大田原市農業再生協議会水田フル活用ビジョン 1

大田原市農業再生協議会水田フル活用ビジョン
1
地域の作物作付の現状、地域が抱える課題
当地域は、栃木県の北東部に位置し、地域全体の 29%を耕地面積が占めている。全
耕地面積に占める水田の割合は 92%で、平坦な農地の多い那珂川の西部地域では土地
利用型農業が中心となっており、中山間地域に位置する東部地域では水稲単作の農業経
営となっている。また、一戸あたりの耕地面積は 2.33ha と県平均や全国平均を上回っ
ており、県内でも有数の良質米の産地となっている。
他方、農業者の高齢化や後継者不足が進んでおり、耕作放棄地の増加が懸念される。
2
作物ごとの取組方針
多様な地域の特性を生かし、基幹産業としての農業振興を図るため、耕種・園芸・畜
産のバランスのとれた産地化を推進すると共に地域や農業者が一体となり、実需者ニー
ズに即した生産、流通の取組推進を図る。
(1)主食用米
生産技術の安定した「コシヒカリ」を主体としつつ、「なすひかり」の生産拡大を
推進する。また、高付加価値商品である有機栽培米の生産拡大及び高品質化を図り、
実需者の多様なニーズに対応できる生産体制を確立する。
(2)非主食用米
安定した農業経営を維持するため、多収性品種の飼料用米の作付拡大を図り、3 年
後には現行の倍増を目指す。また、那須地域は全国有数の畜産地帯であることから、
飼料用米の地産地消を推進する。
(3)麦、大豆
生産農家の高齢化、後継者不足及び連作障害等により麦・大豆の作付面積は減少傾
向にあり、品質にもばらつきが見られるため、機械、施設の共同利用、及びブロック
ローテーションを推進し、連作障害の防止や生産効率の向上を図る。
(4)そば、なたね、雑穀
地域の実需者との契約に基づき、現行(67ha)の栽培面積を維持する。そばは年
度ごとに生産量の変動が大きいため、当地域に合った品種の選定、及び栽培技術の
確立を目指す。
(5)野菜、花卉
野菜・花卉等の特産物の生産農家に産地交付金で支援することで現行面積を維持
する。
(6)不作付地の解消
現行の不作付地(335ha)について、5 年間で約 25%(約 85ha)の農地に、景観形
成作物・飼料作物・飼料用米・野菜等の作付を図るとともに、担い手への農地集積を
一層推進することで不作付地の解消を図る。
3
作物ごとの作付予定面積
作物
平成 25 年度の作付面積
平成 26 年度の作付予定面積
平成 28 年度の目標作付面積
(ha)
(ha)
(ha)
主食用米
6,335
6,164
6,064
加工用米
282
279
276
備蓄米
299
302
305
米粉用米
-
-
-
飼料用米
148
192
288
WCS用稲
224
222
219
1,024
1,075
1,182
大豆
323
339
373
飼料作物
582
576
570
67
67
67
なたね
-
-
-
雑穀
-
-
-
花卉
21
21
21
646
646
646
野菜類
541
541
541
果樹類
93
93
93
地力増進作物等
12
12
12
麦
そば
その他地域振興作物
・
4
平成 28 年度に向けた取組及び目標
取組
対象作物
番号
取組
分類
※
指標
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 28 年度
(現状値)
(予定)
(目標値)
※「分類」欄については、要綱(別紙 10)の2(5)のア、イ、ウのいずれに該当するか記入して下さい。
(複数該当する場合には、ア、イ、ウのうち主たる取組の記号をいずれか 1 つ記入して下さい。)
ア
農業・農村の所得増加につながる作物生産の取組
イ
生産性向上等、低コスト化に取り組む作物生産の取組
ウ
地域特産品など、ニーズの高い産品の産地化を図るための取組を行いながら付加価値の高い作物
を生産する取組
5
産地交付金の活用方法の明細
別紙のとおり