義肢装具学

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授業科目
単
理学療法学科
義肢装具学
Prosthetics orthotics
位 必修 2 単位
科 目 区 分 専門教育科目
担 当 教 員 春名 弘一 講師
野坂利也 教授
早川康之 教授
科目コード
42513
学年・開設期
3 年前期
松原裕幸 助教
授業の概要および計画
1.授業の目的
骨関節疾患や中枢神経系疾患、切断によって運動障害を呈した症例に対して適切な義肢装具療法が実施
できるようになるために義肢装具の基本的な構造と機能を理解し、疾患や障害に適した義肢装具の選択や
義肢装具を用いた運動療法を理解する。
2.授業の方法
PC によるスライドプロジェクションを主体とした講義形式とする。なお、適宜、参考資料としてのプリ
ントを配布する。
3.授業計画
各週のテーマを以下に示す。各週における授業前に確認すべき内容(予習)と授業後に再度確認すべき
内容(復習)を【 】内に記載している。予習は授業資料をあらかじめ読んでおくこと。復習はノートを
まとめること。
第 1 週 義肢装具学総論
【予習:とくになし 復習:義肢装具学の目的を確認する】
第 2 週 下肢装具の部品とその機能
【予習:AAOS の分類 復習:下肢装具の構造、機能を確認する】
第 3 週 短下肢装具、長下肢装具、股装具
【予習:下肢装具の適応 復習:短下肢装具、長下肢装具、股装具の構造、機能の確認】
第 4 週 靴型装具、膝装具
【予習:靴型装具の適応 復習:靴型装具、膝装具の構造、機能の確認】
第 5 週 下肢装具のチェックアウト
【予習:下肢装具の適合 復習:下肢装具のチェックアウト項目の確認】
第 6 週 体幹装具、側弯症装具
【予習:体幹装具の適応 復習:体幹装具の構造、機能の確認】
第 7 週 上肢装具と自助具
【予習:上肢装具と自助具の適応 復習:上肢装具と自助具の構造、機能の確認】
第 8 週 車いす
【予習:車椅子の適応 復習:車いすの構造、機能の確認】
第 9 週 歩行補助具
【予習:歩行補助具の適応 復習:歩行補助具の種類、機能を確認】
第10週 切断と義肢の基礎知識
【予習:切断の概要 復習:四肢切断の原因と切断高位、切断の基本構成を確認
第11週 早期義肢装着法と義足適合の流れ
【予習:早期義肢装着法の目的 復習:早期義足装着法の流れを確認する】
第12週 大腿切断と義足
【予習:大腿切断の概要 復習:断端の特徴とソケットの構造の確認】
第13週 下腿切断、サイム切断と義足
【予習:サイム切断の概要 復習:断端の特徴とソケットの構造の確認】
第14週 下肢切断の評価
【予習:下肢切断の概要 復習:下肢切断の評価項目の確認】
第15週 期末定期試験、試験の解説、授業の総括(講義形式)
■教科書:
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授業区分
科 目 分 類 専門教育科目
注意事項
科目コード
42513
学年・開設期
3 年前期
成績評価上の区分 専門科目
確実な単位修得・学修の質の保証のために
4.達成目標
①この科目は理学療法学科のディプロマポリシー(E)に対応する。
②義肢装具の基本的な役割を理解している。
③義肢装具を含めた補助具、自助具の種類、目的、適応を理解している。
④さまざまな義肢装具の基本的な構造、機能を理解している。
5.履修に当たっての留意点
本科目は理学療法士に必須な科目である。本科目は義肢装具学演習に影響し、義肢装具学演習を履修
する上で必要な科目に位置づけられる。
6.試験および成績評価の方法
成績は小テスト(30%)および期末定期試験(70%)にて評価する。4 回以上の欠席をした者については成
績判定せず、失格とする。ただし、特別欠席・病欠は考慮する。
具体的な評価項目、および評価手段は以下の通りである。
評価手段配点比率
評価対象能力
小テスト
期末定期試験
知識力
30
20
応用力
-
30
展開力
-
20
計
30 点
70 点
【知識力】
「個々の知識の量と正確性」―義肢装具の構造、機能の理解ができるか
「知識体系の獲得度」―義肢装具の適応が理解できるか
【応用力】
「解析力」―義肢装具学分野に関する国家試験応用問題を解けるか
【展開力】
「展開力」―義肢装具のチェックアウト項目を把握しているか
■参考書:
対象能力別配点
50 点
30 点
20 点
合計 100 点