血圧脈波検査装置 BP‐203RPEⅢ 確立された指標血管のつまりの指標であるABI、硬さの指標であるbaPWVは日本循環器学会、高血圧学会、糖尿病学会、透析医学会、動脈硬化学会などで推奨され、広く認知されています。簡便で時間を要しない検査両手、両足にカフを巻き、クリップ式の心電図を両腕に付けるだけで、血圧を測定する感覚で検査が出来ます。検査時間は5分程度。気軽に検査出来ます。わかりやすい検査結果血管のつまりの状態（ABI）、血管の硬さ（baPWV）がイラストでわかりやすく説明されております。（2009年製最新モデル） ABI(Ankle Brachial Index)とは… 血圧値を使用して算出足関節上腕血圧比(ABI)で下肢動脈の狭窄・閉塞の有無を調べます。下肢の最高血圧ＡＢＩ＝上腕最高血圧（左右高い方）下肢の血圧値は正常な場合、上腕の血圧値よりも少し高い値になります。しかし、動脈硬化が進行すると下肢の血圧値が下がってきます。したがって、ABIでは上腕の血圧値と下肢の血圧値の比をみており、その値が０，９未満であると血管が詰まっている可能性が高く、その値が低いほど重症度が高くなります。 ABIの評価基準 ABI≦0.90 ＰＡＤ（下肢閉塞性動脈硬化症） 0.91≦ABI≦1.40 正常 1.40＜ABI 動脈圧迫困難（足関節血圧の偽上昇） baPWVとは… (brachial ankle Pulse Wave Velosiy) 脈波を使用して算出脈波伝播速度（PWV）で血管の伸展性と心血管疾患リスクを表します。心臓から押し出された血液により生じた拍動（脈波）の伝わる速度（腕から足首まで）を測定する検査です。健常者は血管がしなやかであり弾力性があるため、拍動（脈波）が血管で吸収されてスピード（PWV）が遅くなります。これに対し、動脈硬化が起こっている血管は血管壁が硬くなっているために拍動が血管壁で吸収されず、スピード（PWV）が速くなります。つまり、動脈硬化が進行すると脈波伝搬速度（PWV）が速くなり、血管のしなやかさが損なわれ、心血管に対するリスクも高くなります。 baPWVの値をもとに血管年齢を算出できます！