5月食育だより - 豊中みどり幼稚園

平成27年
豊中みどり幼稚園
新緑の季節である5月の5日は、こどもの日。青い空を、風でおなかいっぱい膨
らませたこいのぼりが泳ぎます。端午の節句ですが、今では子どもたちへの慈
しみの思いを込めて、幸せを願いすこやかな育ちを祝う日です。
好き嫌いをなくそう!
好き嫌いなく何でも食べられるようになるには、食事を強制してはいけません。子どもに「食事は嫌だ、つらい」という思
いを抱かせてしまいます。また、子どもたちの味覚や食べる意欲は日々違っているので、昨日まで食べられなかったもの
が、友達と一緒に食べたら食べられるようになったり、調理法を変えたら食べられたり、ほんの少しのきっかけで好きにな
ることもあります。
子どもにとっての「楽しい食事環境づくり」を考えてみましょう。
~何でも食べられるようになるために~
①いっしょに食べる
親や友達といっしょに食べることで、
「食べてみようかな」と興味を持ち始
めます。「おいしい」と食べる姿を見
せることも大切です。
④旬のものを食べる
旬の新鮮な食材はおいしく栄養価も
高いものです。その食材が本当にお
いしい時期に食べると、好きになる
可能性も高まるようです。
②いっしょに料理をする
いっしょに料理をすることに
よって、みんなで作って食べ
る喜びが味わえます。
③調理にひと工夫
生野菜に火を通す、好きな食べ物と
いっしょに混ぜる等、食べやすいよ
うに工夫をしましょう。
⑥強制しない
嫌いな食べ物を強制させること
で、「食事=楽しくない」という
思いを抱かせてしまいます。
⑤お腹をすかしてから食べる
みなさんは食事の前にお腹が
すいていますか?お腹がすい
ていると苦手なものでも、おい
しく感じられることもあります。
♪ 絹さやの卵とじ♪
関東では絹さやと呼び、細身でやわらかいもの、関西では
大きめのオランダサヤエンドウが好まれます。
さやえんどうの中でも絹さやは色鮮やかで食感もよく、煮
物やお吸い物などの彩りとして最適です。また、ふくらみの
ある「スナップえんどう」や「砂糖さや」なども人気です。
●食べ方●
筋を取り、たっぷりの湯でさっと茹で、手早く炒めたり煮た
りします。量がたくさんあるときは、だしと調味料で煮て卵と
じにしたり、もやしの茹でたものと一緒にからし和えにしても
良いでしょう。
また、バター炒めもさっぱりとしておいしくいただけます。
●材料(4人分)
絹さや
卵
Aだし汁
A酒
Aしょうゆ(あれば薄口)
A砂糖
A塩
100g
2個
1/2カップ
大さじ1
小さじ1
小さじ1
少々
●作り方
①絹さやはへたと筋を取る。卵は軽く溶きほぐしておく。
②小鍋にAを入れてひと煮立ちさせる。中火にし、絹さやを加
えてひと煮立ちしたら、卵を鍋の中心から鍋肌にぐるりと回し
入れる。卵が半熟の状態で火を止め、余熱で蒸らして仕上げ
る。