ブース 22 テーマ 医療機器対応 3D スキャナー「VOXELAN」 番 号 問 合 せ 先 株式会社イーアールディー 東京事業部 山本 浩隆 TEL:044-819-2328 FAX:044-819-2171 E-mail:[email protected] 【概 要】 現代の医療において,X 線レントゲンや CT,超音波などの画像機器は,画像診断や画像誘導には 必要不可欠なものとなっています。弊社では,新たな画像機器として被曝を伴わず画像診断や画像誘 導に利用できる,3D スキャナー「VOXELAN(ボクセラン)」を開発しておりますので,ここで紹介 させて頂きます。 VOXELAN は,スリット状のレーザー光をスキャンして体表面の 3D 形状を取得する装置で,被 曝を伴わず画像を取得することができ,現在は医療機器の承認を得たものとして,形成,整形,歯科 で利用されている「VOXELAN HEV-300M」と放射線治療での患者の体位を合わせたり,治療 中の動きを確認するために利用されている「VOXELAN HEV-600M」を製造しています。 その他に VOXELAN の技術を応用して,人体解剖学に基づいた寸法計測やシワやキメ,指紋など の微細な形状を計測することも可能です。以下に VOXELAN 画像の解析例を示します。 顔面形状の比較解析例 体位の位置ずれ解析例 キメ解析例 【新規性・独自性】 放射線を利用せずに人体の立体形状を取得するため,被曝を伴わない医療機器になります。 また,独自のスキャナー技術によって外乱光の影響を受けにくいため,多くの 3D スキャナーが外 乱光を遮るために室内を暗くする必要があるのに対して,VOXELAN は通常の蛍光灯化で画像を取 得できるメリットがあります。また,出力の弱いレーザーを使用して,更に人体を計測する場合には, 機器との距離を離して利用するために,目視できないくらいの弱いレーザー光を照射するため,人体 への影響を考慮する必要がないことも特徴の一つです。 【事業化・用途】 医療機器としての事業化は行っていますので,応用範囲の拡大を考えています。 また,VOXELAN HEV-300M は先進医療に採用されています。 現在の用途は以下の通りです。 ・放射線治療における体位の位置合わせ,確認,治療計画シミュレーション ・形成外科における治療計画および診断 ・歯科における矯正の診断 今後は,保険適用分野への用途開発を検討しています。 研 究 進 度 □アイディア段階 □基礎研究段階 ■応用実用化研究段階 ■試作・実証試験段階 共同研究等 の 意 向 48
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