12月食育だより - 豊中みどり幼稚園

平成27年
豊中みどり幼稚園
2015年も残りわずかとなりました。12月はイベント等が多く何かと忙しいく、風邪や
インフルエンザにかかりやすい時期です。手洗いやうがいを忘れずに体調管理に気を付け
良い年を迎えましょう!
★風邪やインフルエンザを予防しよう!★
この時期になると風邪やインフルエンザの話をよく聞きます。
どちらもウイルスからの病気で、冬場は屋外と屋内の寒暖の差が激しく、
空気が乾燥するため、喉や鼻の粘膜も乾燥しやすく、ウイルスが活性化
する“低温乾燥” と呼ばれる条件が揃い、私たちの体のウイルスや細菌
に対する戦う力・抵抗する力(免疫力)が弱まります。そのため免疫力の
低下が原因となって、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
ウイルスに負けない体を作ろう
●十分な睡眠をとろう!
睡眠不足からくるストレスは風
邪に対抗する免疫の働きを弱め
ます。
●バランスの良い食事を心掛けよう!
栄養の偏りや食べすぎは、体の調子を崩
します。免疫の力は、体の状態に左右さ
れるもの。偏食・暴飲・暴食は控えるよ
うに心掛けましょう。
●体調を整える適度な運動をしよう!
適度な運動は体の調子を整えます。
●極端な厚着、薄着をしない!
あまり厚着をしていると、寒さに対する
抵抗力がつきません。かといって、無理
な薄着も逆効果です。
12月22日は冬至
冬至とは北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日のこと。日照時間が最も短くなるため、1年で最も昼が短く、夜が長くなり
ます。真逆で1年で太陽がもっとも高くなり、日照時間がもっとも長くなる日が6月22日の夏至で、日照時間の差が約5時間あります。
【冬至になぜ南瓜を食べるの?】
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」を呼びこめるといわれています。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、
ぎんなんなど「ん」のつくものを運盛り といって縁起をかついでいたのです。
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)。つまり、運盛りのひとつであり、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味
しています。また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的です。
本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための賢人の知恵でもあるのです。
作ってみよう
旬の食材
人参
人参はアフガニスタン周辺原産で、16世紀ごろ日本にやってき
て食べられるようになりました。大まかに西洋系と東洋系があ
り西洋系は太く短く、東洋系は細長い物の事を言いいます。
【栄養】
人参はカロテンが多く含まれているのが特徴です。カロテンは
体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAには美肌効果や成
長を促進させる効果があります。
【馬が人参が好きな理由】
よく馬は人参が大好物といわれていますが、馬は甘いものが
好物です。そのため野菜の中でも甘い人参が好物というイメー
ジが定着しました。
材料 2~3人分
・人参
1本
・水
100cc
・コンソメの素 小さじ 2
・塩・胡椒
少々
・玉ねぎ
・牛乳
・バター
1/2玉
200cc
大さじ 1/2
作り方
①人参と玉ねぎの皮をむき、適当な大きさに切り、電子レンジで5分間
加熱し、柔らかくする。
②人参・玉ねぎ・水・牛乳・コンソメを一緒にミキサーにかける。
③すべて混ざり切ったら鍋に移しバターを加え火にかける。
④ひと煮立ちしたら塩・胡椒を加え味を整える。