学番 平成26年度 教科(科目) 使用教科書 副教材等 履修単位(時間) 8 新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校 機械設計 工 業(機械設計) 学科(コース)・学年 機械設計1(実教出版) プリント 関数電卓 3単位(105時間) 履修条件 機械科・2学年 必修 1.学習目標 機械設計に関する知識と技術を習得させ、器具、機械などを創造的、合理的に設計する能力を態度 を育てます。 2.指導の重点 ○機械設計に関する基本的な知識や技能を工学的にしっかりと身に付けます。 ・機械の機構について理解し、その様子を表現できるようにします。 ・機械に働く力と運動について理解し、具体的事例により基本的な法則を表現し、基本的な計算 を行う力を身に付けます。 ・材料の強さについて理解し、適用する数式を適切に選択できる力を身に付けます。 3.学習の計画 学期 学習内容 1学期 1.機械と設計 ・機械のなりたち ・機械設計 2学期 3学期 学習のねらい 学習活動(評価方法) ○ 機 械 の 定 義 と 機 械 の 構 成 要 素 の ・課題演習,小テスト、 名称などの知識を身につけます。 定期考査等により、 ○機械を設計することは、製図や 総合的に評価します。 工作などの知識と密接に関わって いることを理解します。 2.機械に働く力と仕事 ○力の合成・分解と力のモーメン ・力 トについて実例を用いて説明し、 ・運動 力のつりあいを図式と数式によっ て表現する力を身に付けます。 ○速度と加速度の関係や角速度と 周速度の関係を理解し、基本的な 運動を数式で表現する力を身に付 けます。 2.機械に働く力を仕事 ○ て こ や 滑 車 と い っ た 簡 単 な 道 具 ・課題演習、小テスト、 ・仕事と動力 の原理を理解し、仕事の原理を理 定期考査等、総合的 ・摩擦と機械の効率 解します。 に評価します。 ○エネルギの観点から、摩擦など を学び、機械の効率を理解します。 3.材料の強さ ○機械部品に加わる荷重の種類 ・材料に加わる荷重 を知り、材料に生ずる応力とひず ・各種荷重を受ける材料の みを理解します。 強さ ○変形や破壊の考えを取り入れ、 ・材料の破壊と強さ 機械要素の強度計算や寸法計算に 必要な基本的な知識を学びます。 3.材料の強さ ・曲げ ○ 曲 げ を 受 け る は り に つ い て 、 力 ・課題演習、小テスト、 とモーメントのつりあいから、支 定期考査等、総合的 点反力を求める手法を学びます。 に評価します。 学番 8 新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校 ○曲げを受けるはりについて、各 点における、せん断力、曲げモー メントを求める手法を学びます。 ○曲げをうけるはりについて、せ ん断力と曲げモーメントの様子を 図示する、せん断力図と曲げモー メント図を描く手法を学びます。 4.評価規準と評価方法 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 [評価規準] [評価規準] 機械設計に関する諸 機械設計に関する諸 課 題 に つ い て 関 心 を も 課題の解決を目指して ち 、 そ の 改 善 ・ 向 上 を 思考を深め、基礎的・ 目 指 し て 主 体 的 に 取 り 基本的な知識と技術を 組もうとするとともに、もとに、技術者として 実 践 的 な 態 度 を 身 に つ 適切に判断し、表現す けている。 る創造的な能力を身に つけている。 [評価方法] [評価方法] 学習活動の観察、課 思考・判断した過程 題の記述内容等から生 や 結 果 の 説 明 な ど か 徒 の 取 組 状 況 を 多 面 的 ら、思考・判断の過程 に評価を行う。 と結果、充実した言語 活動のもの適切に表現 できるかを多面的に評 価する。 技能 [評価規準] 機械設計に関する基 礎的・基本的な技術を 身に付け、安全や環境 に配慮し、合理的な計 画のもと、その技術を 適切に活用している。 ・これまで学んだ内容 の理解度を確認するた め、標準テストを受験 します。 知識・理解 [評価規準] 機械設計に関する基礎 的・基本的な知識を身に つけ、現代社会における 工業の意義や役割を理解 している。 [評価方法] [評価方法] 要求に応じ適切な処 ペーパーテストの結果 理を行う技能や資料を のみならず、学習課題の 適切に活用する技能な 記述内容等から多面的に どを多面的に評価する。評価を行う。 5.その他(留意すべき点・担当者からの一言) 数式を使って要求された値を求めるなどの小さな目標にとどまらず、機械工学分野の核となって いる「機械設計」について、工学的視点に加え数学的視点や倫理的視点など広い視野で事象を捉え る力を身に付けることを目指して学習を進めてください。日々の家庭学習が大切です。家庭学習時 間の確保に努めてください。
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