感染症発生状況 平成 28 年2月 25 日 幼稚園・保育園・認可外保育施設の長 様 盛岡市保健福祉部子ども未来課長 平成28年2月15日(月)~2月19日(金)の定点における発生状況をお知らせします。 定点23園の対象人数(定員)は2,565名です。 この週の延べ欠席者数 802名 1日あたりの延べ欠席者数 160名(前々週の1日あたりの延べ欠席者数 158名) 欠席理由の主なもの(下記の人数は延べ人数です。 ) 症状では 熱(184名) ,咳(56名) ,体調不良(31名) ,鼻水(16名) 疾病ごと インフルエンザ(394名),溶連菌感染症(33名),感染性胃腸炎(10名) , マイコプラズマ(4名) インフルエンザの流行が今年度最大です。 感染性胃腸炎が減少傾向です。頭シラミがいったん途絶えました。 マイコプラズマ,溶連菌感染症が僅かながら流行中です。 【症状別の発生状況】 インフルエンザ 厨川,河南地域で急増しました。 溶連菌感染症 盛南地域で減少。都南地域で増加しました。 感染性胃腸炎 厨川,河北地域で減少しました。 マイコプラズマ 盛南地域で新たに発生。厨川地域で減少しました。 【県の状況(2/8~2/14)】 インフルエンザは,県全体の定点あたり患者数が32.88人と警報値(定点あたり患者数30 人)を超え,県では,2月17日,インフルエンザ流行警報を発令しました。症状は,発熱(通 常38℃以上),頭痛,全身倦怠感,関節痛などが突然現れ,のどの痛み,鼻汁,咳等の症状がこ れに続きます。症状がある場合は早めの受診が勧められます。発症後5~7日間はウイル スを排出するといわれ,熱が下がっても,咳やくしゃみがある場合はマスクをするなど,周 囲への配慮が必要です。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は,6週連続で増加し,調査が始まった平成11年以降,前週 に続き最多の報告数を更新しました。今後の動向に注意が必要です。地区別では,盛岡市, 一関および二戸地区で警報値(同8人)を超えています。予防には,患者との接触を避け ることや,手洗い,うがいが重要です。 感染性胃腸炎は,釜石地区で多い状況が続いています。石けんと流水による手洗いの徹 底と,患者の便や吐物の適切な処理などの予防対策が重要です。 【 盛岡市医師会(感染症対策委員会) 】 質問・相談先 盛岡市医師会幼稚園保育園部会 電話 625-5311 ファックス 651-9822 【 担当 盛岡市役所子ども未来課管理係 電話 651-4111(内線 2583)ファックス 652-3424 】
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