疼痛緩和用半導体レーザ治療器及び歯科用半導体レーザー

ブース
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テーマ 疼痛緩和用半導体レーザ治療器及び歯科用半導体レーザ
番 号
問 合 せ 先 株式会社ユニタック メディカル事業部
広島県尾道市美ノ郷町本郷字新本郷 1 番 60 号
Tel: 0848-40-0390 Fax: 0848-40-0391 E-mail: [email protected]
疼痛緩和用半導体レーザ治療器
【概 要】
疼痛緩和治療の現場においてはレーザ治療器、近赤外線治療器、キセノン光線治療器などの医療機
器が用いられる。特に低出力レーザによる治療は治療中の痛みや熱さがなく低侵襲で高い治療効果を
発揮する治療法として注目されているが、一部の既承認品の販売中止等の市場環境の変化により国内
では高性能のレーザ治療器の入手が困難な状況になっている。そこで弊社は既に保有していた産業用
レーザ技術を用いて高性能なレーザ治療器を開発し薬事承認を取得後、販売を開始した。
【特徴】
レーザ光を深部まで届けるために水・ヘモグロビン・メラニンの吸収が少なく最も生体透過性に優
れた波長である 830nm を選択した。
最大出力 10Wのパワーで深い患部まで光を伝達することが可能になった。また熱の発生を抑える
ためパルス幅 20ms でのパルス照射を行うことで、治療効果を高めながら安全な治療を可能にした。
高性能なレーザ治療器でありながら重量 4kg、横幅 18cm 奥行 23cm と小型軽量化を達成した。
歯科用半導体レーザ治療器
【概 要】
現在歯科領域におけるレーザ治療器の市場では炭酸ガスレーザ、Er:YAG レーザ等の固体レーザが
主流であるが、固体レーザはレーザ媒質、励起源、光共振器から構成されるレーザ発振器が必要とな
るためサイズが大きく、大電力を必要とし高価な治療器となっている。このためレーザ治療器の小
型・低価格・省電力化が求められている。そこで弊社では安価で高性能な半導体レーザ治療器の開発
を進めている。
【特徴】
最大出力 7W(リピートモード時)の高出力を実現し、止血、切開、凝固、
蒸散に高い効果を発揮する。
レーザプローブはファイバ径 200μm、400μm、600μm があるため用
途に応じて使い分けが可能となる。
研究進度
共同研究等
の 意 向
□アイディア段階 □基礎研究段階 □応用実用化研究段階
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■試作・実証試験段階