金属の精密加工及び鏡面仕上げ技術の医療器械への適用

ブース
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テーマ 金属の精密加工及び鏡面仕上げ技術の医療器械への適用
番 号
問 合 せ 先 株式会社ハマダ
Tel 082-281-6341 Fax 082-285-0531
E-mail [email protected]
【概 要】
自社は自動車部品の金属加工を行ってきた経緯があり、その中でも球面加工を得意としてきた。数年前より人
工股関節部品の部材供給を始め、今年度、製造業(クラスⅠ)と第二種製販業免許を取得、自社医療機器の製
造に着手する。今回は自社製品「HAMADAスターターラスプ」と医療従事者である某大学教授よりシーズ提供を
受けた腹腔鏡手術医療器具、巾着縫合用器具の改良型である「自動タバコ縫合器」の開発途上品を紹介する。
【新規性・独自性】
・商品化済みの「HAMADA スターターラスプ」は人工股関節手術に使用される器具の改良版である。
・タバコ縫合器は、腹腔鏡用に開発されたものが、縫合部・挿入部・把持部で構成され、腹腔内で組立てられ使
用されている。そのため、手術中の患者の腹腔内でドクターによる組立作業が発生、組立方法も事前に習得する
必要があるため、操作の難易度が高く、手術時間も長くなっていた。自社の「自動タバコ縫合器」は縫合部と挿入
部、把持部を一体とした縫合器を考案。把持部に特殊機構を設け、先端の縫合部に可動ジョイント部を設けたこと
で、把持部からの操作で縫合部を腹腔内で自在に可動させドクターの縫合しやすい角度に調節できる。更に、縫
合針を自動タバコ縫合器に内蔵できる機能を付加している。
【事業化・用途】
「自動タバコ縫合器」
研究進度
共同研究等
の 意 向
□アイディア段階 □基礎研究段階
「HAMADAスターターラスプ」
□応用実用化研究段階
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■試作・実証試験段階