みやこ町財務診断表のポイント① ≪診断結果≫ 平成25年度の債務償還能力及び資金繰り状況に関して、財務上の問題は生じていない。 今後においても各指標の低下は見られるものの、問題の生じる状況には無い。 償還確実性 債務償還能力 資金繰り状況 債務償還 可能年数 0.0年 実質債務 月収倍率 ▲2.6月 非該当 債務系統 ①実質債務月収倍率が24ケ月以上 ②実質債務月収倍率が18ケ月以上、 かつ、債務償還可能年数が15年以上 行政経常収支率 積立金等 月収倍率 14.9% 17.9月 非該当 非該当 収支系統 積立系統 ①行政経常収支率が0%以下 ①積立金等月収倍率が1ヶ月未満 ②積立金等月収倍率が3ヶ月未満、 ②行政経常収支率が10%未満、 かつ、債務償還可能年数が15年以上 かつ、行政経常収支率が10%未満 ※上記の数値は“みやこ町新町建設計画”における平成27年度の見込みとなっている。 ≪留意点≫ ■高齢化及び人口減少を背景とした将来的リスク 当町は平成25年度(現状)及び平成27年度(将来見通し)において、債務償還能力・資金繰り状況ともに問題ない水 準となっている。 しかしながら、人口減に伴う税収の減少や、合併による優遇措置が平成28年度から段階的に減る結果、平成32 年度には交付税における減収が現在より約10億円見込まれている。加えて高齢化の進展による扶助費や繰出金等 の支出増加も見込まれることから、行政経常収支は悪化する見通しとなる為、特に収支状況において留意を要する。 みやこ町財務診断表のポイント② ≪意義≫ 1年間で生み出される償還原資の何倍債務 を抱えているかを見るもの。 債務償還可能年数 (年) 30 家計に例えると→ローンの返済に何年 かかるか 家計に例えると→ローンは給与の何倍か 債務償還可能年数=実質債務(※)/行政経常収支 25 ≪意義≫ 一月当たりの収入の何か月分債務がある かを見るもの。 実質債務月収倍率=実質債務/(行政経常収入/12) 24 みやこ町 20 福岡県平均 町村平均 15 7.0 5 4.0 1.2 21年度 5.1 3.4 0.7 22年度 6.8 5.6 6.1 5.9 5.3 6.0 5.1 4.2 3.9 0.0 3.9 0.0 23年度 0.0 24年度 25年度 尚、実質債務はマイナスであり、実質無借 金の状況であることから、債務償還可能年 数は引き続き0.0年となる見通し。 0.0 27年度 ≪今後の見通し:上昇する見通し≫ ①実質債務→増加 財政調整基金が積み増されることから、積 立金等残高は増加するものの、大型事業 が予定されていることから、地方債残高も 増加するため。 全国平均 18 福岡県平均 町村平均 11.3 12 9.5 ②行政経常収支→悪化 収入面は減少する一方、支出面は物件費 や繰出金の影響により、増加することから、 行政経常収支は悪化する見通し。 10 5.6 みやこ町 ≪今後の見通し:その他≫ ①実質債務→増加 財政調整基金が積み増しされることから、 積立金等残高は増加するものの、大型事 業が予定されていることから、地方債残高 も増加する見通し。 全国平均 0 実質債務月収倍率 (月) 30 6 8.0 4.2 10.4 9.6 8.8 7.2 2.4 8.0 6.3 9.3 8.7 7.6 5.8 ②行政経常収入→減少 消費税増税に伴う地方消費税交付金等が 増加する一方で、国(県)支出金が大幅に減 少するため、行政経常収入は減少する見 通し。 7.2 5.6 0.0 0 ▲ 1.6 ▲ 3.4 ▲ 2.6 ▲6 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 27年度 ※実質債務=地方債現在高+有利子負債相当額-積立金等 積立金等月収倍率 (月) 21 家計に例えると→預貯金は給与の何倍か ≪意義≫ 一月当たりの収入の何ヶ月分の積立金があ るかを見るもの。 積立金等月収倍率=積立金等/(行政経常収入/12) 18 15.7 16.9 13.0 10.4 9.4 10.4 9.5 8.7 9 8.2 6.4 6 6.8 5.5 3 4.9 8.1 6.8 7.1 7.4 6.0 10.5 8.1 家計に例えると→ローンの返済に回せる お金はどのくらいか 30% みやこ町 全国平均 福岡県平均 25% ②行政経常収入→減少 消費税増税に伴う地方消費税交付金等の 増加する一方で、国(県)支出金が大幅に減 少するため、行政経常収入は減少する見 通し。 10% 20% 25.2% 18.2% 17.2% 15% 15.4% 19.4% 17.7% 17.1% 15.9% 16.1% 14.8% ≪今後の見通し:低下する見通し≫ ①行政経常収支→悪化 収入面は減少する一方、支出面は物件費や 繰出金の影響により、増加することから、行 政経常収支は悪化する見通し。 24.9% 15.5% 16.1% 13.3% 14.3% 13.4% 13.2% 14.9% みやこ町 全国平均 5% 町村平均 0% 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 27年度 21年度 22年度 ②行政経常収入→減少 消費税増税に伴う地方消費税交付金等の増 加が見込まれる一方で、国(県)支出金が大 幅に減少するため、行政経常収入は減少す る見通し。 行政経常収支悪化の影響が大きいことから、 行政経常収支率は大きく低下する見通しで ある。 福岡県平均 町村平均 0 行政経常収支率=行政経常収支/行政経常収入 27.2% 29.8% ≪今後の見通し:上昇する見通し≫ ①積立金等残高→増加 平成27年度に普通建設事業の実施により、 歳計現金が減少するほか、特定目的基金 の取崩しの予定があるものの、財政調整 基金において当該取崩し以上の金額を積 み増すことから、積立金等残高は増加する 見通し。 ≪意義≫ 収入からどの程度の償還原資を生み出して いるかを見るもの。 27.9% 17.9 15 12 行政経常収支率 (%) 35% 23年度 24年度 25年度 27年度
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