大起産業株式週報(日経225) Daiki Stock Weekly Report 2015/01/26(月) TEL:052-201-6311(代表) [email protected] 大起産業株式会社 情報調査室 室長 小菅 努 【日経225】 投資家マインドの動揺が収束に向かうか? 日経225 直近1週間のレンジ 16,911-17,532円 今後1週間の予想レンジ 17,000-18,000円 日経平均株価は、1万7,000円台前半で底固い展開に なっている。引き続き、世界経済・金融市場の先行き 不透明感は強く、積極的にリスクを取りにいくような 動きは見られない。原油相場の軟調地合が続く一方、 ギリシャ政局リスクについても警戒感が強い。ただ、 調整局面が年初からだけでも1ヶ月近くにわたって継 続する中、改めて買いポジションを構築する動きも広 がりつつあり、1万6,500~1万7,000円のレンジでボト ム確認を打診している。 今後3ヶ月の予想レンジ 15,000-18,500円 << 日経225 日足>> 18,500 18,000 17,500 17,000 16,500 16,000 依然として不安定な投資環境が続いているが、ギリ シャ総選挙で急伸左派勢力が勝利しても株安圧力が限 定されるなど、市場は徐々にではあるが冷静さを取り 戻しつつある。依然として瞬間的な売り圧力が観測さ れているが、積極的に株価崩壊を目指すような動きが 弱まる中、徐々にではあるが押し目を確認した可能性 が高くなっている。このまま投資家のリスク許容度が 高まれば、ファンダメンタルズにも基づかない調整局 面は絶好の買い場となる。まだ買い遅れのリスクが警 戒されるようなステージには到達していないが、今週 から国内企業決算発表も本格化することになり、好業 績銘柄を中心に安値是正の動きが強まり易くなろう。 1月27~28日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開 催されるが、特に利上げ着手を急ぐような内容になる 可能性は低い。マーケットに対してはフレンドリーな 内容の声明が想定され、株高要因になっても株安要因 になるリスクは限定されよう。突発的なリスクオフの 動きが見られないのであれば、改めて1万8,000円の節 目を試す展開が想定できる。 テクニカルでは、一目均衡表の基準線(1万7,253円) を無礼駆使、調整一巡を確認。このまま雲上限(1万 7,453円)を完全にブレイクできれば、1万8,000円台 回復を試す流れになる。支持線は1万7,000円、雲下限 1万6,279円。サイコロジカルは、前週の7勝5敗から変 わらず。14日RSIは53.59。 15,500 15,000 14,500 14,000 14/07 14/08 14/09 14/10 14/11 14/12 15/01 << 日本10年債利回り>> 0.650 0.600 0.550 0.500 0.450 0.400 0.350 0.300 0.250 0.200 0.150 14/07 14/08 14/09 14/10 14/11 14/12 15/01 本レポートは投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。弊社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づき 作成したものですが、情報の正確性、安全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、投資家ご自身の判断 で行うようお願い申し上げます。注意事項の詳細については、最終項をご参照下さい。 ‐1‐ 大起産業株式週報 (注意事項/お問い合わせ先) Daiki Stock Weekly Report 2015/01/26(月) 大起産業株式会社 情報調査室 室長 小菅 努 TEL:052-201-6311(代表) [email protected] 免責事項 ※本レポートは投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。弊社が信頼できると判断し た情報源からの情報に基づき作成したものですが、情報の正確性、安全性を保証するものではあり ません。投資に関する最終決定は、投資家ご自身の判断で行うようお願い申し上げます。※本レ ポートは、執筆者の見解に基づき作成されたものであり、弊社の統一された見解ではありません。 ※本レポートを使用することに生ずるいかなる種類の損失についても、筆者及び弊社は責任を負い ません。※弊社の都合で、本レポートの全部または一部を予告なしに変更することがありますので、 予めご了承ください。 「取引所株価指数証拠金取引」のリスク等に関する開示事項 【仲介業者】大起産業株式会社 金融商品仲介業者 東海財務局長(金仲)第149号 【取引所参加者】カネツFX証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第282号 ※取引所株価指数証拠金取引(くりっく株365)は、株価指数レートや金利相当額および配当相当額 の変動に伴い差損が生じる場合があり、元本や収益が保証されるものではありません。建玉を維持 するために追加で証拠金を差し入れる必要が生じる場合があります。※取引所株価指数証拠金取引 は、取引の額が預託された証拠金に比して大きくなるため、差入証拠金以上の損失が生じる場合が あります。お取引にあたっては、レバレッジ(てこ)リスクに十分留意され、余裕のあるお取引を 心がけていただきますようお願いいたします。※委託手数料はお客様の選択されたコースによって 異なります。<総合コース>1枚当たり片道2,160円(税込み、うち媒介手数料1,512円)<インター ネットコース>1枚当たり片道432円(税込み、うち媒介手数料216円)。※注文を発注するために必 要な証拠金額、及び、ポジションを維持するために必要な証拠金額は対象株価指数によって異なり、 1取引単位当たり、40,000円から150,000円です。※「くりっく株365」は、株式会社東京金融取引所 の登録商標です。 【注】証拠金、手数料等の額は、2014年7月1日現在のデータです。 編集・発行 【会社名】 【所在地】 【URL】 【電話】 大起産業株式会社 (Daiki Sangyo Co., Ltd.) 金融商品仲介業者 東海財務局長(金仲)第149号 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-2-13(名古屋センタービル7階) http://www.daikiweb.co.jp TEL:052-201-6311(代表) FAX:052-220-1593 【執筆担当】 大起産業株式会社 情報調査室 室長 小菅 努(こすげ・つとむ) E-mail [email protected] Blog http://blog.livedoor.jp/commodity_analyst/ 本レポートは投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。弊社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づき 作成したものですが、情報の正確性、安全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、投資家ご自身の判断 で行うようお願い申し上げます。注意事項の詳細については、最終項をご参照下さい。 ‐2 ‐
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