平成24年度分 事務事業マネジメントシート 小堀の渡し事業 事務事業名 政策体系 政策 1 水と緑を育み環境に優しいまちづくり 施策 2 親しみある河川・水辺の充実 基本 事業 3 施設の充実・環境づくり 担当課 水とみどりの課 予算科目 会計 款 項 目 事業 01 07 03 08 3401 【事務事業の概要】 取手市小堀、取手緑地運動公園駐車場前、JR常磐線鉄橋下のふれあい桟橋の3箇所の船着場を循環 する形で渡船を運航させ、小堀地区住民及び一般乗客を一部有料で運航する事業。小堀船着場を起点 として毎日午前9時発から午後4時まで一日7便を運航する。料金は、一回の乗船で100円、対岸を往復 すると200円であるが、70歳以上及び小学生以下、小堀地区住民は無料としている。運休日は毎週水曜 日と12月29日から1月3日であるが、利根川の水位や天候状況により欠航あり。 【対象】 ・一般市民 ・小堀地区の住民 ・近隣市町村の住民 【意図・事業目的】 利根川の歴史や自然学習の一環として、誰でも利用できる小堀渡船によって、単なる河川敷利用のみ でなく、川を挟んだ両岸を一体的自然空間として、親しみの持てる利用を図るため運航する。 【成果指標】 単位 24年度 (実績) 25年度 (目標) 26年度 (目標) 27年度 (目標) 28年度 (目標) 年間乗船者数 人 2,873 3,000 3,100 3,200 3,300 運賃収入 円 124,300 130,000 135,000 140,000 145,000 24年度 (実績) 25年度 (見込み) 26年度 (目標) 27年度 (目標) 28年度 (目標) 総事業費 【事業費等の推移】 単位 23年度 (実績) 国庫支出金 千円 投 入 量 財 県支出金 事 源 地方債 業内 その他 費訳 千円 一般財源 千円 千円 千円 事業費計 (A) 千円 正規職員従事人数 人 人 延べ業務時間 時間 件 費 その他の職員人件費 千円 人件費計 (B) 千円 トータルコスト(A)+(B) 千円 取手市 127 10,809 10,936 2 540 0 1,832 12,768 124 10,559 10,683 2 540 0 1,844 12,527 130 14,206 14,336 2 540 0 1,803 16,139 135 11,151 11,286 2 540 0 1,803 13,089 140 10,525 10,665 2 540 0 1,803 12,468 145 13,725 13,870 2 540 0 1,803 15,673 0 【事業開始年度と開始理由】 大正3年、利根川大改修で小堀地区が対岸となり、地区住民の生活の足の確保のため、国と井野村、小堀住民が協議し、 住民への委任という形で渡し事業が開始された。昭和42年から取手町営となり現在に至る。 【妥当性・有効性・効率性評価】 妥 ① 公共関与の妥当性 当 性 市が行うべき事業か?政策 評 体系・施策に結びつくか? 価 見直し余地がある 妥当である 現在も小堀地区住民の生活の足でもあり、利根川の水辺と自然環境の保全と美化を高め、 河川愛護の意識高揚が図れる。歴史遺産としても残していく必要がある。 有効でない・成果向上の余地がある 有効である 事業は有効なものであるか? 河川に親しむ機会だけでなく、小堀の渡しの歴史や利根川舟運により栄えた小堀河岸を 成果は向上しているか? 知っていただく機会を提供する重要な事業である。 さらなる成果向上手法は? 有 ③ 廃止・休止の影響 影響無 影響有 効 性 事務事業を廃止・休止した場 廃止・休止した場合、昭和5年9月まで続いた「取手の渡し」と併せて、江戸時代(1690年 評 合の影響の有無とその内容 頃)から一度も途絶えることなく続いてきた取手利根川の渡し船数百年の歴史に幕を閉じるこ とになり、市民にとっても観光資源の損失となる。 価 は? 統廃合できる ④ 統廃合の可能性 統廃合できない 類似事業との統廃合ができる 小堀地区住民の生活の足としては、循環バスの運行により代替えは出来るが、渡船は他に か? なく、目的とする成果の視点からは、循環バスは類似事業となり得ない。 ② 事業の有効性 効 ⑤ 事業の効率性 効率化の余地がある 効率化の余地がない 率 性 効率性の向上余地は?(事 平成14年4月から民間委託となり、コスト削減を実施している。 評 業効率化、事業費・人件費削 価 減、民間委託検討等) 【評価結果の総括と今後の方向性】 (1) 事務事業・成果(指標)の総合評価 4月から10月まで実施した小堀の渡しミニツアーでは89名の申し込みがあり、小堀の歴史や古利根沼の河岸跡を職員がガ イドとなり案内した。小堀の渡しは、取手市の貴重な観光資源であり、利根川の歴史や自然を学ぶことができる渡し船であるた め、チラシを市庁舎や市内公共施設に設置するなどPRを行い、利用者増を図っていく。 (2) 昨年度(平成23年度分評価)の改革改善案、廃止・休止案、統廃合案の実施状況について H23年度分の改革改善案、廃止・休止案、統廃合案の概要 (※現状維持の場合は記入不要) 実施 小堀の渡しが運行されるようになった経過などを船内放送することにより、小堀の渡しや利根川の情 報を提供し、より一層市内外からの乗船客に楽しんでもらう。 市職員がガイドとなり、渡しの由来などを説明するミニツアーを実施し、利用者増を図る。 H24年度の状況 【実施⇒改革改善等の内容・効果】/【検討中⇒検討状況・今後の取組み予定】 検討中 小堀の渡しが運行されるようになった経過などの船内放送を始めた。 市職員がガイドとなったミニツアーを4月から10月まで実施した。 (3) 今後の事業の方向性(H24年度分評価) H24年度分評価 改革改善案、統廃合案、廃止・休止案、現状維持理由 改革改善 H25年度 市内外の公共施設等にチラシを備え付け、引き続きPR活動を実施していく。 統廃合 廃止・休止 事業完了 現状維持 H26年度以降 取手駅利用者に目立つようなPR方法(のぼり旗等の設置)を考えていく。
© Copyright 2024 ExpyDoc