地理歴史科(3年日本史A)

地理歴史科(3年日本史A)
目 ・近現代史を中心とする我が国の歴史の展開を、世界史的視野に立ち、我が国をとりまく国
際環境などと関連づけて考察させることによって、歴史的思考力を培い、国民としての自
標
覚と国際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養う。
単元・教材
歴史と生活
学
習 の ね ら い
○日常生活の中で接している衣食住がどのように変化してきたのか
を社会的背景と関連づけて追究する。
近代日本の形成と19
世紀の世界
国際関係の変化と幕 ・日本をとりまく国際環境の変化を概観し、産業、学問、思想、教
学
育などにおける近代の萌芽や、アジアに進出する欧米諸国の動向
藩体制の動揺
と、幕藩体制動揺期の内外情勢を理解する。
明治維新と近代国家 ・文明開化などに見られる欧米文化の導入と明治政府による諸制度
の改革に伴い、社会の変化に着目し、開国、明治維新から自由民
の形成
権運動を経て立憲体制が成立するまでのわが国の近代国家の形成
について理解する。
習
国際環境の推移と近 ・条約改正や日清・日露戦争前後の欧米諸国やアジアの近隣諸国と
の関係の変化、および産業革命の進行に着目して、わが国の対外
代産業の成立
政策の推移と近代産業の成立について理解する。
近代日本の歩みと国
の 際関係
第一次世界大戦と政 ・第一次世界大戦がわが国の外交政策やわが国の経済発展に与えた
影響を理解させるとともに、政党政治の推移と近代産業の発展が
党政治の展開
国民にもたらした影響を考える。
第二次世界大戦をめ ・世界恐慌による資本主義諸国の経済危機や全体主義の台頭による
国際関係の変化、それにともなうわが国の政治や経済の動揺、ア
内
ぐる国際情勢と日本
ジア近隣諸国との関係に着目して、対外政策の推移と戦時体制の
強化など、第二次世界大戦と日本との関わりについて理解する。
第二次世界大戦後の
日本と世界
容
戦後政治の動向と国 ・第二次世界大戦後の国際関係の推移に着目し、占領政策と諸改革、
新憲法の成立、平和憲法と独立など、わが国の再出発とその後の
際社会
政治の推移、新しい外交政策の確立について考える。
経済の発展と国民生 ・昭和30年代から高度経済成長期までの経済復興、技術革新、高度
成長、経済の国際化など、日本経済の発展と国民生活の向上につ
活
いて考える。
・経済や文化の国際的交流、科学技術の発達と世界平和、わが国の
現代の日本と世界
国際貢献の拡大などに着目し、現代世界の動向と日本の課題およ
び役割について考察する。
評価の観点
評
価
に
つ
い
て
評
価 規 準
評価の方法
関
意
態
心
欲
度
・近現代史を中心とするわが国の歴史の展開に対する関心と
課題意識を高めている。
・国際社会に生きる日本人としての責任を果たそうと意欲的
に追究している。
授業態度
意見発表
思
判
考
断
・近現代史を中心とする我が国の歴史の展開から課題を見い
だしている。
・世界史的視野に立って多面的・多角的に考察している。
・国際社会の変化を踏まえ公正に判断している。
ノート
学習プリント
定期考査
・諸資料を収集し、有用な情報を選択して歴史的事象を追究
資料活用の
する方法を身につけている。
技能・表現 ・学び方を身につけ、追求し考察した過程や結果を適切に表
現している。
ノート
レポート
・近現代史を中心とする我が国の歴史の展開について基本的
な事柄を理解している。
・我が国の歴史と国際環境とを関連づけ、世界史的な視野に
立って理解し、その知識を身につけている。
小テスト
定期考査
知
理
識
解