2015 年度 慶應義塾大学 看護医療学部 (英語) 全体概況 試験時間 大問数・解答数 難易度の変化(対昨年) 大問数: ○ 難化 7題 ● やや難化 解答数: ○ 変化なし 問題の分量(対昨年) ○ 多い ● 変化なし 出題分野の変化 ○ あり ● なし 出題形式の変化 ○ あり ● なし 新傾向の問題 ○ あり ● なし 90 分 50問 ○ やや易化 ○ 易化 ○ 少ない 総評 大問構成、解答数、問題の分量共に昨年と同様であったが、大問ⅥとⅦの難易度が若干上がったため、 全体としての難易度は「やや難化」としている。 大問Ⅵは、読解問題の内容の抽象度が高く、英文和訳問題もやや難しかった。大問Ⅶは、ここ 3 年は 身近で具体的なテーマについて論じる問題が出題されていたが、今年は「未来の世代のために、世界を より安全にするために何ができるか」という抽象的かつ社会的なテーマになっており、苦戦を強いられ た受験生も多かったと推測される。 合格のカギとなるのは時間配分である。90 分で大問を 7 つ処理しなければならないため、知識問題で ある大問ⅠとⅡをいかにスピーディに解答するかが重要である。また、問題文全体で多くの分量を占め る文・段落整序問題は、普段から文と文、段落と段落の論理関係に着目する読解法を見に付けておくこ とが必要である。 その上で、自由英作文の練習をできるだけ早い時期から始めておくことも必要になるだろう。前述の 通り、今年は出題内容が若干変化しているため、日頃から様々なタイプの問題に数多く当たることが不 可欠である。 Copyright (C) 2015 Johnan Prep School
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