平成27年度は健康保険料率・ 介護保険料率ともに据え置き

平成27年度予算と事業計画が決定しました(2月20日の組合会で承認)
予算
平成27年度は健康保険料率・
介護保険料率ともに据え置き
収支の推移
(健康:9.7% 介護:1.3%)
保険給付費
(医療費)
健康保険の平成26年度決算については、私たちの給与や賞与が予想より多く、保険料収入が増えたことにより3年連
続の黒字の見込みとなりました。黒字分は積立金に積立てます。
平成27年度につきましては、高齢者医療を支えるために拠出する納付金が大幅に増加することから赤字の予算となりま
すが、赤字分については積立金の取り崩しで対応できるため、健康保険料率は前年からの据え置きの9.7%としました。
ただし、今後も納付金の増加は避けられないことから、当組合収支の構造的な赤字を少しでも減らすために、手厚く実
施してきた付加給付制度、健康増進支援事業(人間ドック補助、
メタボ改善指導等)のスリム化も検討せざるを得ない状
況です。このため来年度からはメタボ改善指導プログラムの一部縮小をいたします。
その一方で、厚生労働省が推奨する健康管理プログラム「データヘルス」に取り組む必要があり、当組合でかなりの医
療費が発生している歯の治療費についての対策として「無料歯科健診」制度を導入いたします。→P.5
平成27年度健康保険予算
その他
1%
3.3億円
[収支差 12.4億円の赤字]
私たちの
健康づくり
6%
納付金110.3億円
収支は12.4億円の赤字となります
が赤字分は積立金を取り崩して対応
し、平成27年度の健康保険料率は
据え置きとなります。
健康保険料率
9.2%
9.7%
9.7%
7.5%
(億円)
200
▲13.6
▲15.0
15.7
150
77.7
100
17.7
81.9
84.8
21年度
22年度
18.1
93.3
102.5
23年度
101.6
24年度
+6.9
18.3
19.1
97.4
94.2
227.1
224.1
218.5
204.0
102.4
94.6
0
16.0
186.7
173.0
▲1.0
+3.9
+5.5
104.5
25年度
▲12.4
17.1
110.3
106.2
227.6
106.9
26年度見込
私たちの
医療費
227.6
積立金の推移
27年度予算
介護保険料率
25.0
20.0
保有すべき額
70.0
28.8
50.0
14.2
12.9
21.3
18.0
28.2
1.40%【仮】
1.25%
1.30%
1.30%
1.30%
14.1
12.1
【仮】
4.8
19.4
1.05%
15.0
13.7
15.2
1.30%
20.2
21.0【仮】
17.7
16.6
10.0
40.0
30.0
20.0
28年度【試算】
7月の組合会にて審議予定
1.15%
60.0
113.8
110.5
引き上げ幅は、
(億円)
30.0
支出240.0億円
取り崩し可能額
▲9.5
19.2
介護納付金
(億円)
80.0
9.7%【仮】
介護保険は、介護納付金(納付必要額:国から指定される額)から料率を算出しますが、
こちらも健康保険同様に積立金
のうち取り崩し可能な額を収入に繰り入れて料率を算出したところ、介護保険料率は前年から据え置きの1.3%となり
ました。
ただし、来年度の取り崩しにより、取り崩すことができる積立金がなくなる見込みであることから、平成28年度につきま
しては、介護保険料の料率引き上げの可能性が高い状況です。
99%
46%
9.7%
介護保険料率も前年度から据え置き
保険料
224.3億円
保険給付費
110.5億円
9.7%
8.3%
全国の
高齢者医療費
46%
収入227.6億円
その他
支出
50
その他
2%
5.3億円
保健事業費13.9億円
収入
納付金
44.4
45.3
45.6
46.2
46.8
46.8
48.5
48.3
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度見込
27年度予算
28年度【試算】
5.0
10.0
0.0
2
0.0
21年度
22年度
23年度
24年度
3
25年度
26年度
27年度予算
28年度【試算】