あいさつを自分から大きな声で! 校歌を大きな声で誇り

丹中だより
学校長 赤井敏博 H27.10.1
☆あいさつを自分から大きな声で!☆
朝校門前であいさつ運動をしています。こちらから「おはよう!」というと、それ
ぞれ声の大小はありますが、
「おはようございます」と返ってきます。この「おはよう
ございます」のあいさつを自分から先に大きな声でしてほしいと願っています。いろ
んな場面で大きな声で積極的にあいさつをしようと呼びかけてきましたが、なかなか
できていません。自分からあいさつできる人は、何事でも成功につなげていける力を
身につけていく人だと思います。あいさつは、相手に対して元気を与え、心も豊かに
させてくれます。この一言が相手も自分も元気にさせ、お互いが思いやりをもって生
活するための第一歩だと思います。中学校生活であいさつの意義をしっかり理解し、
自分の人間形成に役立ててください。元気なあいさつが交わせる丹南中学校を築いて
ほしいと切に願っています。
☆校歌を大きな声で誇りをもって歌おう!☆
学校行事の式の中で校歌を歌う場面があります。その校歌を歌っている人ガ限られ
ています。口をほとんど開けていない人も多いです。大変残念なことです。校歌を歌
うのは学校生活の中だけです。将来、歌う機会などまずないでしょう。みなさんの母
校になる学校の校歌を誇りをもって歌いましょう。ひょっとしたら自分の子どもが丹
南中学校に入学したらその意味がわかるのかもしれません。でも今を大切にし、自分
の心の中に学校生活の思い出とともに、校歌もしっかり刻んでほしいと思います。
☆思いやりのある行動をとろう!☆
相手を思いやるということは、相手の立場に立って物事を考えるということです。
これはよく言われることですが、実際のところはなかなかできません。人は自分しか
見えていないところが多いです。自分に関わりがなければ、気にも留めませんが、い
ざ、自分に関わってくると、真剣に考えます。
相手の立場に立って物事を考えるということは、自分自身に降りかかったこととし
て受けとめることなのです。思いやりという気持ちは、自分の事としていつも物事を
考える習慣から生まれてくるものだと思います。そこで、普段から、
「もし、自分だっ
たらどうするか?」ということを自問自答しながら考える習慣を心がけたいものです。
そうすることによって、周りの人から信頼される存在になるはずです。
信頼される人の周りには大きな輪ができていき、大きな力になります。
思いやりのある行動がとれる人は、みんなから慕われ、信頼される存在になること
ができる人なのです。