理科(生物) 千葉大学 (前期) 1/2 <全体分析> 試験時間 2 / 2 参照 解答形式 記述・論述・記号選択・描図 理学部生物学科は6題,他学部・学科は4題選択。 分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化) 論述量は医学部では大幅に増加(480 字→740 字)し,理学部生物学科でもやや増加(860 字→980 字)した。 それ以外の学部学科でも論述量はやや増加した。難易度は学部ごとに多少異なるが,実験考察問題が減少 し,全体としては前年と同程度もしくはやや易化した。 出題の特徴 記述・論述が中心であり,ほぼ全問にわたって 20~120 字程度の論述が含まれ,50~100 字程度の論述が多 い。 その他トピックス 特になし。 <大問分析> 番号 出題形式 1 記述 論述 計算 2 記述 論述 出題分野 ・テーマ 遺伝 進化 範囲 コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 難易 度 生物 問4 p=(245+210÷2)÷(245+210+45)=0.7 q=1-p=1-0.7=0.3 標準 遺伝子 生物 問1 選択肢によるとプライマーが結合する部位は 下線部より外側に存在すると考える。 標準 選択 3 記述 論述 選択 細胞 ホルモン タンパク質 生物 生物基礎 問3 セカンドメッセンジャーを合成する酵素も細 標準 胞膜に存在する。これはアドレナリンが受容体 に結合した後にはたらき,熱に不安定である。 4 記述 論述 選択 生殖 発生 遺伝子 生物 問4 RNA 干渉は短い RNA が mRNA を切断する。 標準 5 記述 論述 感覚 神経 生物 問4 ウ・・・触点でもよい 標準 6 記述 論述 描図 個体群 生態系 生物 生物基礎 問3 森林の生産量が 0 になるのは温度 0℃になるよ りも前の落葉した時点と考えられる。 標準 ※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断し ています。 © 河合塾 2016 年 理科(生物) 千葉大学 (前期) 2/2 <学習対策> ・教科書レベルの知識を確実に身につけ,標準的な問題を解いておこう。 ・50 字~100 字程度の論述問題が多いので,短時間でまとめる練習をしておこう。 ・考察問題にも慣れておこう。 ・過去問,特にここ5年間の研究を十分にしておこう。 ・最近の生物学のトピックスにも注意しておこう。特に生物学科や園芸学部の選択問題では専門的な内容が出 題されることが多い。 <試験時間> 志望する学部・学科 試験時間 国際教養学部 志望者のうち生物を選択する者 90 分 教育学部 志望者のうち生物を選択する者 ※1 理学部 生物学科志望者 120 分 理学部 地球科学科志望者のうち生物を選択する者 90 分 医学部 志望者のうち生物を選択する者 2科目で 120 分 看護学部 志望者のうち生物を選択する者 60 分 工学部 志望者のうち生物を選択する者 ※2 園芸学部 志望者のうち生物を選択する者 60 分 ※1 60分:小学校教員養成課程-理科選修、中学校教員養成課程-情報教育分野 2科目で120分:中学校教員養成課程-理科教育分野 ※2 60分:デザイン学科 2科目で120分:メディカルシステム工学科 注)2科目で120分の場合、1科目60分相当の問題が出題。 注)学部ごとに解答する問題番号は「問題」をご確認ください。 © 河合塾 2016 年
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