感染症発生状況平成 27 年３月４日幼稚園・保育園・認可外保育施設の長様盛岡市保健福祉部子ども未来課長平成27年２月23日（月）～２月27日（金）の定点における発生状況をお知らせします。定点23園の対象人数（定員）は2,565名です。この週の延べ欠席者数 370名１日あたりの延べ欠席者数 74名（前々週の１日あたりの延べ欠席者数 75名）欠席理由の主なもの（下記の人数は延べ人数です。）症状では熱（90名），嘔吐（30名），下痢（29名），咳（28名），体調不良（22名）疾病ごとインフルエンザ（54名），溶連菌感染症（28名），感染性胃腸炎（16名）頭シラミ（欠席０名，登園24名）風邪，胃腸炎は平均的な流行です。インフルエンザは２月から減少していますが，根強い流行が続いています。例年，Ｂ型の流行が始まる時期ですので，ご注意ください。頭シラミが流行しています。水痘，溶連菌感染症の流行がわずかに見られます。【症状別の発生状況】インフルエンザ河南・盛南地域で再び発生，河北・玉山地域で微増しました。溶連菌感染症都南地域で増加，厨川・盛南地域で微増しました。感染性胃腸炎厨川地域で再び発生，河北・盛南・河南地域で微増しました。頭シラミ玉山・河北地域で流行しています。【県の状況（2/16～2/22）】３月１日から３月７日までは「子ども予防接種週間」です。４月からの入園・入学・進学・就職などに備えて，必要な予防接種をすませましょう。期間中は土日・平日夜間に受けられる医療機関もあるので，市町村・医師会にお問い合わせください。インフルエンザは，すべての地区で前週より減少し，警報値（定点あたり患者数 30 人）を下回りました。多くの地区で流行のピークを超えたようですが，引き続き注意が必要です。疑われる症状がある場合には早めに医療機関を受診するとともに，周囲へ感染を広げないようにマスクを着用するなどの咳エチケットが重要です。感染性胃腸炎は，県全体で減少しましたが，釜石地区で多くなっています。同地区では小学校や老人福祉施設でノロウイルスによる集団感染事例が発生しています。予防には，石けんと流水を用いた十分な手洗い，食品の十分な加熱，塩素系消毒剤（ハイター等）による患者の汚物の適切な処理が重要です。溶連菌咽頭炎は，盛岡市，県央および中部地区で多くなっています。【盛岡市医師会（感染症対策委員会）】質問・相談先盛岡市医師会幼稚園保育園部会電話 625-5311 ﾌｧｯｸｽ 651-9822 【担当盛岡市役所子ども未来課管理係電話 651-4111（内線 2552）ﾌｧｯｸｽ 652-3424 】