国際投信投資顧問 経済調査部 向吉 国際投信投資顧問 : http://www.kokusai-am.co.jp 週刊マーケット展望: /4 / 21 週刊マーケット展望: 2008 2008/ 4/ 21 今週の焦点は、①米国は22日の中古住宅販売、24日の耐久財受注と新築住宅販売、②日本は23日の貿易統計、25日の消 費者物価指数、③ユーロ圏は23日のユーロ圏製造業・サービス業PMI、24日の独ifo景況感指数です。米金融機関の1-3月期 決算を受け過度な不安は後退していますが、金融・経済の正常化の鍵を握る米住宅市場の調整深刻化が懸念要因です。 (DAX、ポイント) 10,000 9,000 日米独の株価指数 (日経平均、円) (NYダウ、ドル) 25,000 注) ダウ・ジョーンズ工業株価平均に係る版権、登録商標 およびこれに係る全ての知的所有権は、ダウ・ジョーンズ社に帰属します。 ダウ・ジョーンズ社は、国際投信投資顧問株式会社が運用する 投資信託の設定、推奨、販売、販売促進は行っておらず、また当該投資信託 に関する責任は一切負いません。 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は 日本経済新聞社に帰属します。 7,000 08年4月18日 4.0 3 .7 08% 3.0 ドイツ10年国債 2.5 2.0 5,000 日本10年国債 12,500 米国NYダウ (右軸) 4,000 1月 7月 05年 1月 7月 06年 1月 7月 07年 1月 1 .4 00% 1.5 1 2 8 4 9 .3 6 ドル 1.55 150 1.50 1.45 ユーロドル (右軸) 135 7月 08年 出所)Bloomberg ☆ 今週の株式市場見通し: 日本 決算での業績悪化懸念や、株価急上 昇への警戒感からもみ合いの見通し。 米国 戻り高値を試す展開となるが、住宅関 連や耐久財受注の弱さから景気不安が再燃 し、上値は重くなる見通し。 1 .5 8 17 ドル/ ユーロ 1月 7月 0 5年 1月 7月 06年 1月 7月 0 7年 1月 7月 08年 出所)Bloomberg ☆ 今週の債券市場見通し: 日本 消費者物価の上昇がインフレ懸念と なり金利上昇要因だが、景気不透明感から 上昇余地は限られ金利はもみ合いへ。 米国 大幅利下げ観測は後退しているが、 住宅販売の軟化で金利が下振れる可能性も。 1.35 1.30 125 1.25 120 1.20 115 1.15 110 1.10 105 1.05 100 ドル円 (左軸) 1 0 3 .6 7 円/ ドル 90 1.0 1.40 130 95 10,000 1.60 155 140 3.5 1 3 4 7 6 .4 5 15,000 円 ユーロ円 (左軸) (ドル/ユーロ) 1.80 0 8 年4 月1 8 日 1.75 1 6 3 .9 3 1.70 円/ ユーロ 1.65 145 17,500 6,000 165 160 4 .1 33% 6 8 4 3 .0 8 ポイント 日経平均株価 (右軸) 170 4.5 20,000 日米欧の為替 175 米国10年国債 22,500 0 8 年4 月1 8 日 8,000 5.5 5.0 ドイツDAX (左軸) (円/ドル) 180(円/ユーロ) 日米独の長期金利 (%) 1月 7月 05年 1月 7月 0 6年 1月 7月 07年 1月 1.00 0.95 0.90 7月 08年 出所)Bloomberg ☆ 今週の為替市場見通し: ドル円 金融不安が和らぎドルが強含む展 開だが、米景気不安から一段のドル高とはな り難く、103円中心にボックス圏の動きへ。 ユーロ インフレ警戒でECBの利下げ観測が 後退し、ユーロが対円・ドルで強含む展開続く。 本資料は投資環境等に関する情報提供を目的として、国際投信投資顧問が作成したものです。本資料は投資勧誘を目的とするものではありません。なお、以下の点にもご留意下さい。○本資料中のグラフ・数値等 はあくまでも過去のデータであり、将来の経済、市況、その他の投資環境に係る動向等を保証するものではありません。○本資料の内容は作成基準日のものであり、将来予告なく変更されることがあります。○本資 料は信頼できると判断した情報等をもとに作成しておりますが、その正確性、完全性等を保証するものではありません。〇本資料に示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の国際投信投資顧問経済 調査部の見解です。なお、国際投信投資顧問が設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
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