(1) y = f(x) (2)

1
1 辺の長さが 1 の正三角形 ABC と,線分 BC を 1 : 2 に内分する点 D が与えられている.実数
4
x (0 5 x 5 1) に対し,線分 AB 上の点 P と線分 AC 上の点 Q を AP = CQ = x となるように定
めるとき,次の問いに答えよ.
関数 y = e¡x のグラフを C とする.C 上の点 P(t; e¡t ) における接線と x 軸との交点を Q(u; 0)
とする.C 上の点 (u; e¡u ) を R とするとき,次の問いに答えよ.
(1) u を t の式で表せ.
(1) 線分 AD の長さを求めよ.
(2) 線分 PQ,線分 QR と C で囲まれた部分を図形 A とする.図形 A を x 軸のまわりに 1 回転して
できる立体の体積 V を t の式で表せ.
(2) 三角形 DPQ の面積 S を x の式で表せ.
(3) (2) の S について,S の最大値と最小値を求めよ.
p
3
となるとき,x の値を求めよ.
(4) (2) の S の値が
8
(3) (1) の u を t の関数とみて u(t) と表す.数列 ftn g を t1 = 0; tn+1 = u(tn ) (n = 1; 2; Ý) と
定義するとき,一般項 tn を求めよ.
(4) (2) の V を t の関数とみて V(t) と表し ,(3) の tn を用いて Vn = V(tn ) (n = 1; 2; Ý) とお
く.数列 fVn g は等比数列であることを示し,無限等比級数
2
関数 f(x) = x3 ¡ 3x2 + 2 について,次の問いに答えよ.
(1) y = f(x) の増減を調べ,極値を求めよ.また,グラフの概形をかけ.
a
5 x 5 a における f(x) の最大値 M を求めよ.ただし,a は定数で a > 0 とする.
(2) ¡
2
a
(3) ¡
5 x 5 a における f(x) の最小値 m を求めよ.ただし,a は定数で a > 0 とする.
2
V1 + V2 + Ý + Vn + Ý
の収束,発散を調べ,収束する場合は,その和を求めよ.
5
座標平面の x 軸上を動く点 P と y 軸上を動く点 Q に対して次の操作を行う.
「大小 2 つのさいころを同時に投げて,
² 点 P を大きいさいころの目が奇数ならば +1,偶数ならば +2 動かす
3
A2 = O を満たす行列 A = '
a b
c d
² 点 Q を小さいさいころの目が奇数ならば +1,偶数ならば +2 動かす」
? について,次の問いに答えよ.ただし ,O は零行列で
点 P と点 Q は原点を出発点とするとき,座標平面上にできる三角形 OPQ について,次の問い
ある.
に答えよ.
(1) c Ë 0 のとき,b を a と c を用いて表せ.
(1) この操作を 2 回続けたとき,4OPQ が二等辺三角形となる確率を求めよ.
(2) c = 0 のとき,a と d の値を求めよ.
(3) c = 0 のとき,X1 = E; Xn+1 = AXn + B (n = 1; 2; Ý) と定める.n = 3 のとき
X1 + X2 + Ý + Xn
を求めよ.ただし,E = '
(2) この操作を 2 回続けたときの 4OPQ の面積の期待値を求めよ.
(3) この操作を 3 回続けたとき,4OPQ の面積が整数になる確率を求めよ.
6
1 0
0 1
?; B = '
1 1
1 1
? である.
数列 fan g は a1 = 2; a2 = 2 をみたすとする.fan g の階差数列を fbn g とし,fbn g の階差数列
を fcn g とする.数列 fcn g が c1 = 1 をみたす公差 3 の等差数列であるとき,次の問いに答えよ.
(1) 数列 fcn g の一般項を求めよ.
(2) 数列 fbn g の一般項を求めよ.
(3) 数列 fan g の一般項を求めよ.
7
4OAB において,ÎAOB = 90± とする.辺 AB の中点を C,辺 OB の中点を D,OC と AD の
¡
! ¡! ¡
! ¡!
交点を P,O から辺 AB に下ろした垂線の足を E とする. a = OA; b = OB とするとき,次
10 曲線 C1 は媒介変数 t を用いて
x = t ¡ sin t;
の問いに答えよ.
¡! ¡
! ¡
!
(1) OP を a と b を用いて表せ.
¡! ¡
! ¡
!
(2) OE を a と b を用いて表せ.
y = 1 ¡ cos t (0 5 t 5 2¼)
と表されるとする.また,曲線 C2 は
¡
!
(3) OA < OB かつ OC = 1 とする.s = j a j とするとき,4OPE の面積を s を用いて表せ.
x = t ¡ sin t;
y = 1 + cos t (0 5 t 5 2¼)
と表されるとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) C1 と C2 は直線 y = 1 に関して対称であることを示せ.
(2) C1 と C2 の交点の座標を求めよ.
8
関数 f(x) は f(0) = b をみたし,その導関数は
(3) C1 と C2 で囲まれた部分を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を求めよ.
f0 (x) = (x ¡ 1)(x ¡ a)
であるとする.ただし,a と b は定数である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 曲線 y = f(x) 上の点 (0; b) における接線の方程式を求めよ.
(2) f(x) を x の整式で表せ.
(3) f(x) の極大値が 40,極小値が 4 であるとき,定数 a と b の値を求めよ.
9
座標平面上の直線 y = mx (m > 0) を ` とする.点 (1; 0) を P1 とし,P1 から ` に下ろした垂
線の足を Q1 ,Q1 から x 軸に下ろした垂線の足を P2 とする.以下同様に Pn (n = 1; 2; Ý) か
ら ` に下ろした垂線の足を Qn ,Qn から x 軸に下ろした垂線の足を Pn+1 とする.このとき,次
の問いに答えよ.
(1) 4P1 Q1 P2 の面積 S1 を m を用いて表せ.
(2) 4Pn Qn Pn+1 (n = 1; 2; Ý) の面積を Sn とするとき,級数
1
P
n=1
Sn の和 S を m を用いて表せ.
(3) (2) における S が最大になる m と,そのときの S の値を求めよ.