リハビリテーションにおける片麻痺の機能回復測定装置の開発

ブース
テーマ リハビリテーションにおける片麻痺の機能回復測定装置の開発
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番 号
問 合 せ 先 株式会社システムフレンド 代表取締役 岡本 敏秀
Tel 082-943-9530 Fax 082-943-9531
E-mail [email protected]
【第二種医療機器製造販売業許可番号】34B2X10008
【概 要】
身体の骨格情報を読み取ることのできる「Kinect(キネクト)for Windows センサー」によるアプ
リケーション開発技術を応用し、リハビリテーションにおける片麻痺の機能回復測定装置を開発。
「リハビリテーションにおける片麻痺の機能回復測定装置」のイメージ図
現状のリハビリによる回復度合の測定は医師やスタッフの
目視による確認がほとんどであり、回復の判定は主観要素も
多々含まれているのが現状である。
このような中、患者に新たな負担なく、リハビリによる効果
を客観的に数値化し、映像化できるこれまでにない新たな測定
プログラムを開発し医療現場に導入することで、リハビリテー
ションの質を向上させることができる。また、医療機関側の測
定にかかる人手や時間を削減できる効果も発生する。
【新規性・独自性】
測定装置を導入することで得られるメリット
■センサーにより、客観的にリハビリ度合いが数値で定量的に把握できる。
■患者が視覚で(モニターにより)かつ、数値で自分の回復度合いがわかり、リハビリへの取
り組みに対する向上心を上げることができる。また、過去のデータと現在のデータを映像と
数値で比較することも可能になる。蓄積されたデータを分析することでリハビリの質の向上
と回復スピードの向上を図ることができる。
また、患者やその家族に対して回復度合のエビデンスを明確に示すことができる。
■患者がセンサーの前に座って体を動かすだけで関節の動きが数値化されるため測定にかか
る人手や時間が短縮される。
【将来的なビジョン】
現状の病医院でのリハビリだけではなく、患者の自宅やケアセンターでも片麻痺機能テストを行え
るようにし、その計測データをクラウドで病院側と情報共有をしていく仕組み作りを最終的に考えて
いる。
研究進度
共同研究等
の 意 向
□アイディア段階 □基礎研究段階 □応用実用化研究段階
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■試作・実証試験段階