日光市農業再生協議会水田フル活用ビジョン 1 地域

日光市農業再生協議会水田フル活用ビジョン
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地域の作物作付の現状、地域が抱える課題
当該地域は、関東平野の北西部に位置し、全耕地面積に占める水田の割合が、80%
で基盤整備率が33.9%の段階であり、土地利用型農業の生産性向上等をより一層進
めていく必要がある。
一方、農家の高齢化が進んでおり、農家戸数の減少がみられる。また、麦・大豆につ
いては、飼料用米への転換により作付が減少しており、併せて湿害等による単収低下や
病害虫の多発により品質低下の年もみられる。また、山沿いでは、獣害が甚大である。
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作物ごとの取組方針
(1)主食用米
生産数量目標に沿った作付面積を確保する。需要に応じた米づくりが可能となるよう
に、国が整備する主体的な経営判断や販売戦略ができる環境を生産者に提供するととも
に、集荷業者等についても、栃木県と連動して推奨品種の「なすひかり」「とちぎの星」
の生産拡大に向けて取り組むよう促す。
(2)非主食用米
集荷業者等が設定する需要に応じた生産数量を確保する。飼料用米は、主食用米の転
作として奨励し、作付面積を拡大する。拡大分の需要先については、地産地消を目指し、
市内畜産業者における消費の働きかけを行う。
備蓄米・加工用米は、集荷業者等が設定する需要に応じた生産量を確保する。
(3)麦、大豆
大豆は、生産性の高い優良品種「里のほほえみ」への転換を図り、湿害を回避するための
排水対策の実施、機械の導入による省力化・機械化体系の構築、団地化などを推進する。
麦は、製パン適性に優れた品種として、県推奨品種「ゆめかおり」の地産地消の需要
喚起を行い、作付面積の拡大につなげていく。既存の小麦・大麦についても実需が求め
る品質基準を達成できるように、適正な排水対策、土づくり、肥培管理を奨励する。
(4)そば、なたね
地産地消を推進し、地元の需要を高め、作付面積の拡大につなげる。また、実需者の
求める品質に沿うものを生産するために、農産物検査の受検を勧奨し、品質の良いもの
を市場に提供できるようにする。
(5)野菜
コスト削減や消費動向の多様性に対応するなど、生産性を高め、販売野菜の作付面積
を増やしていく。
(6)花き
環境負荷低減、低コスト・多収生産に取り組む一方で、日持ち性の向上や差別化・ブ
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ランド化による高付加価値化を推進する。
(7)不作付地の解消
農地中間管理機構を利用するなど農地集積を進めながら、不作付地の解消を図る。
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作物ごとの作付予定面積
作物
平成 25 年度の作付面積
平成 26 年度の作付予定面積
平成 28 年度の目標作付面積
(ha)
(ha)
(ha)
主食用米
2,656.35
2,600
2,500
加工用米
65.95
47
50
備蓄米
47.67
75
75
米粉用米
0
0
0
飼料用米
96.77
110
140
WCS用稲
31.79
43
50
1.81
3
8
大豆
94.80
110
130
飼料作物
89.99
85
95
227.18
230
250
0
0
0
303.41
305
310
野菜
259.19
261
265
花き
17.58
19
20
麦
そば
なたね
その他地域振興作物
・
・
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平成 28 年度に向けた取組及び目標
取組
対象作物
番号
取組
分類
※
指標
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 28 年度
(現状値)
(予定)
(目標値)
※「分類」欄については、要綱(別紙 10)の2(5)のア、イ、ウのいずれに該当するか記入して下さい。
(複数該当する場合には、ア、イ、ウのうち主たる取組の記号をいずれか 1 つ記入して下さい。
)
ア
農業・農村の所得増加につながる作物生産の取組
イ
生産性向上等、低コスト化に取り組む作物生産の取組
ウ
地域特産品など、ニーズの高い産品の産地化を図るための取組を行いながら付加価値の高い作物
を生産する取組
2
5
産地交付金の活用方法の明細
別紙のとおり
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