古典(理系)

教科名
国語
科目名
古典
単位数
学年・学級
3
2年次
当
(1)
(2)
古典に描かれた人々の生き方に触れ、その心を理解する。
目
(3)
古典に対する関心を深め、生涯学習の基礎を培う。
標
三谷
典子
伊勢
咲子
篠田
和巳
日本の文学の基となる古典(古文・漢文)を日本人必須の教養として学習する。
古文編」「古典B
漢文編」(筑摩書房)「古典B古文編
教 科 書
「古典B漢文編
副教材等
「国語頻出問題1200」(いいずな書店)
学習課題ノート」(筑摩書房)
「新明説漢文」(尚文出版)
2
理系
科目の
「古典B
1
担
学習課題ノート」(筑摩書房)
「国語便覧」(大修館)
「体系古典文法」(数研出版)
「古文単語330」(いいずな書店)
学習の目標
(1)
古典作品を的確に読解するために、言語事項の理解を確かなものにする。
(2)
古典作品に表れた思想や感情を理解する。
(3)
古典の優れた文章表現を味わい、鑑賞する態度を養う。
(4)
問題演習を行い、問題解決能力を養う。
学習内容と進め方
(1)
古典作品の読解を、講義形式を中心に、演習形式も取り入れて学習する。目的に応じ、調べ学習や
レポート作成等も実施する予定である。
3
学習の留意点
(1)
授業においては常に自ら考えようとする姿勢を持ち、疑問点については積極的に質問すること。
(2)
必ず予習をしてから授業に臨むこと。その際、文章を正確に読解するために、語句の意味や用法
について、辞書を積極的に活用すること。
4
(3)
復習によって知識を定着させること。
(4)
課題は、必ず期限を守って提出すること。
評価の方法
(1)
評価は、考査・小テストの結果や授業への取り組み状況、発言の積極性、課題の提出状況等を
もとに、「知識・理解」「関心・意欲・態度」等の観点から総合的に行う。
5
月
4
授業計画
領
域
古文
単
元
・
考
査
等
「猟師、仏を射ること」
・敬語の学習
時間
5
3
学習内容
登場人物の心理・表現の特
徴を理解する。
文中の敬語に関して、敬語
の種類、方向が分かる。
5
漢文
「晏子之御」
評価の観点(基準)
表現に即して、登場人物の心
理を味わうことができたか。
平安時代、朝廷の風俗や風習
を知ることができたか。
故事成語のなりたちを知る。
敬語を理解できたか。
4
基本的漢文句形を確認する。
漢文基礎・句形が身について
6
登場人物の心理、時代背景、
いるか。
古文
6
『伊勢物語』
「初冠」
「狩りの使ひ」
(第一回
漢文
歌物語の雰囲気を味わうこと
歌物語の形について理解する。ができたか。
定期考査)
「桃花源紀」「黔之驢」
6
7
故事成語のなりたちを知る。
句形の総復習ができたか。
基本的漢文句形を確認する。
古文
『大和物語』「姥捨」
7
『枕草子』春はあけぼの
基本的な文法事項、基本単
語を確認しながら読む。
物語・随筆を味わうことがで
きたか。
(夏期休業)
8
(第一回
漢文
実力考査)
漢詩「鹿柴」「望廬山瀑布」
4
「登高」
9
(第二回
古文
自力で漢文を読み、解釈する
音読を繰り返し、漢詩のリズ ことができたか。
定期考査)
ムを感じる。
『竹取物語』
「かぐや姫の昇天」 10 伝奇物語の人間関係を読む。
10
8
漢文
漢詩の基礎を学ぶ。
『史記』「四面楚歌」
リズムに乗って音読できるよ
うになったか。
登場人物の心情を理解し、敬
物語の楽しさを味わえたか。
語や人間関係を正確に読み取
自力で口語訳できるようにな
る。
漢文の句法や、漢文常識の
総まとめをおこなう。
ったか。
漢文の基礎知識を身につける
ことができたか確認する。
登場人物の心情を理解し、
歴史物語を楽しむ。
11
(第三回
古文
定期考査)
15
『源氏物語』「光源氏の誕生」
人物関係を理解できたか。
必要事項を補い、文法的にも
人物関係を正確に読みとる。正確な口語訳ができる。
基本に添った丁寧な口語訳
古典学習の不足箇所を補う。
をする。
12
6
漢文
「儒家の思想」
古文学習のまとめをする。
中国の古典思想について、
孟子「人無有不善」
概略を理解する。
中国の古典思想の概略を説明
できるか。
荀子「性悪」
1
(冬期休業)
古文
(第二回
実力テスト)
『徒然草』「大事を思ひ立た~」
2
敬語や人物関係を正確に読
みとる。
基本に添った丁寧な口語訳
をする。
3
古文学習のまとめをする。
(第四回
定期考査)
必要事項を補い、文法的にも
正確な口語訳ができる。
古 典学習の不足 箇所を見つ
け、補う。