平成27年度 人間総合科学研究科生涯発達専攻 カウンセリングコース 入学試験問題 解答上の注意 1. この問題冊子は、表紙も含めて6頁、問題は3問あります。 2. 問題1、問題2、問題3ともに、所定の答案用紙を使用して下さい。 3. 更紙(何も印刷されていない紙)は下書き用です。 4. それぞれの答案用紙の所定の欄には、必ず、受験番号を記入して下さい。 5. ローマ字・算用数字は1マスに2文字記入して下さい。 その場合も、解答字数は1マスで1文字と数えます。 6. 解答し終わった答案用紙は裏返しにふせて、机の左側から順に、問題1-1、問題1-2、 問題1-3、問題1-4、問題2、問題3と机上に置いて下さい。その他の用紙は、机の右側に まとめて置いて下さい。 7. 配布された全ての用紙(問題冊子、答案用紙6枚、下書きの更紙1枚)は、一切、室外に持ち 出すことはできません。 1 問題 1 以下の 7 つの用語について、それぞれ 100 字~200 字の範囲で説明しなさい。 ① 名義尺度と比率尺度 (nominal scale and ratio scale) ② 自己開示と自己呈示 (self-disclosure and self-presentation) ③ 応用行動分析 (applied behavior analysis) ④ 防衛機制 (defense mechanism) ⑤ マズローの階層欲求説 (Maslow’s need hierarchy theory) ⑥ 原始反射 (primitive reflex) ⑦ ワーク・ファミリー・コンフリクト (work family conflict) 2 問題 2 下記の小論を読んで、 1. 小論の内容について、200 字以内で要約しなさい。 2. 援助活動における援助者と被援助者との間において、価値観に関する齟齬が生じた場 合の援助者の適切な対応について、あなたの見解を 400 字以内で述べなさい。 著作権法により公開しておりません。 Marianne Schneider Corey and Gerald Corey(1998).BECOMING A HELPER(Third Edition). Brooks/Cole Publishing Company. マリアン・コーリィ,ジェラルド・コーリィ著,下山晴彦監訳/堀越勝,堀越あゆみ訳(2004)心理援助の 専門職になるために-臨床心理士・カウンセラー・PSW を目指す人の基本テキスト-.金剛出版,246~247 頁 より一部改変して引用 3 問題 3 以下の図や表は,平成 16 年と平成 25 年の男女別・年齢階級別にみた就業に関する割合を 示したものと,平成 25 年の母仕事有無別・末子の保育状況を示したものである(厚生労働省 「平成 25 年国民生活基礎調査」結果の一部) 。 1.これらの表や図から言える,就業と保育をめぐる状況について 300 字以内でまとめなさい。 2.これらのデータに基づいて,就業と保育との関係を分析する調査計画を 300 字以内で具体的に書 きなさい。 注)国民生活基礎調査とは,保険,医療,福祉,年金,所得等国民生活の基礎的事項を調査し,厚 生労働行政の企画及び運営に必要な基礎資料を得ることを目的とするものであり,昭和 61 年を初年 として 3 年ごとに大規模な調査を実施し,中間の隔年は簡易な調査を実施することとしている。平 成 25 年には,第 10 回目の大規模調査が実施された。 図 1 年齢階級別にみた 15 歳以上の男の仕事ありの構成割合 注)仕事ありには,正規の職員・従業員,非正規の職員・従業員,その他が含まれる。その他には, 会社・団体等の役員,自営業主,家族従業者,内職,その他,勤めか自営か不詳及び勤め先での呼称 不詳を含む。 4 図 2 年齢階級別にみた 15 歳以上の女の仕事ありの構成割合 注)図1の注と同じ 末子の年齢 図 3 母仕事あり・末子の乳幼児の年齢別にみた日中の保育状況の構成割合 (複数回答) 注) 「父母」は「父のみ」 「母のみ」 「父母ともに」を含む 5 平成 25 年 末子の年齢 図4 母仕事なし・末子の乳幼児の年齢別にみた日中の保育状況の構成割合 (複数回答) 注)図3の注と同じ 6
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