2 ページの内の第 1 ページ 授業科目 単 位 担当教員 義肢学Ⅲ Prosthetics Ⅲ 必修 2 単位 野坂 利也 科目区分 専門教育科目 義肢装具学科 科目コード 43414 学年・開設期 3 年前期 教授 授業の概要および計画 1.授業の目的 大腿義足の種類、分類方法、及び機能や特徴を理解し、採型・採寸、適合に必要な知識を習得する。 2.授業の方法 プレゼンテーションによる講義を中心に、適宜テキストを配布し実際の義足を触りながら学習する。 3.授業計画 各週のテーマは次のとおりであり、事前の準備が必要な項目(予習)、および授業終了後に再度確認すべ き内容(復習)を【 】内に記載している。予習は講義テーマについて要点を A4 レポート用紙 1 枚にまと めること。さらに、復習は講義内容もしくは【 】内に記載している内容について板書、配布資料により概 要を A4 レポート用紙 1 枚にまとめること。 第1週 授業内容・履修に際してのガイダンス、下肢の機能解剖学・歩行分析 第2週 大腿義足とは 第3週 大腿義足の歴史、切断原因、切断部位と断端長 第4週 大腿義足ソケットの種類 第5週 四辺形ソケットの理論 【復習:四辺形ソケットの理論、ソケットトップレベルの筋配置】 四辺形ソケットの採型・採寸、修正方法 【復習:坐骨収納型ソケットの採型・採寸方法、陽性モデル修正方法】 膝継手の種類 【復習:膝継手の立脚相制御、遊脚相制御の種類】 膝継手の機能 【復習:膝継手の立脚相制御、遊脚相制御の機能】 足継手・足部の種類 第6週 第7週 第8週 第9週 第 10 週 足継手・足部の機能、中間試験(第 1 週~8 週までの内容について) 第 11 週 四辺形ソケットのアライメント 第 12 週 大腿義足歩行について 第 13 週 大腿義足歩行のアライメント調整 第 14 週 大腿義足歩行の異常 第 15 週 ■教科書: 大腿義足のチェックアウト(期末試験は定期試験期間中) 田澤英二;義肢製作マニュアル、医歯薬出版 澤村誠志;義肢学 第 2 版、医歯薬出版 日本整形外科学会、日本リハ医学会監修;義肢装具のチェックポイント、医学書院 「義肢学Ⅲ」の第 2 ページ 科目区分 科目分類 注意事項 科目コード 学年・開設期 成績評価上の区分 専門教育科目 43414 3 年前期 専門科目 確実な単位修得・学修の質の保証のために 4.達成目標 ①この科目は義肢装具学科のディプロマ・ポリシー(E)に対応する。 ②大腿義足全般(坐骨収納型を除く)に関する基礎的な知識を広く習得する。 5.履修に当たっての留意点 4 回以上の欠席の場合は失格とする。特別欠席および病気欠席は、別に考慮する。 6.試験および成績評価の方法 具体的な評価項目、および評価手段は次のとおりである。 期末定期試験によって評価する。 評価対象能力 知識力 応用力 展開力 計 評価手段配点比率 対象能力別配点 中間試験 期末定期試験 10 20 30 点 30 40 70 点 - - 40 点 60 点 合計 100 点 「対象能力別配点」には多少の変動がある。 【知識力】 「個々の知識の量と正確性」-専門用語など様々な個別の知識を的確に理解しているか。 「知識体系の獲得度」-個別知識間の対応関係を把握し、各種義肢装具の構成を理解しているか。 【応用力】 「解析力」―授業中に例として示した大腿義足歩行の異常などが、幾つかの条件が与えられたときに、 典型的なステップに基づき解を得ることができるか。 「構成力」-問題に対し、どのようなステップで解を導出できるかを自ら選択し、与えられた目標に達す ることができるか。自分で考え、問題点を解決し、改善対策を講じることができるか ■参考書:
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