茨城租税債権管理機構への参加事業(納税課) [226KB pdf - 取手市

平成22年度分 事務事業マネジメントシート
茨城租税債権管理機構への参加事業
事務事業名
政策体系
政策
7
効果的効率的な行政運営
施策
2
健全な財政運営の推進
基本
事業
1
自主財源の安定的な確保
担当課
予算科目
納税課
会計
款
項
目
事業
01
02
02
02
0701
【事務事業の概要】
茨城租税債権管理機構とは、近年の社会情勢の変化により、地方税の滞納事案は年々広域化、複雑化
し処理困難事案が急増してきたことに伴い、市町村が単独で取り組むより、広域的な徴収体制を整備し、
専門的な滞納整理を行うことが効率的であるとの考えのもと、県内全市町村が構成団体となって平成13
年4月に設立された一部事務組合です。
本市においても再三再四の納税催告及び折衝、並びに差押等の強制執行にも無反応な悪質滞納者に
ついては、納税の平等、公平負担の原則から、より高度な徴収事務能力を持つ茨城租税債権管理機構
に移管し、公売等の滞納処分を含む徴収折衝を依頼している。
なお、本市は人口規模により、最大60件の移管が可能である。
【対象】
・納税意識の無い市税滞納者
【意図・事業目的】
・不動産公売等の滞納処分による市税滞納額の縮減
・税負担の公平性・重要性を自覚させ、納税意識の高揚を図る。
【成果指標】
単位
移管件数
件
収納額
費用対効果
(機構徴収額/機構への負担金)
19年度
(実績)
59
20年度
(実績)
21年度
(実績)
60
22年度
(実績)
60
23年度
(目標)
50
60
千円
18,445
13,936
51,405
22,484
20,000
%
192.8
175.5
414.9
271.0
216.2
22年度
(実績)
23年度
(見込み)
【事業費等の推移】
単位
21年度
(実績)
国庫支出金 千円
財 県支出金
事 源 地方債
業内
費 訳 その他
投
一般財源
入
事業費計 (A)
量
千円
千円
千円
千円
千円
人
人
件 延べ業務時間 時間
費
人件費計 (B) 千円
正規職員従事人数
トータルコスト(A)+(B) 千円
取手市
9,565
9,565
1
20
68
9,633
7,943
7,943
1
20
68
8,011
12,390
12,390
1
20
68
12,458
24年度
(目標)
25年度
(目標)
8,298
8,298
1
20
68
8,366
26年度
(目標)
総事業費
9,250
9,250
1
20
68
9,318
9,250
9,250
1
20
68
9,318
0
【事業開始年度と開始理由】
・平成13年度
・茨城租税債権管理機構の設立による。
【妥当性・有効性・効率性評価】
妥 ① 公共関与の妥当性
当
性 市が行うべき事業か?政策
評 体系・施策に結びつくか?
価
見直し余地がある
妥当である
市税徴収業務は市の事業であり、健全な財政運営のため市税滞納額を縮減するには、効
率的かつ効果的な事業である。
有効でない・成果向上の余地がある
有効である
事業は有効なものである
機構による徹底した滞納整理により、各自治体では対応困難であった事案も処理されるこ
か?
とで、「税の公平性」が確保される。機構においても単年度移管では困難な案件について
成果は向上しているか?
は、継続移管となっているが、過去の実績からも本事業は有効性がある。
有 さらなる成果向上手法は?
影響無
③ 廃止・休止の影響
影響有
効
性 事務事業を廃止・休止した場 滞納額の縮減に有効であるため廃止はできない。
評 合の影響の有無とその内容
価 は?
統廃合できる
④ 統廃合の可能性
統廃合できない
類似事業との統廃合ができ 類似する組織ない。
るか?
② 事業の有効性
効 ⑤ 事業の効率性
率
性 効率性の向上余地は?(事
評 業効率化、事業費・人件費
価 削減、民間委託検討等)
効率化の余地がある
効率化の余地がない
委託事業のため効率化の余地はない。
但し、機構に対し経費の削減を要望する。(H23から委託移管費用が1件当たり13万円から
12万円に減額されている。)
【評価結果の総括と今後の方向性】
(1) 事務事業・成果(指標)の総合評価
県下市町村で構成している一部事務組合であり、徴収困難な事案については、積極的に移管をし不動産公売等の滞納処
分を行っている。将来的には移管をする事案がなくなることが理想であるが、まだ当分続くものと思われる。本市の場合、現在
までの状況は、費用対効果の観点から毎年プラス効果になっている。
(2) 昨年度(平成21年度分評価)の改革改善案、廃止・休止案、統廃合案の実施状況について
H21年度分の改革改善案、廃止・休止案、統廃合案の概要 (※現状維持の場合は記入不要)
実施
H22年度の状況 【実施⇒改革改善等の内容・効果】/【検討中⇒検討状況・今後の取組み予定】
検討中
(3) 今後の事業の方向性(H22年度分評価)
H22年度分評価
改革改善案、統廃合案、廃止・休止案、現状維持理由
改革改善
統廃合
廃止・休止
事業完了
現状維持
H23年度
市における動産の差押、機構で公売を開始した以後においても、当事業は徴収困難な事案につい
て有効であるため、併行した事業として当分の継続は妥当である。機構運営経費については費用対
効果の観点から減額を要望する。
H24年度以降
有効な事業であるため現状維持とするも、機構運営経費については引き続き減額を要望していく。