国 語 科 『 古 典 A 』 シ ラ バ ス 学 年 3学年( 全 期 ) 教 科 書 (出版社) 単 位 数 3単位( 必 修 ) 副教材等 (出版社) 古典A(三省堂) 北海道常呂高等学校 授業形態 一斉授業 基礎から解釈へ 新しい古典文法 (桐原書店) 1.学習の目標 1.古典を読むことによって、生涯にわたって古典に親しむ態度を育てる。 2.古典などに表れた思想や感情を読み取り,人間,社会,自然などについて考察すること。 3.古典などを読んで、古典と現代の言葉のつながりや日本の文化と中国の文化との関係について理解する。 2.学習の留意点と注意事項 ・意味のわからない語句が出てきたら辞書を引く習慣をつけましょう。 ・授業中の質問や問題に対しては、必ず自分の考えや答えを持つようにしよう。短くても、内容に自信が無くても、 とにかくひとつ答えを持つことが大切です。 ・分からないことをそのままにせず、必ず周りの友人や先生に聞いてください。 3.評価について (1)評価の観点 ①関心・意欲・態度 古典を読む楽しさを味わい,古典に親しむとともに,我が国の伝統と文化に対する関心を深 めようとしている。 ②読む能力 文章の内容を叙述に即して的確に読み取り、読み取ったことを表現しようとしている。 ③知識・理解 伝統的な言語文化及び言葉の特徴などの理解を深め,知識を身に付けている。 (2)評価の方法 評価方法 観 点 定 期 考 査 小テスト 発 言・ ノート 課題 発 表 提出 (予習) ○ ○ ① 関心・意欲・態度 ○ ○ ○ ② 読む能力 ○ ○ ○ ③ 知識・理解 ○ ○ ○ ○ ○定期考査(前期中間・末、後期中間・末)…「読む」 「知識・理解」の観点から出題します。 ○小テスト…単元ごとに実施します。 ○発言・発表…授業中には必ず発問があります。また、課題を発表(グループ発表も含む)してもらうこともあり ます。 ○ノート提出…考査ごとにノートを集めます。整理整頓が苦手な人ほど、ルーズリーフではない普通のノートを使 うとよいでしょう。また、古文と漢文でノートを分けましょう。 ○課題(予習)…語句の意味調べや本文の通読・書き写しなど様々にあります。 -3- 4.学習の計画 月 単元名 学習内容 4 古文/イントロダクシ 「蜂飼いの大臣」 ョン 古事談 評価の観点と規準 評価方法 ・歴史的仮名遣いを理解し、本文 を音読している。 【知】 ・話の大意を理解している。 【読】 小テスト1 漢文/イントロダクシ 「塞翁が馬」 ョン ・漢文訓読のきまりについて理解 している。 【知】 ・書き下し文をつくることができ る。 【知】 5 小テスト2 ・動詞の活用や係り結び、敬語の 基礎について理解している。 【知】 ・古文の文章を内容や展開、人物 6 の様子や性格などを考えて音読 前期中間考査 している。 【読】 ノート提出 ・説話に描かれた古代人の物の見 方や考え方を理解している。 【読】 小テスト3 7 漢文/論語、老子、荘子 「孔子の人となり」 ・訓点や句法を理解し、現代語訳 「大道廃れて、仁義あり」 できる。 【知】 「天下水より柔弱なるは莫 ・各思想家の人となりや考えを示 し」 す場面や比喩を正確に読み取っ 「混沌」 ている。 【読】 小テスト4 8 古文/今昔物語集 「絵師と大工」 ・形容詞・形容動詞や敬語の基礎 「姨母捨山」 を理解している。 【知】 ・助動詞の基礎について理解して いる。 【知】 9 ・話の展開をとらえ、人物の考え 前期末考査 や心情を読み取っている。 【読】 ノート提出 小テスト5 漢文/漢詩 「竹林館」 ・作者の時代背景や漢詩のきまり 「峨眉山月歌」ほか を理解している。 【知】 ・描かれている情景を味わい、そ 10 の情景から作者の心情を読み取 っている。 【読】 小テスト6 古文/十訓抄 「行成と実方」 ・説話の背景の歴史や人物につい て調べて発表する。 【関】 11 ・登場人物の性格や言動の特徴、 その後の運命などを記述に即し て読み取っている。 【読】 小テスト7 漢文/三国志 「三たび往きて、乃ち見る」 ・基本文法を理解し、現代語訳で きる。 【知】 12 ・場面状況を正確に読み取り、登 後期中間考査 場人物の心情・考えを理解してい ノート提出 る。 【読】 小テスト8 古文/古今著聞集 「女盗賊」 ・挿入句などの、古典の文章表現 1 の特徴をとらえることができる。 【知】 ・話の展開をとらえ、要点を押さ えてまとめることができる。 【読】 小テスト9 *「関心・意欲・態度」は全ての 後期末考査 単元で評価します。 ノート提出 古文/宇治拾遺物語 「百鬼夜行」 「呪いを知らせた犬」 -4-
© Copyright 2024 ExpyDoc