現代社会の理論』 - 新潟国際情報大学[Niigata

ちょっと復習:食べ物はA=U
穀物
購買のスピード=消費のスピード
5000円
一ヶ月
スピードアップ!
価格を上げる!
1万円
一ヶ月
一ヶ月で倍の価格を購入
=1万円買って分かって、5000円しか消費
のと、同じ経済効果(A>U)
農業を情報化
情報化社会の
システム拡大
需要の増大
大量生産
(モード)
小さな
農村
大量消費
離農して都市へ
経済加速 高度経済成長!!
公共投資:重化学工業へ
システムの外部 環境
破
棄
資
源
公害(水俣病)
経済発展重視(人命無視):工場の設備が古くなるまで
生産続行! 政府も大きく後押し!
テキスト 54ページ
農薬の工場廃液
公害(水俣病)
情報化社会
・必要からの自由(文化からの自由)
“必要”ではなく“需要”
としての農薬・化学肥料
生産 投資
需要 拡大
経済発展
例 農薬
25年前の
商業用:農薬を使っていた。
ある農家
自家消費分:無農薬!
農薬づけのものは自分は
口にしない
しかし虫の食った野菜
売れない!!
需要重視
昭和35年の世界なら 基本的に自分・家族・目の前の人々が食
べる→自分たちが必要な食べ物しか、作らない!
コミュニティの論理
国内で環境意識高まる…
•
•
•
•
農薬規制・ゴミ問題
海外で同じことを!
農村部分→”発展途上”国(「貨幣」尺度)
都市の部分→先進国
• ちょっと復習:貧困というコンセプト
一日当りの生活で定義
↓
貨幣を必要とする
状況での欠乏
⇒貨幣からの疎外
この疎外の前に存在する疎外
貨幣への疎外
二重の剥奪
• 貨幣への疎外 海外編
東南アジア
マングローブの林
いくらでも
魚介類取れた
地元の人たち、マング
ローブなくなって働かざ
る得ない=労働力
彼らは賃金で食べ物を買
うようになる=需要拡大
×貧しい彼らに、シゴトを与えた!
飢えない
エビの養殖場にする
加工工場
○ 日本国内でやった情報化を海外で
• ちょっと復習:貧困というコンセプト
一日当りの生活で定義
資源を安く
↓
貨幣を必要とする 買って、
工業製品を
状況での欠乏
高く売る。
⇒貨幣からの疎外
この疎外の前に存在する疎外
貨幣への疎外 情報化から遠い
二重の剥奪
資源に近いとこ
ろで労働
アフリカの貧困
• クローズアップ現代 5月28日(水)
• アフリカの貧困
• バイオエタノールの農業経営は、アフリカ
の人々を救う?
• グループワークで考えてみてください。
皆さんの意見 救う派
• 少ない水と肥料。
• 需要、期待できる。
• 事業を起こすための資金と技術を提供して
いる。
• 成功例が伝われば多くの投資が集まる。
• 成功例が伝われば、自分たちでビジネス
確立。
• 設備投資が行なわれるように外交する。
• 貧困層の収入は増えるし、資源のない国
でも栽培可能。
• バイオエタノールで得た利益を投資にまわ
し、第二次・三次産業を発展させる。
• 貨幣経済が浸透した以上、貨幣をえるた
めのビジネスが必要。ジャトロファは最適。
救わない派
• 現時点で「救っている」。しかし今のままで
は、マリの人々の技術や知識の成長に繋
がっていかない。
• いまのシステムが立ち行かなくなったとき、
彼らに新しいアイディアを出す力があるか。
• バイオエタノール農業拡大 畑を持つ人達
だけが儲かる。元々お金を持っている人が
儲かる。
• 仲介業者が利益を上げ、賃金は停滞するの
では。
• 需要は続くのか。他の道を探すにしても情報
がない。
• もっとさまざまなビジネスを教育しないと、長
期的には生き残れない。
• 先進国のエネルギーを生産。モノカルチャー。
• インフレが起きる。貧困。さらに生産…モード
でなければ生活が保てない。
• 需要を作り出してはいない。
• 経営の素人に短期の指導で経営者になれという
のは、逆に危険。
• バイオエタノールで成功することが、(市場の)環
境変化への対応を難しくする。
• ジャトロファの利益で一部の人々が農地拡大す
ることで、土地を追われる人々がでるのでは。貧
困層の増加?
• バイオエタノールで豊かになり、海外から穀物を
輸入する。穀物価格が高騰。インフレ。一部の国
ではさらに貧困。
• マリのバイオエタノールが成功したら、大企業が
進出して、小規模農家は生き残れない。
つぎの社会の条件
•資源の大量取得・大量消費・大量生産・大量破棄、
それを支える南の貧困・北の貧困の構造は変える
(第3章)
•もちろん間接化・不可視化による問題解決の先送
りの構造を起きないようにする(第3章)
•でも「理想のために我慢しましょう!」できる人も
いるかも知れないけど、それだけで世の中かえる
のはムリ(第1章)
•となりの芝生(情報化社会)が青い!
•しかも需要を作り出さなければ、大恐慌。
そしてなにより
需要を生み出すために「必要から、文
化からの自由」を失ったことの弊害を
取り除く(第2章)
今後の予定
•
•
•
•
“情報”の定義・“情報化社会”再定義
解決編(解決のための本命【?】 )
解決編の他の登場人物の役割
地頭力=斬新な仮説を構築する能力ト
レーニング
• 補講
“虹”って何色ですか?
•
•
•
•
虹は何色に見えますか?
虹の色をあげてください。
グループワークで、考えてみてください。
「あれ、何色だっけ? 順番は?」とお互い
の共通点や、相違点を楽しんでください。
• グループの結論を出してください(グループ
ワークレポートの上3分の一)
正解は…
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
なんて、答えが、多いかもしれませんが、
実は
ないのです、正解は!!
地域や時代によって違う虹の色
•
•
•
•
地域や時代でバラバラ。
7色は多いほう(7色以上のところもあります)。
少ないところでは2色(赤・黒または赤・青)!
なぜ異なるのだろう? なぜという問いがとっても
大切です。
• 大学の授業
×今までの学説を覚えるところ
○新しい学説や応用方法を“考える”
虹の色の違い
物理現象
としての
虹
【
見
る
側
】
の
違
い
「6色よ!」
が違うってこと
はないよね!!
「え、7色でょ?!」
ここで、またまた問題です
• 問1:私たちはなぜここに集まって
いるのか?
• 問2:なぜ私たちの目は二つなの
か?
• 問3:ペンはなぜ落ちるのか?
この三問を説明して下さい。
三問の説明の仕方の違い!
時代 宇宙の時代 生物の時代
遺伝情報
説明 物理法則
する
仕組
人間の時代
制度・法律・慣
習・マナー・常識
情報
問1~3はどの”しくみ”で説明できるの
かな??
物質=エネルギー法則
VS
情報
•
•
•
•
物質=エネルギー法則
物理学・化学 絶対必要。
しかし…
生物学以降、物質=エネルギー法則だけで
は説明つかない。
• この説明つかない部分を司る部分を”情報”
ここでまたまた問題!
• ルイ・ヴィトンのサイフ
• 1500円のサイフ
• 物質=エネルギーの相違と情報の相違を比べて
みよう!
• 物質=エネルギーの部分も結構違うけど、その差
以上に価格がことなる=情報(現実世界ではグ
レーソーンも多くキレイに分けられない)
• 物質=エネルギーに価値が比例しない度合いが
高い~情報化社会
情報の部分の価値が高い例を考え
てみよう。
• 例えば、、、学術書!
• 厚さ(紙の量)と値段は、まったく比例しな
い!
• 他にも探してみよう。
• 情報の部分の価値が高いほど、現代では
儲けやすいかな。
• グループワークで考えてみよう。
つぎの社会の条件
•資源の大量取得・大量消費・大量生産・大量破棄、
それを支える南の貧困・北の貧困の構造は変える
(第3章)
•もちろん間接化・不可視化による問題解決の先送
りの構造を起きないようにする(第3章)
両
立
•でも「理想のために我慢しましょう!」できる人も
の
いるかも知れないけど、それだけで世の中かえる
ヒ
ン
のはムリ(第1章)
ト
•となりの芝生(情報化社会)が青い!
•しかも需要を作り出さなければ、大恐慌。