感染症発生状況 平成 27 年 10 月6日 幼稚園・保育園・認可外保育施設の長 様 盛岡市保健福祉部子ども未来課長 平成27年9月28日(月)~10月2日(金)の定点における発生状況をお知らせします。 定点23園の対象人数(定員)は2,565名です。 この週の延べ欠席者数 276名 1日あたりの延べ欠席者数 55名(前々週の1日あたりの延べ欠席者数 75名) 欠席理由の主なもの(下記の人数は延べ人数です。 ) 症状では 熱(111名) ,咳(35名),体調不良(23名),鼻水(13名) 疾病ごと 手足口病(欠席17名,登園4名) ,風邪(15名),気管支炎・肺炎(12名), 水痘(6名) 風邪,感染性胃腸炎は僅かに減少していますが,ご注意ください。 水痘,溶連菌感染症がみられ,マイコプラズマも少しみられます。 一方,夏の感染症の手足口病,トビヒも僅かながら続いています。 【症状別の発生状況】 手足口病 都南地域で増加。厨川,河北地域で減少しました。 風邪 厨川,盛南地域で新たに発生。全域で僅かながら流行中です。 気管支炎・肺炎 河南地域で増加しました。 水痘 盛南,河南地域で新たに発生しました。 【県の状況(9/21~9/27)】 手足口病は,中部および一関地区で警報値(定点あたり患者数5人)を超えています。 予防には,石けんと流水による手洗い,排泄物の適切な処理,タオルの共用を避けるなど, 感染予防対策が重要となります。 RSウイルス感染症は,県央地区で多い状況が続いています。乳幼児では,細気管支炎や肺 炎等を併発し,呼吸困難を引き起こすことがあるので,注意が必要です。予防には手洗いや 咳エチケットが重要です。 感染性胃腸炎は,例年,10月下旬から冬にかけて患者数が多くなるので,感染予防対策の 再確認が重要です。本症は多くの細菌,ウイルス,寄生虫が原因となりますが,ノロウイル スやロタウイルスが大部分を占めています。ノロウイルスではGⅡ17変異株が他県で検出 され,全国的な流行が懸念されるため,県内での発生の動向に注意が必要です。予防には, これまでどおり,石けんと流水による十分な手洗いと,患者の汚物の適切な処理が重要で す。 【 盛岡市医師会(感染症対策委員会) 】 質問・相談先 盛岡市医師会幼稚園保育園部会 電話 625-5311 ファックス 651-9822 【 担当 盛岡市役所子ども未来課管理係 電話 651-4111(内線 2583)ファックス 652-3424 】
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