塩谷町農業再生協議会水田フル活用ビジョン 1 地域

塩谷町農業再生協議会水田フル活用ビジョン
1
地域の作物作付の現状、地域が抱える課題
塩谷町は、栃木県北部に位置しており、総面積は17,599haになります。その
内耕地面積は2,770haで水田面積は2,440haであり耕地面積の88%が水
田となっております。
水田面積のうち1,784haにおいて水稲作付をしその内訳は、主食用米1,44
0ha、加工用米79ha、備蓄米176ha、米粉用米15ha、飼料用米8ha、
WCS用稲66ha、となっておりまして73%の耕地で稲を植えております。
(H25
作付面積)
米の消費量が減っている中での作付過剰の状態をどう解消していくかが問題で新規需
要米への生産誘導が必須であります。
また、麦類126ha、大豆110ha、飼料作物78ha、そば34haを作付け
しておりまして、麦・大豆に関しては、年々新規需要米に押され作付面積が減少してお
ります。現在の生産者の中でも新規需要米へシフトを考えている生産者もおり、益々減
少するものと考えられます。
現在(H26.3月)認定農業者数は113名、その内耕種関係農業者は58名で5
1%を占めております。集落営農組織は4組織、農業法人が2組織あり、農地集積の中
心であります。また5ha以上の農家は62戸あり、その内30ha以上の農家は6戸
と大規模農家が増えております。人・農地プラン等で農地集積円滑化事業にのってH2
3に20.9ha、H24に36.4ha、H25に26.2haの集積が行われ、担
い手の経営面積の増加につながっております。
2
作物ごとの取組方針
(1) 主食用米
塩谷町は鬼怒川の清流と高原山麓の豊富な伏流水に恵まれており、この豊かな水を最大限
に活用し、需要動向を的確に捉えた米作りを推進する。
また「なすひかり」の種採取圃場としてある当町で「なすひかり」のブランド化 に向 け、作 付
拡 大 普 及 推 進 を積 極 的 に行 う。
そのためには、生 産 集 団 などの「担 い手 」の育 成 を進 め、農 地 利 用 集 積 や作 業 委
託 による効 率 化 ・生 産 コストの引 き下 げを図 る。また、地 域 の特 色 を生 かし、減 農 薬 ・
減 化 学 肥 料 、有 機 栽 培 などの様 々なニーズに応 えられる米 づくりを展 開 する。
(2)非主食用米
飼料用米・・主食用米から転作作物に転換しやすく作付希望は多い。また、畜産農家と
の耕畜連携(わら利用)も増えています。実需者の意見を取り入れながら
多収性品種の導入を視野に入れた推進を図る。
JA出荷だけでなく地元養鶏農家と契約し地産地消の飼料用米生産を推進
する。
加工用米・・方針作成者と実需者が複数年契約を交わし安定的な数量を確保する。
備蓄米・・・政府備蓄米の円滑な確保に向け生産を推進する。
(3)麦、大豆
非主食用米に押され作付は減少傾向だが、小麦については「さとのそら」、大豆について
は「里のほほえみ」といった新品種が導入され、今後、単収及び品質向上が期待される。
生産技術の対策を図り、生産コストの低減および品質管理体制の構築を図る。
(4)そば、なたね
地域の実需者との契約や、直売所等へ出荷に向けた生産拡大を図る。
(5)野菜
農協の生産部会はトマト、ニラ等が中心であり振興品目として拡大する。また、ふれあ
いの里しおや、湧水の郷しおや等直売所において様々な野菜が出荷されており売上げを
伸ばしている。
(6)キク等
JA系統販売で体制が整備されており、安定的な周年出荷体制を確立し、産地の維持拡
大を図る。
(7)しめ縄
町の特産品であり、農産物加工品として需要が定着していることから、今後も良質の青
わらを確保するため、生産の振興を図る。
(8)不作付地の解消
・調整水田等に関しては飼料用米等の作付を推進する。保全管理などは野菜等を直売所
等に出荷をするよう促す。耕作放棄地は農業委員会と相談しながら作付の推進や可能で
あれば農地転換を推進する。
3
作物ごとの作付予定面積
作物
平成 25 年度の作付面積
平成 26 年度の作付予定面積
平成 28 年度の目標作付面積
(ha)
(ha)
(ha)
主食用米
1443
1400
1300
加工用米
79
80
80
176
164
170
米粉用米
15
20
20
飼料用米
8
60
80
66
70
70
麦
126
110
110
大豆
110
100
100
飼料作物
78
80
80
そば
34
35
35
備蓄米
WCS用稲
なたね
その他地域振興作物
・野菜等
33
33
34
・花き・花木
24
24
24
6
6
6
・しめ縄
・
4
平成 28 年度に向けた取組及び目標
取組
対象作物
番号
取組
分類
※
指標
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 28 年度
(現状値)
(予定)
(目標値)
※「分類」欄については、要綱(別紙 10)の2(5)のア、イ、ウのいずれに該当するか記入して下さい。
(複数該当する場合には、ア、イ、ウのうち主たる取組の記号をいずれか 1 つ記入して下さい。)
ア
農業・農村の所得増加につながる作物生産の取組
イ
生産性向上等、低コスト化に取り組む作物生産の取組
ウ
地域特産品など、ニーズの高い産品の産地化を図るための取組を行いながら付加価値の高い作物
を生産する取組
5
産地交付金の活用方法の明細
別紙のとおり