堅調な展開を予想 - 三菱UFJ投信

2015 Feb
06
米国経済について
貿易赤字が拡大し内需の強さが鮮明に、堅調な展開を予想
5日(現地時間)に発表された貿易収支は市場の予想を超える
米国の貿易統計
(10億米ドル)
(10億米ドル)
466億ドルの赤字となり、約2年ぶりの高い水準となりました。輸出
額が縮小する一方で輸入額は過去最大を記録しており、この動き
は米国の内需の強さを鮮明に表しているといえます。さらに、4日
(現地時間)に発表された1月のISM(米国供給管理協会)非製造
業景気指数は56.7と、12月(56.2)から上昇し、市場予想(56.4)
を上回る結果となりました。また、同日発表のADP(オートマチック・
データ・プロセッシング)雇用統計は5ヵ月間連続で20万人を上回
る力強い伸びとなり、米国の雇用回復が継続していることが示唆さ
れ、本日発表予定の非農業部門雇用者数変化にも期待が持てる
結果となりました。一方、新規失業保険申請数は前週比1.1万人
増加の27.8万人となり、基調としては低水準が続いています。これ
らの堅調な経済指標などが好感され、S&P500をはじめとする米国
(年/月、月次)
(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成
主なイベント・経済指標発表予定(結果)
株式は値を上げる展開となりました。
曜日
このように米国経済は、利上げのタイミングをにらみながらも、堅
調な展開が続くと想定され、それは米国株式市況等にも反映され
 特にございません。
2月
るとみています。
日本
5日
チーフストラテジスト
石金淳
アシスタントストラテジスト
清水翔
 特にございません。
2月
 新規失業保険申請件数(1/31)
27.8万人(前回 26.7万人)
 12月 貿易収支
ー466億米ドル(前回 ー398億米ドル)
木
グローバル・マーケット・
ストラテジー・チーム
米国
 1月 雇用統計
 1月 失業率
金
6日
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