感染症発生状況 平成 27 年1月7日 幼稚園・保育園・認可外保育施設の長 様 盛岡市保健福祉部子ども未来課長 平成26年12月22日(月)~12月26日(金)の定点における発生状況をお知らせします。 定点23園の対象人数(定員)は2,565名です。 この週の延べ欠席者数 656名 1日あたりの延べ欠席者数 164名(前々週の1日あたりの延べ欠席者数 171名) 欠席理由の主なもの(下記の人数は延べ人数です。 ) 症状では 熱(175名) ,咳(81名) ,体調不良(45名) ,鼻水(17名) 疾病ごと インフルエンザ(232名) ,感染性胃腸炎(24名),風邪(12名) インフルエンザは,12 月第1,第2週の2倍程度の流行です。 正月明けのインフルエンザの流行が,一山あると思われます。 胃腸炎,風邪は普段の1/2程度ですが,胃腸炎の流行は根強いです。 咽頭結膜熱が見られます。 【症状別の発生状況】 インフルエンザ 河北・河南地域で減少しましたが,都南・盛南地域で増加しました。 感染性胃腸炎 盛南地域で新たに発生,河北地域で微増しました。 風邪 少数ですがほぼ全地域で発生しています。 【県の状況(12/15~12/21)】 インフルエンザは,増加が続き,盛岡市および中部地区で警報値(定点あたり患者数 30 人)を超えたほか,6地区(県央,奥州,一関,大船渡,釜石,二戸)で注意報値(同 10 人)を超えました。今シーズンこれまでの年齢層別では,5~14 歳が約 60%を占め,学 校等閉鎖措置は 132 件(昨年同期6件)報告されています。また,高齢者施設での集団発 生も 10 件(昨年同期0件)報告されています。感染経路はくしゃみ,咳,会話等から発 生する飛沫による飛沫感染と,手指を介して感染する接触感染があります。予防には,飛 沫感染対策としての咳エチケット,接触感染対策としての手洗いが重要です。 感染性胃腸炎は,宮古地区で警報値(同 20 人)を超えました。この時期はノロウイル スによるものがほとんどで,主な症状は吐気,嘔吐,下痢,発熱等です。中部地区ではノ ロウイルスによる食中毒事例が発生しました。予防には,流水と石けんによる手洗いと患 者の汚物の適切な処理,食品の加熱(85℃以上で 1 分間以上)などが重要です。 RSウイルス感染症は,県央地区で急増したほか,盛岡市および中部地区で多くなって います。 【 盛岡市医師会(感染症対策委員会) 】 質問・相談先 盛岡市医師会幼稚園保育園部会 電話 625-5311 ファックス 651-9822 【 担当 盛岡市役所子ども未来課管理係 電話 651-4111(内線 2552)ファックス 652-3424 】
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