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大起産業FX週報 (豪ドル/円)
Daiki FX Weekly Report
2015/02/25(水)
TEL:052-201-6311(代表)
[email protected]
大起産業株式会社 情報調査室 室長 小菅 努
【豪ドル】 RBAの利下げ消化で、手掛かりに乏しい相場環境に
豪ドル/円
直近1週間のレンジ
92.17-93.53円
今後1週間の予想レンジ
91.75-94.25円
豪ドル/円相場は、1豪ドル=92~93円水準で底固い展
開に。特に積極的に豪ドルを買い進むような材料は見
当たらないが、対米ドルでの豪ドル安が一服している
一方、ドル/円が底堅く推移する中、豪ドル/円も堅調
地合に。積極的に上値を試すような勢いは見られない
が、改めて売り込むような動きもみられず、方向性に
乏しい展開が続いている。
今後3ヶ月の予想レンジ
88.00-96.00円
注目イベント
【オーストラリア】
02/26(木)第4四半期民間設備投資
03/02(月)2月Aig製造業指数
03/02(月)1月新築住宅販売
03/03(火)第4四半期経常収支
03/03(火)1月住宅建設許可件数
03/03(火)豪中銀政策決定会合
3月までは特に注目度の高い指標などの発表はなく、
手掛かりに乏しい相場展開が続く見通し。オーストラ
リア準備銀行(豪中央銀行)は今月の理事会で利下げ
に踏み切ったが、議事録では3月まで利下げを待つ選
択肢もあったことが確認されており、直ちに追加緩和
が議論される状況にはない。3月3日の政策会合では特
に政策スタンスの修正は想定されておらず、手掛かり
に乏しい相場環境が続く可能性が高い。日本郵政が豪
トール社の買収を決定したことは豪ドルに対するサ
ポート要因になるが、これのみで豪ドル/円相場が継
続的な上昇トレンドに発展するような規模の買収案件
ではない。中国の製造業・非製造業指標などを確認し
ながらの、不安定な相場展開が続き易い。
【 日本 】
02/27(金)1月失業率
02/27(金)1月鉱工業生産
02/27(金)1月小売売上高
<< 豪ドル/円 日足 >>
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この結果、引き続き豪ドルよりも円サイドの動向が注
目された地合が続く見通し。ただ、イエレン米連邦準
備制度理事会(FRB)議長は2月24日の議会証言で利上
げ時期をマーケットが特定する動きを強く牽制し、利
上げ着手の時期を積極的に織り込むことが困難な地合
になっている。ドル/円は底固いものの急騰する可能
性は低く、豪ドル/円の反発力は限定されよう。ただ、
引き続き豪ドル売りであれば対米ドルの方に安心感が
強い。
テクニカルでは、一目均衡表の基準線(93.24円)に
上値を抑えられており、同水準をブレイクすると雲下
限(96.14円)まで上昇余地が拡大。一方、支持線は
92.56円、90.00円と続く。サイコロジカルは、前週の
7勝5敗から6勝6敗に。14日RSIは48.24。
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本レポートは投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。弊社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づき
作成したものですが、情報の正確性、安全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、投資家ご自身の判断
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大起産業FX週報 (注意事項/お問い合わせ先)
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