼はウサギ ? ﹁却下﹂ ﹁断る﹂ 1つ、穏便にお話を聞いていただけたら嬉しいでございますョ ﹂ の天敵にございます。そんな黒うさぎの脆弱な心臓に免じてここは うさぎは死んじゃいますよ ﹁や、やだなぁ御3人様、そんな狼みたいな物騒なお顔で見られると黒 冷ややかな視線を黒うさぎに向けた。 せと、不味いリンゴを食べてしまった八つ当たり︵比率は4:6︶で 3人︵ムゲンはリンゴを食べてます︶は理不尽な招集を受けた腹い ︵な、なんか⋮⋮目をつけられた気がするよ⋮⋮︶ だ ﹁⋮⋮へぇ ︵風上ってのも気になるが、いつの間にリンゴ集めてたん ﹁リンゴ集めている時に⋮⋮﹂ お前ら2人も気づいてたんだ 黒うさぎはビクリッと小さく飛び跳ねた。 十六夜がため息混じりに呟いた。 ﹁しかたねぇな。取り敢えず、そこに隠れているやつ出てこいよ﹂ ・ ︵全くです⋮⋮。しかし、悩んでいても仕方がないデス。これ以上不 ﹁⋮⋮⋮⋮春日部さんもね﹂ ﹂ ﹁で、呼び出されたのは良いけど、なんで誰もいねぇんだよ。普通状況 ? ﹁そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの﹂ " ? ? 7 " ﹁風上に立たれたら嫌でもわかる﹂ ? ? ﹁お断りします﹂ しかし、その眼は、 ﹁︵肝 っ 玉 は 及 第 点。こ の 状 況 で N o ⋮⋮扱いにくいのは難点ですけども︶﹂ 最後の方は無視ですか ﹂ と 言 え る 勝 ち 気 は 買 い で す。 ! ﹁えい﹂ ﹁ちょ、ちょっとお待ちを 触るまでなら黙って受け入れますが、まさ ウサ耳を根っこから鷲掴み、力一杯引っ張った。 ﹁フギャ ﹂ の隣に立ち、 黒うさぎが考えを張り巡らしている時、耀は不思議そうに黒うさぎ と語っていた。 !? ﹁⋮⋮﹂ ﹂ ﹁あっは、取り付く島もないですね♪って ﹁⋮⋮⋮⋮やだ﹂ ﹁最後の方にも断られました ! バンザーイ、と降参のポーズをとる黒うさぎ。 !? ういう了見ですか ﹂ ﹁好奇心のなせる業﹂ ﹁へぇ このウサ耳って本物なのか ? ︵僕も⋮⋮良いかな ︶ !! ∼ムゲンside∼ ︵待って。って言われたからね⋮⋮︶ その悲鳴は近隣に木霊した。 引っ張られた黒うさぎは声にならない悲鳴をあげる。 ﹁ちょ、ちょっと待ーーーー ﹂ 左から飛鳥が、ウサ耳を掴んで引っ張る。 ﹁⋮⋮。じゃあ私も﹂ ﹂ そんなやり取りを、2人でやっていると、 ﹁自由にも程があります ﹂ か初対面で遠慮無用に黒うさぎの素敵耳を引き抜きにかかるとは、ど ! ! !? ? 8 ! 右から十六夜が、 ? ﹁ーーあ、あり得ない。あり得ないのですよ⋮⋮。まさか話を聞いて もらうために小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とはきっと このような状況を言うに違いないのデス︵若干1名ウサ耳を触りたそ うですが⋮⋮⋮⋮︶﹂ もうお触り︵動物との触れ合い的な意味で︶タイムは終わり ﹁いいからさっさと進めろ﹂ あれ すよ 言いますよ さぁ、言います ? ︵簡単に纏めると、 ようこそ、 箱庭の世界 " ギフトゲーム へ " の参加 " ホ ス ト ・ ・ ・ ・ の提示した報酬を貰 に所属しなければならない。 ・その特異な力を使って競い合うゲーム、 コミュニティ に勝利すれば、 ・ 主催者 資格をプレゼントするために召喚した。 ギフトゲーム ・箱庭世界では、必ず ・ える。 " " うか﹂ さて、それでは、我らがコミュニティのリーダーの元に、参りましょ ・この世界は、外界よりも格段にオモシロイ。↑ここ重要。︶ " " ・ここにいる4人は普通の人間では無く、特異な力を所持している。 ! ﹁⋮⋮⋮⋮コホン。それではいいですか、御4人様。定例文で言いま ⋮⋮触りたかったな⋮⋮。 ? ∼原作通りなので以下略∼ ? " " " 9 ! !?
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