江戸から東京へ - 東京都立大江戸高等学校

東京都立大江戸高等学校 平成27年度 地理歴史科 年間授業計画
1 科目名
江戸から東京へ
2 講座名(単位数)
江戸から東京へ(1単位)
3 教科担当者名
4 使用教科書・教材
教科書:
『江戸から東京へ』
(東京都教育委員会)
副教材:
『江戸から東京へ歴史地図帳』
『江戸から東京へサブノート』
(東京都教育委員会)
5 授業計画
月
単元及び指導内容
具体的な指導目標
評価の観点・方法
幕藩体制の成立と社会や文化の特色につ
いて理解する。
江戸時代の外交政策や経済のしくみにつ
い理解する。
1 近世から現代
に至るまでのわが
国と東京の歴史の
基礎的基本的事項
について理解して
江戸時代の庶民の生活や町政のしくみを いる。
理解するとともに、江戸の文化を元禄・化 2 歴史学習に対
政文化を中心に理解する。
し自ら目的意識を
享保・寛政・天保の改革について理解する。 持ち、興味・関心
をもって学習に意
幕末における列強国の接近や国際情勢の 欲的に取り組んで
変化や、幕藩体制の動揺と雄藩の発生、庶 いる。
民の生活の変化について理解する。
3 多面的・多角的
開国と薩長土肥等の雄藩や志士たちの活 な視野をもって歴
躍、倒幕にいたるまでの流れを理解する。 史事象を捉え、歴史
事象発生の過程に
明治維新によってどのような近代国家の ついて資料を活用
形成の仕組みづくりが行われたか、また開 し、論理的に思考
国により文明開化の風潮が生まれどのよ し、また公正に判断
うに社会が変化したかについて理解する。 し、適切に表現しよ
うとしている。
4
幕藩体制の成立
江戸幕府の外交政策
江戸の経済と交通流通
5
幕府の安定
幕政の改革の時代
江戸の文化
6
列強の接近
開国
江戸幕府の滅亡
7
明治維新と富国強兵
殖産興業と文明開化
初期の国際問題
9
自由民権運動と激化事件
大日本帝国憲法と初期議会
初期の外交政策と条約改正
10
日清・日露戦争と国際関係
近代産業の発展
明治文化
11
大正期における教育・学問・文化の発展と、
民主主義の浸透について理解する。
第一次護憲運動と政党内閣の
第一次世界大戦前夜の国際情勢について
成立
理解するとともに、大戦と日本とのかかわ
第一次世界大戦と市民文化
りについて理解する。
関東大震災と復興
大戦後の日本の協調外交の展開について
理解する。
明治維新による改革により、農民や士族の
4 歴史学習を通
不満が生まれ自由民権運動が高まったこ
して、自国と東京
とを理解するとともに、大日本帝国憲法や
に対する理解を深
初期議会の運営について理解する。
めるとともに、国
際社会におけるわ
日清・日露戦争前後の対外関係の変化や欧
が国や東京の地位
米諸国のアジア侵出について理解する。
と課題、責任につ
明治以降の産業革命の進行について理解
いて理解しようと
するとともに、都市や村落の生活の変化に
している。
ついて理解する。
上記の観点に基づ
き、
1 定期考査
2 提出物
3 出席状況
から総合的に評価
する
予定
時数
2
4
4
3
4
3
4
政党政治の展開と世界恐慌
軍部の台頭とテロ事件の多発
日中戦争と新体制運動
昭和初期の恐慌の連続が国内政治や外交
にどのような影響を与えたのかを理解し、
中国国内の政治情勢を理解しながら日本
の外交方針の転換について理解する。
満州事変や日中戦争を通して日本が中国
に侵出していった経過や、日本の強硬外交
が欧米との対立を生み、国際的に孤立して
いった経過を理解する。
3
太平洋戦争
新生日本のスタート
憲法の制定と東京都の出発
太平洋戦争の経過と様相を理解するとと
もに国民生活が大きな犠牲を受けたこと
について理解する。
GHQによる占領政策の展開と戦後の混
乱期について理解する。
戦後内閣の民主化政策や新憲法の制定な
ど戦後政治について理解する。
3
2
講和と安保条約
独立後の政治と和平の動き
保守政権の安定と外交
戦後、日本を取り巻く国際情勢の変化につ
いて理解するとともに、冷戦がGHQの占
領政策や日本の国内政治・経済にどのよう
な影響を与えたのか理解する。
55年体制の成立や高度経済成長、それに
伴う日本社会の変化について理解する。
3
3
高度経済成長とそのひずみ
現代の生活文化
バブル景気と社会の動揺
国際都市東京
安定成長期とプラザ合意以降のバブルの
発生過程、崩壊後の平成不況の様相、現代
の政治経済について理解するとともに、国
際経済の中で日本や東京の役割が重要視
されていることを理解する。
2
12
1
予定時数計
35