平成27年5月15日 武山養護学校 保健室 しんねんど はじ げつ た あたら せいかつ な 新年度が始まり1カ月が経ちました。新しい生活には慣れましたか? けんこう しんだん えんそく しゅくはく ぎょうじ つづ たいちょう かんり き これから、健康診断や遠足、宿泊などの行事が続きます。体調管理に気をつけていきましょう。 けんこう しんだん 健康診断はじまっています けんこう しんだん けっか ずいじ けんこう てちょう し らん 健康診断の結果については、随時健康手帳でお知らせしていますのでご覧ください。 ちりょう ひつよう ばあい ちりょう わた びょういん じゅしん けっか し 治療が必要な場合は「治療のおすすめ」をお渡ししますので、病院で受診をし結果をお知らせください。 しんたい そくてい けっか つき かい けんこう てちょう きにゅう かえ かくにん がっこう へんきゃく また、身体測定の結果も月1回、健康手帳に記入してお返ししますので、確認されましたら学校に返却して ふめい てん ほけんしつ きがる と あ ください。ご不明な点がありましたら保健室までお気軽にお問い合わせください。 病院を受診しよう 治療が必要な 場合は… がっこう けん しん びょうき ☆ 学校健診でよくみつかる病気 ☆ しょく もつ 食物アレルギーってなあに? ✿食物アレルギーはなぜおこる? わたし からだ たいない しんにゅう いぶつ たい こうたい かじょう はんのう こうげき からだ まも はたら 私たちの体には、体内に侵入してきた異物に対して「抗体」をつくりこれを攻撃して体を守ろうとする働きがあります。 はたら とくてい ぶっしつ たい はんのう しょくもつ ばあい この働きが、ある特定の物質に対して過剰に反応してしまうのがアレルギー反応です。食物アレルギーの場合、 た もの ふく おも しつ いぶつ にんしき しょうじょう ひ お 食べ物に含まれる主にたんぱく質が異物(アレルゲン)と認識されて症状が引き起こされます。 こ おお しょくもつ ✿子どもに多い食物アレルギー こ しょくもつ おお せいちょう だんかい しょうか きのう みじゅく しつ ちい ぶんかい しょうか 子どもに食物アレルギーが多いのは、成長段階で消化機能が未熟でアレルゲンであるたんぱく質を小さく分解(消化) よういん かんが せいちょう ともな しょうか きゅうしゅう きのう はったつ することができないのがひとつの要因と考えられています。そのため、成長に伴い消化吸収機能が発達してくると、 げんいんしょくもつ た おお なか おとな つづ それまで原因食物となっていたものも食べられるようになることが多いです。(中には大人になっても続くものもあります) しょくもつ しょうじょう ✿食物アレルギーとアナフィラキシー症状 しょくもつ おお ひふ しょうじょう は 食物アレルギーで多くみられるのは、じんましん、かゆみなどの皮膚症状、くちびるやまぶたの腫れ、 くち いわかん ねんまく しょうじょう おお ばあい けいしょう す ぜんしん しょうじょう かくだい 口やのどの違和感などの粘膜症状です。多くの場合、軽症で済みますが、まれに全身に症状が拡大していき、ショック じょうたい おちい い 状態に陥ることがあります。これをアナフィラキシーと言います。 しょうじょう はんのう げんいん とつぜん きゅうそく しょうじょう しんこう びょうたい さ アナフィラキシー症状とは、アレルギー反応が原因で突然、急速に症状が進行していく病態を指します。 けつあつていか いき いきぐる しょうじょう いのち きけん じょうたい 血圧低下や息がヒューヒュー、ゼーゼー、息苦しいなどの症状は、命にかかわる危険な状態です。 しょうじょう いちじてき かんわ じこ ちゅうしゃやく アナフィラキシー症状を一時的に緩和するための、アドレナリン自己注射薬(エピペン)というものがあります。 しょほう せんもん いし しんだん ひつよう 処方には専門の医師の診断が必要となります。 しょくもつ おも ✿「もしかして、食物アレルギーかも?」と思ったら しょくご く かえ かん いし そうだん げんいんしょくもつ しんだん 食後に繰り返し「おかしいな?」と感じたら、まず医師に相談を。原因食物(アレルゲン)をきちんと診断してもらいましょう。 びょういん しょくしゅうかん しょくもつ で じょうきょう かぞく れき もんしん と 病院では、食習慣や食物アレルギーが出たときの状況、家族歴などについてくわしく問診を取ります。 しょくもつ うたが なに あと しょうじょう で 食物アレルギーが疑われたら、いつ、何を、どのくらいたべて、どれくらい後に、どのような症状が出たかがポイントにな ひつよう おう けつえき けんさ しょくもつけいこう ふか しけん とくてい ります。必要に応じて、血液検査や食物経口負荷試験でアレルゲンを特定していきます。アレルゲンがはっきりしたら、 いし しどう げんいんしょくもつ た しょくもつじょきょ おこな えいよう ぶそく けんこう せいちょう えいきょう 医師の指導のもと、原因食物を食べない「食物除去」行います。ただし、栄養不足で健康や成長に影響がでないよう、 せんもんい そうだん じょきょ ひつようさいしょうげん たいせつ 専門医としっかり相談し、除去は必要最小限にとどめることが大切です。 参照資料:ファイザー アナフィラキシーってなあに.jp http://allergy72.jp/food-allergy/what.html
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