傷寒・金匱方剤解説 31 かー8 方剤名 傷寒論・金匱要略条文 音順 かー8 訶梨勒散 生薬構成 および製法・服用方法 読み および解訳・その他 訶黎勒(苦温)3g 上の 1 味散となし、おも湯に和して頓服する。 嘔吐噦下痢病脈証併治第十七第 50 条(金匱要略) つかさど 」 「気痢するは訶梨勒散之を 主 る。 解訳 気を伴った下痢(ガスばかり多い下痢、または泡まじりの下痢のことか?)には、訶梨勒散が主治する。 訶黎勒にも多量のタンニンを含有しており、収斂作用が目的であろうか? 訶梨勒散証 新古方薬囊によれば「小便利せずして腹が大いに張り、時に下痢する者に宜しかるべし。 」と記されている。 長服(長い間服用する)訶梨勒散 訶黎勒(苦温)煨る・陳皮(辛温) ・厚朴(苦温)各 3g 上の 3 味を粉末となし、煉蜜にて 0.2gの丸となし、清酒にて 20 丸を服用する。また増して 30 丸まで服用しても よい。 雑療法第二十三第 2 条(金匱要略) 「長服訶梨勒散の方」 解訳 長い間服用する訶梨勒散の処方
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