健康づくり啓発広報紙 第 号 平成28年2月24日発行(年 2回発行) 編集発行/台東区健康部健康課 ∼ 健 康たいとう21ニュース ∼ 1頁 健康長寿をささえる歯とお口の健康 主 な 内 容 3頁 〒110−8615 台東区東上野4−5−6 TEL 5246−1178 FAX 5246−1059 2頁 生きることを支援するために 気づく・つなぐ・そして支え合う 食 から健康を支えたい!「たいとう栄養士会」活動中です/ノロウイルスによる食中毒・感染症を予防しましょう! 4頁 高齢者の健康づくりを応援します!/お持ちですか?かかりつけのお医者さん、歯医者さん、薬剤師さん 健康長寿をささえる歯とお口の健康 歯と口の健康は、栄養を摂ることだけでなく全身の健康状態に大きく影響しま す。また、食事や会話を楽しむことは、からだやこころの健康と深いつながりが あります。生涯自分の歯で食べられるよう歯やお口の健康を保ち、健康長寿を目 指しましょう。 歯とお口の健康を保ち 健康長寿に!! 台東区の8020 (ハチマルニイマル)の現状 よく噛んで食べるといい効果がたくさん 8020運動とは、 「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動。 成人が持っている28∼32本の 台東区の8020達成者 永久歯のうち、20本以上の歯が あれば、ほとんどのものをしっか り噛んで食べられることがわかっ ています。台東区の8020達成者 は年々増加し、平成24年度には、 平成14年度 平成19年度 平成24年度 43.2%となっています。 区民意識調査より ひ み こ の 歯 が いー ぜ 肥満予防 味覚の発達 言葉の発音がはっきり よく噛むと唾液がた 脳の発達 くさん出ます。唾液 歯の病気を防ぐ は最強のデンタルリ がん予防 ンスです。 胃腸の働きを促進 全身の体力向上と全力投球 財団法人 8020推進財団より 歯を失う一番の原因は歯周病!!! 歯を失う主な原因はむし歯と歯周病です。 特に歯周病は自覚症状が乏しいため、気づいたころに はかなり進行していて歯を保てない状態ということも少 なくありません。そのため、歯周病予防は歯を失わない ための最も重要なポイントです。 歯周病予防大作戦 歯周病は全身の病気と関わっています! 歯周病菌がからだのさまざまな病気に影響しているこ とがわかってきました。 歯周病の原因は歯垢の中 の細菌です。 予防には 丁寧な正しい 歯みがきが基 本です。 デンタルフロスや歯間ブ ラシも有効です。 歯周病とは? し こう 歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が、歯肉に炎症を起 こしたり、歯を支えている歯槽骨を溶かしてしまう病気 です。放っておくとやがて歯がぐらついて抜けてしまう こともあります。歯垢は歯の表面につく白いネバネバし た物質で、細菌の塊です。とくに、歯周ポケットと言わ れる歯と歯肉の伱間に歯垢がたまりやすく、細菌が繁殖 することで起こります。不適切な歯みがきや不規則な食 生活などが歯垢の増える原因になります。 かかりつけ歯科医で 定期的な口腔ケア 歯周病セルフチェック □ □ □ □ □ □ 歯肉が赤く腫れている。 口臭が気になる。 歯肉がやせてきた。 歯と歯の間にものがつまりやすい。 歯を磨くと出血することがある。 指でさわってみて、 少しグラつく歯がある。 ※老化や脳血管障害の後遺症などで、飲み込む力や咳をする 力が弱くなり口の中の細菌や食べかすなどが誤って気管に 入って起きる肺炎 歯周病は生活習慣病です。 全身の健康状態や生活習慣と深く関係しています。 タバコは一番の危険因子ですが、ス トレスや糖尿病にも注意が必要です。 お知らせ あてはまるものがあると 歯周病になっているかも!? 歯医者さんで みてもらいましょう。 お問合せ:台東保健所 保健サービス課 歯科衛生担当 3847−9449 今年度30・35・40∼55・60・65・70・75歳にな られる方に、歯科基本健康診査受診票をお送りして います。受診票に有効期限を設けておりますが、 「平成28年3月31日」まで受診していただけます。 歯と口の健康を守るため、忘れずに受診しましょう。 お問合せ:台東保健所 保健サービス課 母子成人保健担当 3847−9481
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