2013年度シラバス - 星城大学

平成25年度
2013年度シラバス
星城大学大学院
健康支援学研究科
星城大学大学院健康支援学研究科
シラバス
目
次
健康支援学特論(植松・江西・大川・竹田・北野・中島・森川)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
健康支援学研究法(三田・安倍・渡邊・山田・久保)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
運動器障害系リハビリテーション学特論Ⅰ(江西一成)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
運動器障害系リハビリテーション学特論Ⅱ(安倍・飯塚)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
運動器障害系リハビリテーション学演習(江西・越智)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
病態運動学リハビリテーション学特論Ⅰ(安倍基幸)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
病態運動学リハビリテーション学特論Ⅱ(下野俊哉)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
病態運動学リハビリテーション学演習(古川公宣)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
認知障害系リハビリテーション学特論Ⅰ(渡邊・藤田)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
認知障害系リハビリテーション学特論Ⅱ(竹田徳則)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
認知障害系リハビリテーション学演習(竹田徳則)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
発達障害系リハビリテーション学特論Ⅰ(大歳太郎)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
発達障害系リハビリテーション学特論Ⅱ(三田勝己)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
発達障害系リハビリテーション学演習(三田・大歳)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
生活活動学特論Ⅰ(青柳幸利)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
生活活動学特論Ⅱ(大浦智子)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
生活活動学演習(山田和政)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
生活環境学特論Ⅰ(三田・伊東)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
生活環境学特論Ⅱ(北野達也)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
生活環境学演習(三田・藤田)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
運動健康支援学特論Ⅰ(林・越智)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
運動健康支援学特論Ⅱ(山田・久保)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
運動健康支援学演習(植松・山田・塩中・大工谷)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
スポーツ健康支援学特論Ⅰ(大川裕行)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
スポーツ健康支援学特論Ⅱ(大工谷新一)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
スポーツ健康支援学演習(大川裕行)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
医療安全管理学特論(北野達也)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
精神健康支援学特論(綾野・坂井)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
生体構造科学特論(久保金弥)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
生体機能科学特論(渡邊和子)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
社会支援行動学特論(綾野眞理)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
健康支援学特別研究(植松・江西・大川・竹田・山田・三田・渡邊・安倍・北野・久保)・・・・・・・・・・・32
科
目
2013 健康支援学特論
時間数:90分×15回(週1回)
担
当
植松・江西・大川・竹田
北野・中島・森川
講義形態
講義
開講期間
前期
キャンパス(本学・名古屋)
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
ここでは「健康支援学」というものを、「ヘルスプロモーション」の理念を踏襲しつつ、リハビリテーションの思想に
もある医療的(医学、障害学、理学療法学、作業療法学、保健学等)、社会科学的(心理学、社会学、法学、経済
学等)の両側面を柱に捉え、そしてそれを支えるための健康支援実践モデルの構築(進取事業企画・企業、産
学官協同事業化企画等)とその管理・運営(経営管理学、安全管理学等)といった要素についても幅広い領域か
らの知見を、オムニバス方式で各専門領域の担当教員が講義し、人の健康を支援するために必要な知識・技
術とは何かということを概観的に触れ、「健康支援学」の概念を深めることができるようにする。
【履修注意】 特になし
【評価方法】
試験なし
全講受講後 1 週間以内のレポート課題提出にて 60 点以上を合格とする。
【教科書】【参考書・文献】 なし
【講義計画・内容】
回数
項 目
1
健康概念1(植松)
2
健康概念2(植松)
3
健康支援の対象・方法(植松)
4
健康支援の活動1(植松)
5
健康支援の活動2(植松)
6
内 容
① ①健康、病気、障害、弱者、②健康科学、保健・
体育学、健康支援学、③WHO 定義
④保健・医療・介護・福祉学、予防、⑤総合リハ
ビリテーションの概念のいろいろ
健常者、生活習慣病予防、高齢者、アスリート
実践モデル1:転倒・介護・疾病・障害・体調不
調予防に関する取り組みと研究
実践モデル2:予防のための評価・トレーニング
機器開発に関する産学協同研究
健康と疾病、健康・医療政策をめぐる 医療・社会保障の発生の歴史経緯、我が国に
歴史的変遷(江西)
おけるリハビリテーション誕生までの変遷
遠隔
○
○
○
○
○
○
7
健康支援とリハビリテーションの接点 社会に対する医療およびリハビリテーションの
(江西)
意味づけ(自身の研究内容の紹介から)
8
健康の社会的決定因子(竹田)
9
介護予防介入策(竹田)
10
スポーツによる健康支援1(大川)
11
スポーツによる健康支援2(大川)
12
健康支援の管理・運営1(北野)
管理・運営(質・安全管理学等)の必要性
○
13
健康支援の管理・運営2(北野)
管理・運営(質・安全管理学等)の実際
○
14
患者・家族からの視点(中島)
「寝たきり」患者の家族が医療者に期待すること
○
15
人権・文化人類学からの視点(森川)
健康の社会的決定因子
生物・心理・社会モデル
介護予防における健康支援の介入戦略と課題
認知症発症の大規模コホート研究
健康の維持・増進におけるスポーツの効果と実
施上の注意点
障害者の健康の維持・増進におけるスポーツの
効果と実施上の注意点
エジプトにおける精神病患者の社会復帰や人
権に対する社会の理解の現状を解説する
○
○
○
○
○
○
科
目
健康支援学研究法
時間数:90 分×15 回(隔週 1 回,2 コマ)
担
当
三田・安倍・渡邊・
山田・久保
講義形態
講義
開講期間
前期
キャンパス(名古屋)
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
今までに履修してきた、もしくは従事してきた専門領域で学んだ知識を基礎として、健康支援活動に関する
基礎から応用までの実験的な研究法を理解し、科学的思考を深めることを目指す。このため我が国や諸外国
のリハビリテーション医療および健康維持・増進や疾病予防・介護予防の関係誌の論文の検索の仕方、研究
テーマの設定、研究仮説の設定、研究計画書の作成、研究手順、統計処理の仕方、結果の論文形式へのま
とめ方、論文の発表について、オムニバス方式で各専門領域の担当教員が講義し、「健康支援研究法」の実
践的方法を修得できることを目標とする。
【履修注意】
授業は全回出席のこと。質問は教員や受講生にとって貴重な情報であり、講義中、随時受け付ける
【評価方法】
出欠席・授業態度(積極的参加度合い):30 点、レポート:70 点により総合評価
【教科書】
特に定めない
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
1
2
3
4
項 目
文献読解(安倍)
研究倫理(渡邊)
内 容
遠隔
文献読解に役立つ医学英語と略語の基礎を学ぶ
○
人および動物を対象とした研究倫理原則、研究倫
理専門委員会への研究計画書の申請方法を学ぶ
○
5
6
研究のまとめ方(山田)
7
8
文献検索(久保)
研究成果のまとめ方と発表方法を教示する
文献検索および文献管理、先行論文を概観した
研究目的・方法の構築法を習得する
○
○
9
10
11
12
研究計画(三田)
論文執筆(三田)
研究計画の作成法を教示する
論文執筆の方法について,本大学院の執筆要綱
に基づいて解説する
○
○
13
14
15
数理解析法(三田)
間隔尺度および順位・名義尺度の両尺度につい
て、数理統計解析法について教示する
○
運動器障害系
リハビリテーション学特論Ⅰ
科
目
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
江西 一成
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
運動器とは、身体運動をになう筋・骨格・神経系の総称で、そのいずれの損傷でも身体運動の遂行障害をきた
す。その治療は、整形外科・脳神経外科・神経内科などの診療科とリハビリテーションとの連携のもとに行われ、そ
れぞれの治療方法も近年めざましい進歩を遂げたものもある。なかでも脳血管障害は、循環器疾患・中枢神経およ
び運動器疾患という複合疾患の特徴から多面的問題を有している。そのため、本講義では脳血管障害を中心に、
その診断・治療に関する知見にも触れながら、より効果的なリハビリテーションの方法や技術、対象者の QOL 向上
に寄与するためのリハビリテーションのあり方などに関する講義を行う。
【履修注意】
大学院講義は院生の知的好奇心に大きく依存します。高い興味と関心、自律的学習を心がけてください。
【評価方法】
試験(なし) ※出欠状況・課題レポート等による総合的評価
【教科書】(特に定めない)
【参考書・文献】
書籍名:脳卒中治療ガイドライン 2009 著者:脳卒中合同ガイドライン委員会 出版社:協和企画
【講義計画・内容】
回数
項 目
1
リハビリテーションの基礎①
2
リハビリテーションの基礎②
3
リハビリテーションの基礎③
4
脳機能の理解
5
脳血管障害の理解①
6
脳血管障害の理解②
7
8
9
10
内 容
運動器とは何か、骨・関節・筋について、リハビリテーションの役割
リハビリテーションの手段、運動療法とは、運動療法実施のための
循環機能の知識、中枢神経とは何か
中枢神経の起源、ヒトとしての進化、ヒト中枢神経の分類、中枢神
経損傷の原因と特徴
運動制御装置としての脳、脳幹の役割と運動、個体発生における
脳の形成
情報処理装置としての脳、脳血管障害による脳損傷、脳血管系の
解剖、
脳血管系の生理学、脳血管障害の病理学、脳血管障害の病型分
類、
脳血管障害のリハビリテー 循環器疾患としての脳血管障害、中枢神経疾患としての脳血管障
ション①
害(運動麻痺の臨床徴候を理解する)、嚥下障害、
脳血管障害のリハビリテー (高次脳機能障害について)ヒトとチンパンジー 、失語症(左半球
ション②
損傷) 、右半球損傷の特徴と症状、ヒトしての高次脳機能
脳血管障害のリハビリテー 中枢性運動麻痺の徴候、運動器の廃用症候群、脳卒中治療ガイド
ション③
運動療法の基礎①
ラインとリハビリテーション、「神経筋促通手技」流行の背景
脳血管障害のリハビリテーションにおけるトピックスを考える、なぜ
起立歩行動作が重要か、ヒトの歩き方と骨格構造
遠隔
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
リハビリテーション評価の視点・専門職教育の視点、どのように運
11
運動療法の基礎②
動療法を進めるか、重症度別リハビリの必要性、他動的介助歩行
○
の遂行
12
リハビリテーション評価
動作分析の意義とジレンマ、重心移動を伴う動作をどう考えるか
○
13
ADL 能力への反映
起居移動・ADL 動作への活用、ADL 自立をどう考えるか
○
14
事例報告
○
15
まとめ
○
運動器障害系
リハビリテーション学特論Ⅱ
科
目
担
当
安倍基幸・飯塚照史
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
キャンパス(本学)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
リハビリテーション対象疾患のうち脊椎・脊髄・運動器系疾患(手の外科含む)の運動障害に焦点をあてる。安倍
(10 コマ)と飯塚(5 コマ・手の外科)が担当する。リハビリテーション学領域での診療や研究では比較的新しい治療
法でも、理論的裏付けやEBMが乏しいものもみられる。例えば脊髄損傷のBWSTTも大規模RCTで効果が否定
的である。このような最新の視点も交え運動器障害系のリハビリテーションを理解する能力を高めることを授業目標
とする。
さらに利用できると思われる各種の評価測定機器を紹介する。 上記疾患の病態の本質や合併症の理解を通じ
て、臨床現場や研究での応用能力を高めることを到達目標とする。
【履修注意】
内容と順番が異なることがある。場合により本学で行うこともある。
【評価方法】
試験なし
英語論文抄読もおこない総合的に評価する。
【教科書】
教科書は特に定めないが、資料を配付する。
【参考書・文献】
特に定めない。
回数
項 目
内 容
遠隔
1
オリエンテーション
授業オリエンテーション、リハビリのEBM,NBM
○
2
脊髄損傷1
概論・問題点・最新の話題
○
3
脊髄損傷2
合併症の克服・最新の話題
○
4
内部障害と運動器1
概論・問題点
○
5
内部障害と運動器2
最新の話題
○
6
骨関節疾患1
概論・問題点
○
7
骨関節疾患1
最新の話題
○
8
末梢神経1
概論・問題点
○
9
末梢神経2と痛み
最新の話題
○
10
手の外科とリハビリ1
基礎(解剖・運動学)
○
11
手の外科とリハビリ2
手の疾患
○
12
手の外科とリハビリ3
リハビリの基礎1
○
13
手の外科とリハビリ4
リハビリの基礎2
○
14
手の外科とリハビリ5
症例検討
○
15
英語論文抄読
自分の研究に関連した英語論文の紹介
○
運動器障害系
リハビリテーション学演習
科
目
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
江西 一成・越智 亮
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
運動器障害系リハビリテーション学特論Ⅰにおいて修得した知識を踏まえて、中枢神経、特に脳についての
理解を深めていく。そのため、脳や運動に関する最新の知見や情報を網羅した課題図書を輪読し、それぞれの
内容の発表と議論を行う。そのことで、本科目の理解を深め、それらのリハビリテーション領域における応用や
有効活用のあり方などを議論し考える。
【履修注意】
意見交換や議論などへの能動的・積極的参加を期待します。
【評価方法】
試験(な し) 出欠状況・課題レポート等による総合的評価
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
書籍名: 脳百話
著者:松村道一・他
出版社:市村出版
【参考書・文献】
書籍名:ヒトの動きの神経科学
著者:Leonard CT,松村道一(訳)
出版社:市村出版
書籍名:この 6 つのおかげでヒトは進化した 著者:Walter C,梶山あゆみ(訳)
出版社:早川書房
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
オリエンテーション
×
2
抄録発表・議論①
「脳百話」基礎編 A-1~A-6
×
3
抄録発表・議論②
「脳百話」基礎編 A-7~A-12
×
4
抄録発表・議論③
「脳百話」末梢編 B-1~B-10
×
5
抄録発表・議論④
「脳百話」末梢編 B-11~B-20
×
6
抄録発表・議論⑤
「脳百話」末梢編 B-21~B-30
×
7
末梢編まとめ
意見交換、関連事例の報告
×
8
抄録発表・議論⑥
「脳百話」中枢編 C1~C10
×
9
抄録発表・議論⑦
「脳百話」中枢編 C11~C20
×
10
抄録発表・議論⑧
「脳百話」中枢編 C21~C29
×
11
中枢編まとめ
意見交換、関連事例の報告
×
12
抄録発表・議論⑨
「脳百話」応用編 D1~D10
×
13
抄録発表・議論⑩
「脳百話」応用編 D11~D20
×
14
抄録発表・議論⑪
「脳百話」応用編 D21~D30
×
15
まとめ
×
病態運動学
リハビリテーション学特論Ⅰ
科
目
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
担
当
安倍基幸
キャンパス(本学)
講義形態
講義
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
中枢神経障害、末梢神経障害、骨・関節・神経筋障害を中心に病態運動学に焦点を当てる。前期で運動器
障害系リハビリテーション学特論Ⅱを担当するが、この授業は前期の内容を継続的に行う。 画像診断も含め
て病態より、リハビリテーション学の理解を深めることを授業目標とする。さらに 論文の基本構成や医学英語
など、研究に必要な基礎的知識も概説する。この授業の到達目標はリハビリテーションの病態運動学を題材
にし、研究を進めるに当たって基本的な考えを身につけることとする。
【履修注意】
内容と順番が異なることがある。場合により本学で行うこともある。超音波実習も行う。
【評価方法】
試験なし 各自参加した秋の学会報告も行う。総合的に評価する。
【教科書】
教科書は特に定めないが、資料を配付する。
【参考書・文献】
特に定めない。
回数
項 目
内 容
遠隔
1
オリエンテーション
オリエンテーション
○
2
論文の構成・医学英語1
基本と構成
○
3
論文の構成・医学英語2
用法・語法
○
4
論文の構成・医学英語3
用法・語法
○
5
論文の構成・医学英語4
用法・語法
○
6
内部障害1
画像診断と病態
○
7
内部障害2
画像診断と病態
○
8
中枢神経障害1
画像診断と病態
○
9
中枢神経障害2
画像診断と病態
○
10
脊椎脊髄障害
画像診断と病態
○
11
骨関節障害
画像診断と病態
○
12
超音波診断
画像診断と病態・実習
○
13
学会報告
参加した学会を報告
○
14
学会報告
参加した学会を報告
○
15
まとめ
総まとめと反省
○
病態運動学
リハビリテーション学特論Ⅱ
科
目
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
下野 俊哉
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
障害に起因する動作運動特性を分析する病態運動学に基づいたリハビリテーションアプローチについて検討す
る。理学療法や作業療法・言語聴覚療法等のリハビリテーションを行う際、日常臨床でよく遭遇する疾患について、
その病態運動学を理解し、リハビリテーション学的視点で障害を捉えることが重要である。この病態運動学リハビリ
テーション学特論Ⅱにおいては、特に骨・関節、筋、神経の障害に起因する運動器障害(主に筋骨格系疾患)に焦
点をあて、病態運動学に基づくリハビリテーションについて講義形式で解説する。
この科目による到達目標は、代表的運動器障害の病態が理解できること、それに基づくリハビリテーション評価と治
療が理解できることとする。
【履修注意】
テーマの必要事項について予習をして、講義に望むこと。
【評価方法】
試験なし
課題,出席率により評価する
【教科書】
特に定めない
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
講義の進め方と病態運動学に基づくリハビリテ
遠隔
1
病態運動学に基づくリハビリテーション総論
2
運動器障害に対する筋電図検査 1
筋電図の種類と役割
×
3
運動器障害に対する筋電図検査 2
筋電図の種類と役割
×
4
変形性股・膝関節症の病態運動学と治療
5
腱板損傷の病態運動学と治療
腱板損傷、病態運動学、リハビリテーション
×
6
椎間板障害の病態運動学と治療
椎間板障害、病態、リハビリテーション
×
7
足関節捻挫の病態運動学と治療
捻挫、病態運動学、リハビリテーション
×
8
サルコペニア1
概念
×
9
サルコペニア2
評価、治療
×
10
高齢者の運動器障害とリハ
特徴、リハビリテーション
×
11
尿失禁の病態運動学と治療
腹圧性尿失禁、病態、リハビリテーション
×
12
課題発表
テーマを決定し、発表と討論を行う
×
13
課題発表
テーマを決定し、発表と討論を行う
×
14
課題発表
テーマを決定し、発表と討論を行う
×
15
課題発表
テーマを決定し、発表と討論を行う
×
ーション総論
変股・膝関節症、病態運動学、リハビリテーショ
ン
×
×
科
目
病態運動学リハビリテーション学演習
担
当
時間数:90分×15 回(週 1 回)
古川 公宣
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
疾患は様々な病態を呈し、それに起因する運動障害は多種多様である。
本講においては、疾患に依存した運動障害を考察するのではなく、あくまでも病態から生み出される障害に起因する
運動障害に主眼を置いて、ケースの障害像を明確にするために手法を習得する。
【履修注意】
講義、演習、実習などを織り交ぜて構築するので、講義会場が変わります。事前に確認をすること。
【評価方法】
演習の取り組みや講義の出席状況などを総合的に判断します。
演習の中にプレゼンテーションを含み,その内容を精査します。
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
指定しない
【参考書・文献】
指定しない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
関節病態運動学総論
講義概要・関節病態のメカニズム
○
2
姿勢制御の考え方
体重心制御,足圧中心制御と運動連鎖
○
3
股関節の病態運動学Ⅰ
股関節の形態と特徴から見た病態の特性
○
4
股関節の病態運動学Ⅱ
関節運動・動作のとらえ方
○
5
股関節の病態運動学Ⅲ
股関節術後の病態運動学
○
6
膝関節の病態運動学Ⅰ
機能解剖学的観点
○
7
膝関節の病態運動学Ⅱ
OA と靭帯損傷の病態運動学
○
8
膝関節の病態運動学Ⅲ
TKA の病態運動学
○
9
足関節の病態運動学Ⅰ
足関節の運動特性
○
10
足関節の病態運動学Ⅱ
機能解剖学的観点 1
○
11
足関節の病態運動学Ⅲ
機能解剖学的観点 2
○
12
腰部障害の病態運動学Ⅰ
基本的構造と機能
○
13
腰部障害の病態運動学Ⅱ
機能障害
○
14
腰部障害の病態運動学Ⅲ
コアスタビリティ
○
15
まとめ
○
認知障害系
リハビリテーション学特論Ⅰ
科
目
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
渡邊和子 ・ 藤田高史
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
授業
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
少子高齢化の急進展は認知症高齢者およびその予備軍を急増させ、ストレス社会は交通事故や脳血管障
害による認知障害者(高次脳機能障害者)を増加させており、これら認知障害に対する医学的リハビリテーショ
ンの社会的ニーズは日増しに高まっている。しかし、認知障害(高次脳機能障害)に対する理解はまだ深まって
いないのが現状である。本特論では基礎編と臨床編に分け、認知機能と神経回路、認知障害の要因、進行過
程、症状、評価法およびリハビリテーションプログラミングを理解する。原則として遠隔授業が可能であるが、一
部遠隔受容ができない講義内容もあり得る。
《基礎編》【授業目標】 認知障害を理解するために必要な脳機能の基盤および種々の脳機能測定法について
理解を深める。 【到達目標】 認知機能障害の特徴を理解する。
《臨床編》 【授業目標】 高次脳機能障害および認知症に関する評価方法およびリハビリテーションを含む支
援方法について理解を深める。 【到達目標】 高次脳機能障害と認知症の評価やと支援方法を理解する。
【履修注意】
毎回、各自が抱える認知障害者との対応における問題点、認知障害の疑問点を積極的に授業中に提示し、
両方向性の授業を形成できるように心がけてほしい。
【評価方法】講義ごとのレポートもしくは筆記試験。
【教科書】
資料配布
【参考書・文献】講義中、随時紹介する。
【講義計画・内容】
回数
項
目
内
容
1
遠隔
○
2
神経細胞活動の基本原理および脳内神経回
○
3
路の基本を理解し、続いて高次脳機能における
○
4
高次脳機能の神経科学的アプ
5
ローチ法
6
情報処理メカニズム、高次脳機能の解析方法に
ついて最新情報を交えながら探究し、認知障害
の理解を深めていく。また、新しい認知機能解析
方法の可能性についても考察していく。
○
○
○
7
○
8
○
9
○
10
○
国内外における高次脳機能障害および認知症
11
12
13
認知リハビリテーション(評価 に関する研究、実情調査などを踏まえ、積極的
と実践)
な論議を交えて効果的な認知リハビリテーション
プログラミングを考究していく。
○
○
○
14
○
15
○
科
目
認知障害系リハビリテーション学特論Ⅱ
担
当
時間数:90分×15回(週1回)
竹田徳則
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
本科目では、高齢社会の現状を踏まえつつ人間の健康と心理社会面との関連,高齢者の健康寿命延伸に向けた
介護予防支援について、特に今後の増加が確実な認知症予防の手がかりについて論じていく。受講者は健康の保
持と増進に好ましいとされる行動、その変容を促進するための認知-行動理論、認知症発症と心理社会面、高次生
活機能との関連について理解する。
【履修注意】
講義内容に関連する論文を紹介するので内容理解の一助として欲しい。なお、内容が変更となる場合がある。
【評価方法】
レポート評定
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
書籍名:認知症の作業療法 著者:小川敬之・竹田徳則(編・著) 出版社:医歯薬出版
【参考書・文献】
書籍名:検証健康格差社会-介護予防に向けた社会疫学的大規模 編者:近藤克則 出版社 医学書院
書籍名:認知症学上・下 出版社 日本臨牀
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
健康のための行動
認知プロセス 行動選択 行動プロセス
○
2
健康のための行動
生き抜く力 内的資源 外的資源
○
3
健康と地域のありよう
ソーシャル・キャピタル 社会的因子 環境因子
○
4
高齢社会と認知症
認知症の疫学 有病率 発生率
○
5
認知症発症の関連因子
認知症と生物・心理社会・生活各因子
○
6
認知症発症の関連因子
認知症と生物・心理社会・生活各因子
○
7
認知症の評価
医学的診断・認知機能評価・ADL・IADL評価
○
8
認知症の評価
行動・精神観察評価・うつ評価
○
9
認知症予防の考え方
一次予防 二次予防 三次予防
○
10
認知症の介入
リハビリテーション 非薬物療法 ケア
○
11
認知症の介入
リハビリテーション 非薬物療法 ケア
○
12
認知症の介入
早期発見 軽度認知機能障害
○
13
認知症の介入
地域介入 介護予防 認知症予防
○
14
認知症の介入
地域介入 介護予防 認知症予防
○
15
まとめ
まとめ
○
認知障害系リハビリテーション学特論
科
目
演習
担
当
時間数:90分×15回(週1回)
竹田徳則
キャンパス(本学・名古屋・地域)
講義形態
演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
本科目では、高齢者が住み慣れた地域において健康で自立した生活を営み、地域のなかで一人の生活者として
社会参加を可能にするための支援法について、その具体的手がかりを介護予防・認知症予防としての「憩いのサロ
ン」事業を通じて理解する。地域住民が運営主体の介護予防事業を通じて、地域介入では包括的なプログラム提供
が心理社会面、認知機能の保持には有効であることを理解する。
【履修注意】
地域介入プログラムへの参加が主となる。プログラムへの参加が2~3回でプログラムの一部を担当する。愛知県
武豊町憩いのサロン事業参加の日程については、受講者と調整し設定する。なお、内容が変更となる場合がある。
【評価方法】
レポート、プログラムへの参加、プログラム担当を総合して評定
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
書籍名:認知症の作業療法 著者:小川敬之・竹田徳則(編・著) 出版社:医歯薬出版
【参考書・文献】
書籍名:健康格差社会を生き抜く 著者近藤克則 出版社 朝日新書
【講義計画・内容】
回数
1
項 目
介護予防
内 容
介護予防最近の知見 ハイリスク戦略 ポピュレ
ーション戦略
遠隔
○
2
介護予防
地域住民主体 介護予防 取り組みプロセス
○
3
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
4
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
5
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
6
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
7
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
8
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
9
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
10
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
11
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
12
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
13
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
14
介護予防・認知症・うつ予防事業
愛知県武豊町憩いのサロン事業参加
×
15
まとめ
介護予防評価の考え方 まとめ
○
発達障害系
リハビリテーション学特論Ⅰ
科
目
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
担
当
大歳
太郎
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
発達障害領域リハビリテーションが対象とする疾患は、肢体不自由、広汎性発達障害(PDD)、精神
遅滞、学習障害(LD)
、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)など多岐にわたる。本特論では、これらの疾患
を中心として、現在小児医や発達障害リハビリテーションで実施されている種々の評価や介入法に関
して、文献を基に学び、臨床的応用について考察する。また、平成 19 年度から学校教育において従来
の養護学校から特別支援学校への転換がなされている。この変革の中で個別の支援計画の作成が謳わ
れており、今後より発達障害リハビリテーションと特別支援学校との連携が重視される。このトピッ
クにも焦点をあて、今後の双方の総合的・包括的な支援のあり方に関して、文献購読やディスカッシ
ョンにより探求する。
【評価方法】
出席状況、レポート、報告を通じて総合的に評価する。
【教科書】
講義開始後に指定する
【参考書・文献】
講義開始後に指定する。
【講義計画・内容】(予定)
回数
内 容
遠隔
1
×
2
×
3
×
4
×
5
×
6
7
8
9
×
発達障害領域リハビリテーションが対象とする疾患は、肢体不自由、広汎性発達
障害(PDD)、精神遅滞、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)などの疾
患を中心として、現在小児医や発達障害リハビリテーションで実施されている種々
の評価や介入法に関して、文献を基に学び、臨床的応用について考察する。
×
×
×
10
×
11
×
12
×
13
×
14
×
15
×
発達障害系
担
リハビリテーション学特論Ⅱ 当
科
目
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
三田
勝己
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
児童福祉法によれば、重症心身障害児(以下、重症児と略す)とは、重度の知的障害(知能指数:35 以下)
と重度の肢体不自由(運動機能:座位以下)が重複した 18 歳未満の障害児と定義されている。重症児は多
くの場合、脳性まひ、てんかん、知的障害、行動障害が重複した病態を呈し、また、呼吸器疾患を始め全身
諸器官にわたる重篤な合併症を有する。そのため、日常的な生活介護のみならず、常に医療的な管理を必要
とする人たちである。18 歳以上の同様な障害をもつ成人に対しては行政上定義されていないが、重症児と同
様な医療・福祉サービスが提供されている。ここでは児童および成人を含めて重症児・者と総称する。本特
論では、重症児・者について基礎的な理解をするとともに、重症児・者への各分野からのアプローチ、よりよ
い生活を支えるための支援について包括的に学ぶことができる。
【評価方法】
出席状況、レポート、報告を通じて総合的に評価する。
【教科書】(受講の際は事前に購入してください)
江草ほか:重症心身障害療育アニュアル第 2 版.医歯薬出版
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】(予定)
回数
1
項
目
容
遠隔
重症児・者問題の歴史
○
2
重症児・者の概念と定義
○
3
重症心身障害の診断と評価
○
発生頻度と病因
○
死亡頻度と死因
○
主病態
○
療育的対応の実際
○
基本的考え方
○
リハビリテーション専門職のかかわり
○
日常的健康管理
○
合併症とその対策
○
在宅重症児・者の実態
○
13
障害者自立支援法
○
14
重症児通園事業
○
15
特別支援教育
○
4
重症児・者の療育と理念
内
重症児・者の実態
5
6
重症児・者にみられる障害と療育
7
8
重症心身障害のリハビリテーション
9
10
重症心身障害の医療的対応
11
12
重症児・者への支援
発達障害系
リハビリテーション学演習
科
目
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
三田
大歳
勝己
太郎
キャンパス(名古屋)
講義形態
演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
発達障害系リハビリテーション学特論Ⅰで得た知見を基に、発達障害のある子どもたちとその保護
者を対象とした国内外の文献や資料の購読及び臨床場面の観察や参加を通して、個々のニーズに対応
した適切な発達障害に対するリハビリテーション支援の方法について修得できる。
具体的には,実際の臨床経験を基に、発達障害児・者の社会参加を構成する個人及び環境要因につ
いて、下記の著書の輪読を通して、障害や発達の状況、家族・学校・地域社会・職場や福祉施設等の
諸状況をも含めた、心理、教育、福祉的側面からも包括的に理解する。
(三田/7 回)
また,発達障害の評価・診断という視点にとどまらず、臨床現場における経験を通して発達障害児・
者への具体的介入を検討し、実践的専門性を養う。
(大歳/8 回)
【履修注意】
授業は全回出席のこと。質問は教員や受講生にとって貴重な情報であり,講義中,随時受け付ける
【評価方法】
講義ごとのレポート(三田)脳性麻痺児と自閉症児に対する事例検討レポート(大歳)
【教科書】(受講の際は事前に購入してください)
WHO:国際生活機能分類.中央法規出版 2002(三田)
【参考書・文献】
特に定めない
【その他(特記事項)】
学外実習を伴う(大歳)
【講義計画・内容】
回数
1
項 目
WHO国際分類ファミリー
内 容
文献:WHO Family of International Classification
の紹介
遠隔
×
2
3
4
5
国際生活機能分類
著書「ICF国際生活機能分類」の輪読と解説
×
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
発達障害の評価・診断という視点にとどまら
学外実習(予定)
ず、臨床現場における経験を通して発達障害
児・者への具体的介入を検討し、実践的専門
性を養う学外実習。(予定)
×
科
目
生活活動学特論 I
担
当
時間数:90 分×15 回(月 1~2回程度)
青栁 幸利
講義形態
講義
開講期間
集中
単位数
2単位
キャンパス(名古屋)
【授業目標・到達目標】
本講義では、担当者が 2000 年より群馬県中之条町で行っている「高齢者の日常的な身体活動と心身の健康に
関する学際的研究(中之条研究)」に基づいて、高齢者における日常身体活動パターン(量・質・タイミング)と身体
的・心理社会的・精神的・代謝的健康要素との関係を概説する。また、歩数と軽度および適度な身体活動の量との
相互関係や、身体活動の強度や総量を変える心理学的・社会学的・気象学的因子について述べる。さらに、身体活
動パターンと食事・栄養補助食品(サプリメント)の相互作用に言及する。そしてこれらの中之条研究データに基づ
いて、身体活動による医療費削減の可能性を見積もる理論的分析を解説する。
【履修注意】
集中講義として計15回、日時は受講希望者と相談して決める。
【評価方法】
試験(あり・なし)
発表またはレポート(後日提出)または小テスト(資料持込可)。出席率を50%とする。
【教科書】(受講の際は事前に購入してください、あるいは授業開始日に担当者から直接購入もできます)
書籍名:健康長寿の実現に最適な日常身体活動の量と質(250円)著者:青栁幸利出版社:ノーブル・プレス
書籍名:医療費削減の効果が得られる日常身体活動の量と質(250円)著者:青栁幸利出版社:ノーブル・プレス
【参考書・文献】
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
国際的展望に立つ中之条研究
中之条研究の概要(目的や対象者、方法など)
×
2
日常身体活動の特性①
運動強度の定義、歩数と中強度活動時間の関係
×
3
日常身体活動の特性②
性差、加齢変化など
×
4
日常身体活動の特性③
身体活動の周期、生活行動の至適観察期間など
×
5
日常身体活動と健康①
歩数と中強度活動時間の効果における性差など
×
6
日常身体活動と健康②
「こころ」の健康(うつ、QOL)など
×
7
日常身体活動と健康③
「からだ」の健康(動脈硬化、筋骨格系疾患、メタボ)
×
8
日常身体活動と健康④
介護予防・疾病予防の至適身体活動閾値など
×
9
日常身体活動と食事・栄養補助食品
乳塩基性タンパク質やラクトフェリンの効果など
×
10
日常身体活動に影響を及ぼす要因①
病気(うつ)やライフイベント(配偶者の死亡)など
×
11
日常身体活動に影響を及ぼす要因②
気象要素(降水量、日長、気温、日照時間)など
×
12
日常身体活動に影響を及ぼす要因③
季節変動や行動性体温調節など
×
13
運動によらない新しい健康支援システム
現在開発中の生活習慣プログラムの紹介など
×
14
中之条研究に基づく医療費削減モデル
身体活動による医療費削減のシミュレーションなど
×
15
試験(資料持込可)
または簡単な発表、またはレポートなら後日提出
×
中之条研究に関する文献(30編程度の原著・レビュー論文)をコピーして配布します。
(講義計画・内容)
科
目
生活活動学特論Ⅱ
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
大浦 智子
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
本科目では、人の健康および生活活動について、集団を対象とする視点および個人を対象とする視点によ
る理解をめざす。具体的には、集団を対象とする視点として、健康行動理論、1 次・2 次・3 次予防、エビデンス
に基づく実践、集団や地域の健康づくりについての理解を深め、主に公衆衛生学的視座に立ち検討する。個
人を対象とする視点として、クライエント中心の考え方、作業療法理論やモデルの理解など、主に作業療法学
的視座に立ち検討する。到達目標は、①人の健康と健康行動、②人の活動、について説明できることである。
【履修注意】
必要に応じて、集中講義を予定している。日時・履修形式については、履修者と調整する。
【評価方法】
試験なし。出席状況、受講態度、課題を総合的に評価する。適宜、課題(輪読、発表、レポート)を提示する。
【教科書】
特に定めない。
【参考書・文献】
・畑栄一・土井由利子編集:行動科学 健康づくりのための理論と応用.南江堂,2003.
・保健スタッフのためのソーシャル・マーケティングの基礎.医歯薬出版株式会社,2004.
・Marjorie E. Scaffa 編著 山田孝監訳:地域に根ざした作業療法 理論と実践.協同医書出版社,2005.
・吉川ひろみ: 「作業」って何だろう 作業科学入門.医歯薬出版株式会社,2008.
(講義計画・内容)
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
イントロダクション
コース紹介、今後の予定
×
2
健康と予防
健康、エビデンスに基づく公衆衛生
○
3
研究デザイン1
介入研究のデザイン
○
4
研究デザイン2
観察研究のデザイン
○
5
研究デザイン3
横断研究、質的研究
○
6
根拠に基づく実践
エビデンスとガイドライン
○
7
研究倫理
倫理指針、COI
○
8
医療の質指標
医療・保健における「質」
○
9
集団の健康
健康行動理論
×
10
介入(研究)計画実習
介入(研究)計画(対象の選定、リクルート)
×
11
介入(研究)計画実習
介入(研究)計画(介入プログラム)
×
12
介入(研究)計画実習
介入(研究)計画(効果の測定)
×
13
人の活動1
作業療法の歴史
○
14
人の活動2
作業療法の理論
○
15
まとめ
まとめ
×
科
目
生活活動学演習
担
当
時間数:90分×15回(週1回)
山田 和政
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義・実習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
我々は日々を送る中で、どのような生活行動を取っているのか?ここでは、様々な生活環境下での日常生活行
動を捉え、虚弱高齢者および要支援・要介護高齢者の日常生活行動の特徴を健康成人と比較し、活発で活動
的な生活を送るための指導のあり方について学習する。講義と討論を併用して演習を進めていく他、文献抄読
と課題にも取り組み、知識を深めていく。受講者は、本科目を通して「日常生活行動」の概念を修得することがで
きる。
【履修注意】
以下の時間は遠隔授業が行えない。
・ 5~8 回目(連続して実習を行う)
・15 回目
※11~14 回は、課題の進行状況によっては遠隔での対応も可能。
【評価方法】
試験は実施しない。
課題発表(6 割)およびその内容(4 割)により評価する。
【教科書】
適宜、資料を配布する。
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
団塊世代とこれからの健康支援のあり方
団塊世代・2015 年問題・健康支援
○
2
国際生活機能分類(ICF)を振り返る
ICIDH・ICF・概念
○
3
参加制約について考える
機能障害・活動制限・参加制約・事例
○
4
「日常生活行動」とは何か?
日常生活行動・日常生活動作・日常生活活動・
日常生活行為
×
5
6
7
○
実習「動作を分析する」
三次元動作解析装置・重心動揺計・筋電図・
×
起立動作・着座動作・分析・指導・介助方法
×
×
8
9
ライフコーダを用いた研究関連文献の紹介
ライフコーダ・関連文献・紹介
○
10
課題「日常生活行動関連文献の抄読」
文献抄読・日常生活行動関連文献
○
ライフコーダ・使用方法・テーマの検討
△
情報収集・データ収集・解析
△
情報収集・データ収集・解析
△
情報収集・データ収集・解析
△
発表・ディスカッション・まとめ
×
11
12
13
課題「日常生活行動の実態調査」
14
15
課題発表
生活環境学特論Ⅰ
(生活支援工学特論)
科
目
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
三田
伊東
勝己
保志
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
健康支援という概念は、病者や障害者だけを対象とせずに、すべての国民が健康な生活を保持するも
のである。本特論では対象者を問わず日常生活の中で有用なユニバーサルデザインに基づく道具や環
境について理解を深めることができる。また、障害の有無に関わらず、意思を尊重し、尊厳を保つた
めに生活の維持・拡大を促す電子デバイスなどの支援機器は重要であり、そのための電子工学やコン
ピュータ工学の基礎を修得することができる。
【履修注意】
授業は全回出席のこと。質問は教員や受講生にとって貴重な情報であり、講義中、随時受け付ける。
【評価方法】
レポート
【教科書】
資料を配布する
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
1
項 目
バリアフリーデザイン
内 容
遠隔
バリアフリーデザインの概念と実践
○
ユニバーサルデザインの歴史と概念
○
ユニバーサルデザインの 7 原則
○
4
ユニバーサルデザインの実践例
○
5
1970 年代の障害者運動
○
6
リハビリテーション法の変遷(米国の事例)
○
公民権運動と障害者の人権(米国の事例)
○
8
アクセシビリティー(米国、日本の事例)
○
9
学校教育環境
○
10
電子部品の種類と役割
○
電子機器の電源の仕組み
○
12
電子回路と回路図
○
13
コンピュータの歴史とコンピュータシステム
○
コンピュータのハードウエア構成
○
コンピュータのソフトウエア構成
○
2
3
7
11
14
15
ユニバーサルデザイン
障害者の生活環境の改善
電子工学の基礎
コンピュータ工学の基礎
科
目
生活環境学特論Ⅱ
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
北野 達也
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
前期
単位数
2 単位
【授業目標・到達目標】
1.医療機関、福祉施設、行政機関における企画・運営システム構築の技法を修得する。
2.組織横断的に取り組むことのできる実践的な知識と研究技法を修得させる。
3.障害者、高齢者の立場に立った施設マネジメントの課題をテーマとし、ディスカッション形式、模擬授業、
コーディネートなどの手法を学ぶ。
【履修注意】
携帯電話電源切又はマナーモード、飲食禁、講義中入退室禁、遠隔授業可能
【評価方法】 試験なし
【教科書】 特に定めない
【参考書・文献】 特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
1
Introduction
生活環境学とは?
2
社会保障制度
我が国の社会保障制度、社会保障制度の変遷などについて
3
法的責任
患者の権利、医療・福祉専門職としての職業倫理・責務、法的責任
など
4
医療政策Ⅰ
社会保障を取り巻く環境、地域構造の変化などについて
5
医療政策Ⅱ
医療保険制度の概要、国民医療費の推移、保険者機能などにつ
いて
6
地域保健行政
地域住民の健康増進、疾病予防、地域保健サービスの体系化、
保健所の役割などについて
7
医療政策のあり方(演習)
医療政策のあり方について
8
中間まとめ
1~7のまとめ:到達目標:課題に対し具体的方策を提案できること
9
組織構築Ⅰ
医療・福祉における各種専門職資格制度について
専門職業務内容の理解、人材育成、再開発、人的資源管理など
10
組織構築Ⅱ
各部署間コミュニケーション・スキルについて、人事考課のあり方
組織横断的に取り組む Coordinator/Negotiatorとしての役割
11
組織構築Ⅲ
施設内研修会、ケース・スタディなどの効果的実施のための手法、
説明責任、医療事故訴訟対応及びADR(裁判外紛争解決)など
12
質評価、質改善
患者満足度、Evidence Practice Gap、P4P、周囲環境整備など
実証的な質の評価方法について
13
安全の確保と医療の質向上
第三者評価機関のあり方、継続的な安全・質の向上を目指して
14
医療・福祉施設における管理体制
各施設における質・安全管理体制構築の手法、医療オペレーショ
ンマネジメント、Team STTEPPS、チームワークシステムの重要性
15
総まとめ
全体のまとめ:到達目標:課題に対し具体的方策を提案できること
生活環境学演習
(生活支援工学演習)
科
目
三田
藤田
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
勝己
高史
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
健康支援という概念は、病者や障害者だけを対象とせずに、すべての国民が健康な生活を保持するも
のである。本演習では対象者を問わず日常生活の中で有用なユニバーサルデザインに基づく道具や環
境について修得することができる 。なお、授業ではユニバーサルデザインの代表的な教科書:
Strategies for Universal Design を輪読し、それを解説する。また、健康支援学では、疾病等により
人がどのような状態であっても、意思を尊重し、尊厳を保つために生活を維持・拡大を行う考え方を
重視している。本演習では、それを可能する電子工学についても教示し,加えて入力装置、住宅改修、
福祉機器活用方法について学ぶことができる。
【履修注意】
授業は全回出席のこと。質問は教員や受講生にとって貴重な情報であり,講義中,随時受け付ける。
なお、講義計画は変更することがある。
【評価方法】
レポート
【教科書】
資料を配布する
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
1
遠隔
○
2
Chap. 1 What is Universal Design ?
3
○
○
4
Strategies for Universal
5
Design の輪読
○
○
Chap. 2 A Brief History of Disability
6
Rights Legislation in the United States
7
8
○
○
○
基本動作の運動学
○
福祉機器の活用事例
○
難病事例
○
12
介助浴ユニバーサルデザイン
○
13
住宅構造
○
法規
○
住宅改修事例
○
9
日常生活活動概論
10
11
14
15
生活支援・福祉機器
住宅改修
科
目
運動健康支援学特論Ⅰ
担
当
林 久恵・越智 亮
時間数:90分×15回(集中)
講義形態
講義
開講期間
集中
単位数
2単位
キャンパス(名古屋)
【授業目標・到達目標】
:障害を有する高齢者のリハビリテーションには、障害構造や原因となる疾患の病態を理解した上で、生活の質を向
上させるための運動健康支援が必要である。運動健康支援学特論Ⅰでは、担当教員の専門領域を例に挙げ、病院
や地域でリハビリテーションスタッフに求められる医学的知識、運動療法や健康支援の考え方を提示し、臨床応用に
関する課題や解決策について議論する。
到達目標
①加齢による運動機能の変化および高齢者の障害像を概説できる。
②担当教員の専門領域における治療・健康支援の考え方を理解し、臨床現場で応用することができる。
③他職種の役割を考慮した健康支援計画立案し、遂行上の課題と解決策を述べることができる。
【履修注意】
初回のオリエンテーションにて、受講スケジュール・課題に関する説明を行うため、必ず出席すること。
【評価方法】
出席状況、レポート課題、議論への参加姿勢などから総合的に評価する。なお、予定は変更することがある。
【教科書】
特に定めない
【参考書・文献】
各回の講義で紹介する
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
オリエンテーション
講義計画(日程)確認、研究紹介
○
2
運動健康支援の効果の見方
統計学関連事項・研究論文の読み方
○
3
加齢による運動機能の変化Ⅰ
総論、体力低下、運動器、感覚器、心肺機能
○
4
加齢による運動機能の変化Ⅱ
筋力、筋量、瞬発力、柔軟性、運動単位
○
5
加齢による運動機能の変化Ⅲ
歩行、バランス、転倒回避動作、バイオメカニクス
○
6
歩行機能改善と転倒予防
具体的な治療・健康支援方法
○
7
高齢者の臨床的運動機能評価
各種歩行テスト、バランス検査法、注意事項
○
8
循環機能障害を有する高齢者の病態と 循環機能障害の捉え方、具体的な治療・健康支援
○
支援
方法
9
治療・健康支援効果の確認
効果検証の方法
○
10
運動健康支援学の実際Ⅰ
結果の見方・見せ方
○
11
運動健康支援学の実際Ⅱ
データから
○
12
運動健康支援学の実際Ⅲ
国際学会・論文から
○
13
運動健康支援学の実際Ⅳ
自分の専門領域から
○
14
15
他職種の役割を考慮した健康支援計画 他職種の役割を考慮した健康支援計画立案
立案
他職種の役割を考慮した健康支援計画
立案
遂行上の課題、解決策の提案
全体討論
○
○
科
目
担
当
運動健康支援学特論Ⅱ
山田 和政 ・ 久保 金弥
時間数:90分×15回(週1回)
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
運動・栄養・休養は、「健康の3要素」として重視されており、健康の維持・増進を図るための高度な専門知識と実践
力を身につけた指導者が求められている。本科目では、生活習慣病についての知識を確認するとともに、平成 18 年
から始まった介護予防事業の理念と指導技術について学ぶ。受講者は、本科目を通して「健康の維持・増進」を図る
上で必要となる生活習慣病および介護予防についての理解を深めることができる。
【履修注意】
オムニバス方式全 15 回(山田和政/13 回、久保金弥/2 回)
複数回、課題をまとめて発表する機会がある。
【評価方法】
試験は実施しない。
課題発表(6 割)およびその内容(4 割)により評価する。
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
特になし。
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
生活習慣病の概念
生活習慣病・概念・予防の重要性
○
2
生活習慣病①
飲酒・喫煙
○
3
生活習慣病②
身体活動・食習慣・肥満
○
4
生活習慣病③(課題)
発表・高血圧・糖尿病・高脂血症
○
5
介護予防の目的
介護保険制度・介護予防・背景・目的
○
6
介護予防と運動
高齢者・運動処方・効果・安全性
○
7
介護予防における支援技術
自己効力感・ソリューション・フィットネス・リハビリテーション
○
8
介護予防の取り組み①
実例・マシン・個別トレーニング・グループトレーニング
○
9
介護予防の取り組み②
実例・マシン・個別トレーニング・グループトレーニング
○
10
介護予防の取り組み③(課題)
発表・実例・マシン・個別トレーニング・グループトレーニング
○
11
介護予防と認知機能
睡眠・記憶・学習
○
12
介護予防と運動学習
運動・記憶・学習
○
13
まとめ(山田)
確認・復習
○
14
口腔ケア①
う蝕、歯周病、その他の口腔疾患とその成因
○
15
口腔ケア②
誤嚥性肺炎予防のための具体的な口腔ケアの手技
○
科
目
2013 運動健康支援学演習
担
当
時間数:360分×4回(週2回)
植松光俊 ・ 山田和政
大工谷新一 ・ 塩中雅博
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
欧米を中心に行なわれている、主として運動を用いた介護予防システムについて実例に拠って理解を進め、
さらにそのルーツとなる先行研究知見についての分析や歴史的変遷の過程を学ぶ。
最近の介護予防・転倒予防および体調不全(痛み・生活習慣病)予防等のためのいろいろなビジネスモデル施
設を見学し、健康支援として取り組むべき体力要素のトレーニング効果の可能性についての検討を行なう。
また我が国の健康支援の将来像について先行研究データに基づいた効果的プログラム立案や基礎的なシミュ
レーションの方法が理解できることを目標とする。
【履修注意】
効果的な見学成果が得られるよう、見学予定の実践モデル施設の情報についてネット上で事前収集し理解を深めて
おき、見学後に自分の見解をまとめ十分な討議ができるように努めてください。
【評価方法】
試験なし モデル施設見学後の討議内容と提出レポートにて評価をする。
【教科書】なし
【参考書・文献】 なし
【講義計画・内容】
回数
1
2
項 目
実践モデル施設1の 1 日見学演習
植松光俊教授担当(4コマ)
山田和政教授担当(4コマ)
大工谷新一外部講師担当
(4コマ)
4
病)予防等のための自費ビジネスモデル施設の実践モ
×
デルの見学とその理解
のための取り組み実践モデルの見学とその理解
×
生活習慣病の予防や改善,痛みなどの身体における
不調の改善,中高年者の健康増進のための取り組み
実践モデル(医療法第四十二条施設)の見学とその理
×
解
実践モデル施設4の 1 日見学演習 運動器機能向上型通所介護における介護予防のため
塩中雅博外部講師担当(3コマ)
遠隔
介護予防・転倒予防および体調不全(痛み・生活習慣
実践モデル施設2の 1 日見学演習 通所リハ・老健施設入所要介護者に対する介護予防
実践モデル施設3の 1 日見学演習
3
内 容
の取り組み実践モデルの見学とその理解
×
科
目
スポーツ健康支援学特論Ⅰ
担
当
時間数:90分×15回
大川 裕行
キャンパス(名古屋・他)
講義形態
講義・演習
開講期間
通年
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
障害者の社会復帰の促進、社会復帰後の障害者のサポートは理学療法士の重要な責務であり、障害者
(高齢者)の理学療法の一手段としてスポーツを導入することの意義、身体的・精神的・社会的効果を理解す
る。特に、一般健常者と異なる障害者(高齢者)の身体特性とスポーツの功罪を理解する。障害者(高齢者)
の生涯スポーツ、競技スポーツの実際を知り、すべての国民にスポーツを通じた自己実現を支援できることを
目指す。
【履修注意】
学修対象の競技大会(種目)は近畿、東海地区を中心に設定する予定です。
事前に競技に関する意見交換、討論会を設定し、当日、競技を観察する。
後日、まとめたものをプレゼンテーションするという流れで進めていきます。遠方の競技大会では前泊も計画し
ますので注意してください。また、観察を希望する対象競技(種目)があれば、随時申し出てください。
【評価方法】
出席状況、レポート、報告を通じて総合的に評価します。
【教科書】
特に定めない
【参考書・文献 】
特に定めない
【講義計画・内容】(予定)
回数
内 容
1
2
3
4
5
実際に障害者スポーツの現場を経験すること中心に進めていきます。
6
国内大会(陸上競技・水泳競技・その他)のいくつかに焦点を絞り、事前の
7
調査(競技の目的、位置付け、参加選手の特徴、その他)を各自が行い、実
8
9
10
11
12
13
14
15
際の現場で競技、および選手を観察する。観察結果をまとめ、調査資料ととも
に報告すること計画しています。
学生が参加しやすいように,競技大会(種目)、日程等を複数設定しますの
で、話し合いながら進めていきましょう。
遠隔
科
目
スポーツ健康支援学特論Ⅱ
時間数:90 分×15 回(集中)
担
当
大工谷 新一
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
スポーツにより広く健康を支援する体系として、スポーツ社会学、スポーツ医学の双方の観点から知識の
確認と補充、および問題点の整理と将来的な展望の考察を行う。
【履修注意】
集中講義として計 15 回、日時は受講希望者と相談して決める。
【評価方法】
試験なし。 出席、受講態度、理解度をもって成績判定します。
【教科書】
テキストはプリント配布する。
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
スポーツとは何か
講 義
×
2
スポーツと遊び
講 義
×
3
スポーツイベント
講 義
×
4
スポーツマネジメント 1
講 義
×
5
スポーツマネジメント 2
講 義
×
6
スポーツマネジメント 3
講 義
×
7
スポーツ外傷・障害に対する評価と理学療法 1
講 義
×
8
スポーツ外傷・障害に対する評価と理学療法 2
講 義
×
9
スポーツ外傷・障害に対する評価と理学療法 3
講 義
×
10
スポーツ外傷・障害に対する評価と理学療法 4
講 義
×
11
スポーツ外傷・障害に対する評価と理学療法 5
講 義
×
12
スポーツ外傷・障害に対する評価と理学療法 6
講 義
×
13
健康支援としてのスポーツ 1
講 義
×
14
健康支援としてのスポーツ 2
講 義
×
15
健康支援としてのスポーツ 3
講 義
×
科
目
スポーツ健康支援学演習
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
大川 裕行
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
国民の誰もが、生涯の各時期にわたって、いつでもどこでもスポーツに親しむことができる「生涯スポーツ
社会」を実現することは、明るく活力ある社会を形成していく上で重要な課題である。そのために、運動療法
を主たる治療手段とする理学療法は、身体運動の重要性を理解し、普及・実践していく能力を身につける必
要がある。スポーツの功罪も合わせて考えながら、スポーツに親しむことのできる環境整備についても内外
の事例を理解し、国民の健康の維持・増進に寄与するための理論と技術の修得を目標とします。
【履修注意】
【評価方法】
試験(あり・なし) 出席状況、レポート、報告を通じて総合的に評価します。
【教科書】(受講の際は事前に購入してください)
講義開始後に指定します。
【参考書・文献】
講義開始後に指定します。
【講義計画・内容】(予定)
回数
内 容
1
2
3
4
5
6
7
運動が身体に与える影響について多方面から学修します。特に、「運動と
8
呼吸」、「運動と循環」、「運動と免疫」に焦点を絞り、演習形式を取り入れな
9
がら進めます。
10
11
12
13
14
15
遠隔
科
目
生体構造学特論
担
当
時間数:90分×15回(週1回)
久保 金弥
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
人が通常の生活行動を行うためには安定した身体基盤と、それに支えられた上で対象物に介入するための
身体能力が必要となる。本講では、リハビリテーション医学を含む医療全般の基礎知識となる人体構造の正確
な理解と応用力を養うため、身体活動の基盤である運動器(骨格系、筋系と神経系との関連)について、最も一
般的な構造学について組織学および超微形態学的観点から講義する。また、時として観察される運動器の肉
眼解剖学的な異常例、すなわち、骨格系の異常、筋肉の起始・停止の異常、筋の欠落・付加、神経支配の破格
例、脈管の異常例などについて解説し、健康支援のためにその知識が活用されることを目標とする。
到達目標:人体の構造や骨格系の異常に関する知識が修得できる。
【履修注意】
講義と並行して顕微鏡を用いた組織観察等を行うため、全講義を遠隔講義にできない可能性がある(予定)。
【評価方法】
試験なし
提出物や授業態度等により評価する。
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
配布プリント等
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
組織総論
組織標本作製法
○
2
支持組織
線維性結合組織
○
3
軟骨組織①
硝子、弾性、線維性軟骨
○
4
軟骨組織②
硝子、弾性、線維性軟骨、顕微鏡観察
×
5
骨組織①
骨の発生、皮質骨、海綿骨
○
6
骨組織②
骨の発生、皮質骨、海綿骨、顕微鏡観察
×
7
筋組織①
横紋筋、平滑筋
○
8
筋組織②
横紋筋、平滑筋、顕微鏡観察
×
9
神経組織①
中枢神経(大脳、小脳、脊髄)
○
10
神経組織②
中枢神経(大脳、小脳、脊髄)
○
11
神経組織③
中枢神経(大脳、小脳、脊髄)、顕微鏡観察
×
12
神経組織④
シナプス
○
13
神経組織⑤
末梢神経
○
14
破格例
骨、筋、脈管、神経の破格例
○
15
破格例
骨、筋、脈管、神経の破格例
○
科
目
生体機能科学特論
担
当
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
渡邊 和子
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
後期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】
ヒトの生活行動は、的確な外界情報の入手(入力)、取得情報の分析・統合(センター)、および処理結果に
基づいた適切な行動(出力)が基盤となっている。この入力-処理-出力システムのセンターとなるのが脳と脊
髄からなる中枢である。体内あるいは体表面には様々なセンサーが配備され、体内外の環境変化に対応し、
変化に対する情報処理、応答が絶え間なく実行されている。本特論では生きるための生活行動のメカニズム
を理解するために、ホメオスタシス維持、運動、中枢機能など、日常の健康を考える上で特に必要となる項目
に焦点をあて、情報と日常生活をリンクさせて講義する。近年の日進月歩で新しくなる科学情報を理解するた
めの基本情報を習得することを到達目標とする。
授業では新知見を紹介し、これをどう読み取るかについてのグループ学習も実施し、ヒトが健康な生活を送
るために必要な知識の修得およびその活用方法も考究する。
【履修注意】
授業内容は受講者のレベル、希望を取り入れて随時変更する。
【評価方法】
試験あり (小テスト、輪読、課題、発表などで代用することもする)
【教科書】
特に定めない。随時プリントを配布する。
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
オリエンテーション
授業方針決定 ホメオスタシス
〇
2
自律神経系
闘争(逃走)と休養の必要性について
〇
3
内分泌系
ホルモンのはたらき
〇
4
血液
血液のはたらき
〇
5
循環系1
循環系のはたらき
〇
6
循環系2
心臓の働き
〇
7
呼吸器系1
呼吸運動
〇
8
呼吸器系2
呼吸器障害
〇
9
泌尿器系1
腎臓のはたらき
〇
10
泌尿器系2
酸塩基平衡
〇
11
中枢神経系1
中枢神経系のしくみ
〇
12
中枢神経系2
高次脳機能
〇
13
脊髄
反射
〇
14
運動
運動生理
〇
15
試験
×
科
目
社会支援行動学特論
担
当
時間数:90 分×15 回(週1回)
綾野 眞理
キャンパス(名古屋)
講義形態
講義
開講期間
前期
単位数
2単位
【授業目標・到達目標】

社会・家族の要因が健康を支えるためにどのような役割を果たしているかといったことについて学習するこ
とができる。

近年、社会が不安定になる様相を呈しているが、そうした社会状況の中で地域社会、家族等のかかえる問
題の解析をすることで、社会の病理性について理解することができる。

支援のための具体的な方法について、実践例を通して学ぶことができる。

受講生が、日頃から職場等での体験の中で感じる疑問のなかから、適宜トピックを選び学習する。
【履修注意】

講義の場所、時間等が変更になる場合がある。遠隔授業を行う可能性がある。
【評価方法】
試験なし
授業への参加、提出物等の成績を総合して評価する。
【教科書】( 受講の際は事前に購入してください)
特に指定しない。資料を適宜、授業前あるいは授業中に配布する。
【参考書・文献】
特に指定しないが、授業の中で紹介することがある。
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
遠隔
1
オリエンテーション&入門編
講義の概要、受講上の注意、
2
健康とは
健康の定義、心の健康、身体の健康
未定
3
個人、家族、社会
個人の役割、家族の役割、社会の役割
未定
4
社会支援の歴史
欧米諸国の社会支援
未定
5
日本における社会支援の歴史
日本の社会支援
未定
6
社会支援のさまざまなかたち 1
社会支援の実例、ディスカッション
未定
7
社会支援のさまざまなかたち 2
社会支援の実例、ディスカッション
未定
8
社会支援のさまざまなかたち 3
社会支援の実例、ディスカッション
未定
9
社会支援のさまざまなかたち 4
社会支援の実例、ディスカッション
未定
10
社会支援のさまざまなかたち 5
社会支援の実例、ディスカッション
未定
11
社会支援のさまざまなかたち 6
社会支援の実例、ディスカッション
未定
12
社会支援のさまざまなかたち 7
社会支援の実例、ディスカッション
未定
13
社会支援のさまざまなかたち 8
社会支援の実例、ディスカッション
未定
14
社会支援のさまざまなかたち 9
社会支援の実例、ディスカッション
未定
15
まとめ
ふりかえり
×
×
科
目
精神健康支援学特論
担
当
時間数:90分×15回(週1回)
綾野眞理・坂井一也
キャンパス(名古屋)
開講期間
後期
単位数
2単位
備考:
【授業目標・到達目標】

精神的な健康ということについて理解することができる。

精神的な健康状態を維持するために必要な理論と具体的な指導技法を学ぶことができる。

障害者、高齢者の心の問題を実際の事例を中心に考究し、精神生活における健康支援の実践的な知識と
研究技法を修得することができる。
【履修注意】
遠隔授業になる場合がある。
【評価方法】
綾野:試験なし。授業への参加、課題等の成績を総合して評価する。
坂井:出席、課題等で評価する。
【教科書】
綾野:授業時に配布する資料、視聴覚教材を用いる。
坂井:授業時に配布する資料、視聴覚教材を用いる。
【参考書・文献】
特に指定しない
【講義計画・内容】
回数
1
項 目
オリエンテーション&イントロダク
ション
内 容
遠隔
1~10 回までの講義の概要、心の健康とは
未定
2
統合調症(1)
統合失調症の実際
未定
3
統合失調症(2)
統合失調症患者と家族への支援
未定
4
パニック障害(1)
パニック障害の実際
未定
5
パニック障害(2)
パニック障害患者と家族への支援
未定
6
人格障害(1)
人格障害の実際
未定
7
人格障害(2)
人格障害に苦しむ人とその家族への支援
未定
8
PTSD(1)
PTSDの実際
未定
9
PTSD(2)
PTSDに苦しむ人とその家族への支援
未定
10
広汎性発達障害
広汎性発達障害の実際、支援のあり方
未定
11
精神障害リハビリテーション概要
日本の精神障害リハビリテーションの現状と課題
未定
12
地域で暮らす精神障害(1)
地域リハビリテーション、事例
未定
13
地域で暮らす精神障害(2)
メンタルヘルス、事例
未定
14
精神保健とスポーツ
スポーツ活動におけるノーマライゼーション
未定
15
自殺について
精神保健と自殺
未定
科
目
医療安全管理学特論
時間数:90 分×15 回(週 1 回)
担
当
北野 達也
キャンパス(本学・名古屋)
講義形態
講義・演習
開講期間
後期
単位数
2 単位
【授業目標・到達目標】
医療機関における安全管理体制構築の技法を修得する。医療事故や施設事故など現場事例を踏まえ、ディ
スカッション形式、模擬授業、コーディネートなどの手法を学び、組織横断的に取り組むことのできる実践的な知
識と研究技法の修得を目指す。
【履修注意】
携帯電話電源切又はマナーモード、飲食禁、講義中入退室禁、遠隔授業可能
【評価方法】
試験なし
【教科書】
特に定めない
【参考書・文献】
特に定めない
【講義計画・内容】
回数
項 目
内 容
1
Introduction
医療安全管理学とは?
2
医療安全管理Ⅰ
患者の権利、医療人としての職業倫理・責務、法的責任、Patients
Safety Manager、JCAHO、IOM、NHSなどについて
3
医療安全管理Ⅱ
医療安全推進、行政機関の取り組み、各医療機関の取り組み、
現状把握のための院内医療安全パトロールの実施について
4
医療安全管理Ⅲ
インシデント・アクシデント事例分析、警鐘事象(sentinel events)、
有害事象(adverse events)、医療事故報告制度と活用
5
医療安全管理Ⅳ
システム不全、ヒューマン・エラー、医療事故要因分 析手法
(SHELL,4M4E,RCA など)、有効的な分析手法、航空業界の応用
6
医療安全管理Ⅴ(演習)
医療事故発生のメカニズム、問題解決・改善、再発防止策及び未
然防止対策、ヒューマンファクター工学応用、グループワーク
7
医療安全管理Ⅵ(演習)
人材育成・再開発、シミュレーション教育、安全教育、危険予知トレ
ーニング、人材適正配置、意識改革、継続的な取り組み、GW
8
中間まとめ
1~7のまとめ
9
組織構築Ⅰ
医療安全管理者の役割、医療安全管理者(適任者)人選のあり
方、リーダーシップのあり方、医療安全管理部門設置の必要性
10
組織構築Ⅱ
チーム医療の担い手として各部署間コミュニケーションを図り、組
織横断的に取り組む Coordinator/Negotiatorとしての役割
11
組織構築Ⅲ
院内安全研修会、安全大会などの効果的実施のための手法、説
明責任、医療事故訴訟対応及びADR(裁判外紛争解決)など
12
質評価、質改善
医療安全管理と日本医療機能評価機構、ISO 認証の関わり
13
医療安全の確保と医療の質向上
継続的な医療安全の確保、医療の質の向上を目指して
14
医療安全管理体制構築
医療安全管理体制構築の手法、組織マネジメント評価
15
総まとめ
全体のまとめ
科
目
2013 健康支援学特別研究
担
当
開講期間
植松・江西・大川・竹田・山田・
渡邊・安倍・久保・三田・北野
総合科目:必修科目
キャンパス(
)
単位数
10単位
備考:遠隔授業可
授業概要(授業のねらい、目標、学習達成目標)
各領域各分野担当指導教員の指導の下、科学研究のための研究手法、研究論理を含めて講義し、学生がそ
れまでに学修した科目の知識を総合的に踏まえて調査・研究を行い、生活健康支援学領域における健康支援
のための理念や具体的な実践方法、技術開発等についての研究を計画的に行い修士論文等を作成するため
の指導を行なう。
各指導教員の指導内容は、以下の通りである。
(1 植松光俊)介護予防システムについての実例や先行研究の探索、および実施状況などについて実地調査
やその内容の検討などを行い、そこから我が国の健康支援の将来像について有用となる効果的プログラムや
提供体制のシミュレーションに関する検証などを行う。
(2 江西一成)リハビリテーションの主対象である中枢神経疾患、整形外科疾患に関する最近の医学的治療内
容に触れ、同時に具体的症例の病態を運動学的方法などで検討し、さらにそのリハビリテーションや運動療法
の有効性や効果的な方法などを検証する。
(3 大川裕行)障害者、高齢者を含む全ての国民の健康を支援する方法として身体運動(スポーツを含む)を取
り上げ、体力医学的研究成果やその方法を学ぶ。さらに、具体的に対象を定め、治療医学および予防医学の
観点から身体運動の功罪についての検証を行う。
(4 竹田徳則)認知症発症に関連する心理社会・生活機能との関連、認知症高齢者の非薬物療法ならびにQO
L向上のための作業療法について検証する。
(5 山田和政)生活行動に関する先行研究の探索とその基本動作である起居・移動動作を含む身の回り動作
の実際場面を再現しての運動学的・心理学的分析を踏まえて、虚弱高齢者や要支援・要介護高齢者の日常生
活行動を実地調査し、適切な指導・介助方法について実証する。
(6 渡邊和子)認知症および認知障害の要因、進行過程、症状理解のための高次脳機能に関する研究を進め
る。特に、認知症発症前の軽度認知障害、および早期発見スクリーニング法について、有効な方法の開発なら
びにその効果の検証などを行う。
(7 安倍基幸)文献読解に役立つ医学英語と略語の基礎、抄録の構成の基礎
(8 久保金弥)認知症、うつ病などのストレス性疾患の予防医学的対応として口腔機能を捉え、動物およびヒトを
対象とした研究を行う。脳リハビリテーションの観点から口腔機能の有用性を検討する。
(9 三田勝己)障害者、高齢者、および発達障害児(者)を対象に、ICF の活動、参加、背景因子(個人および環
境要因)を手がかりとして、障害や発達の状況、家族・地域社会・福祉施設等の諸状況などを生活支援工学的・
福祉的側面から包括的に検討する。
(10 北野達也)医療機関における医療の質・安全管理体制構築に関する研究を進める。医療の質においては、
実証的な質の評価方法を検証する。医療安全においては、インシデント・アクシデント事例を集積し、計量的に
安全管理状況をモニタリング分析し、それらの方法の有効性と応用性について検証する。社会的意義のある修
論指導を行う。
教科書・テキスト・参考文献等
試験・成績評価(試験の方法・成績評価の基準および方法)
修士論文の審査結果を基に評価をする。
その他(特記事項)