浜松市立神久呂中学校 2年学年通信 №18 平成25年 1月18日(金) 朝

浜松市立神久呂中学校
2年学年通信
平成25年
№18
1月18日(金)
朝、昇降口で「おはよう」とあいさつをしています。生徒のみんなからは、大きな
声で『おはようございます』、ぼそぼそ声で『おはようございます』…。多くの人は
あいさつを返してくれます。別にあいさつを返して欲しいわけではありませんが、や
っぱりあいさつが返ってくると何となく気持ちがいいです。
ところで、神久呂中学校は“あいさつができる”学校でしょうか?「あいさつをさ
れたら返す」これは人として当たり前ですね。“あいさつができる”とは自分から進
んでできる事だと思います。
時々校区のいろいろな場所で交通安全指導とあいさつ運動をしますが、そのとき、
小学校の先生に、地域の方々に進んであいさつをする生徒はほんのわずかです。その
様な皆の姿を見ると、家ではどうなんだろう?家の人に「おはよう」や「行ってきま
す」「いただきます、ごちそうさま」「おやすみなさい」など言っているのか、『あい
さつができない我が子を見たら、親はどう思うのか』などいらぬ心配をしてしまいま
す。あいさつは『心の窓』とも言います。自ら窓を閉じていたら良いコミュニケーシ
ョンは築けません。自分から気持ちの良いあいさつをしましょう!
今、街には自動販売機が至る所に設置されており、飲み物を買う際も誰とも言葉を
交わさなくても、お金を入れれば買うことができます。高度な技術社会や情報社会で
は、取り立ててコミュニケーションを図らなくても、日々の生活に困ることがないの
かもしれません。携帯電話・スマートフォンも日常となり、所構わずメールやゲーム
に夢中になっている人が多いのには驚きます。いわゆるケータイが絡んだ犯罪は小中
学生であっても例外でなく、スマホ依存症は社会問題になりつつあります。
インターネットやメールのやりとりを通して、他人の悪口や乱暴な言葉、下品・卑
猥な言葉を使うことも多くなっています。他人の気持ちも考えず、ルール、マナーや
モラルも無視して自分の感情をコントロールできないようでは、インターネットを使
う資格はありません。
言葉は表現する人の人格を表します。『人格を疑われるような乱暴な言葉、相手を
傷つける言葉を使うことは、人として恥ずかしいことである』ことを理解しましょう。
さらに、今まで自分の成長に関わってきた親をはじめとする家族、地域の人、保育園
・幼稚園・小中学校の先生を傷つけ辱めることでもあります。
私たちは美しい日本語を使う事に心を砕き、その言葉を通して心温かな豊かな人間
になるよう成長していきましょう。このことは生徒だけでなく、先生も、家の人も地
域の人も、すべての人が心に持っていなければいけない事だと思います。
【5教科合計】
伸びるサイクルに乗ろう!
やる
おもしろい
できる