新採用職員院内研修計画

新人看護師
集合研修
オリエンテーション
看護部の概要
医療安全
感染管理
電子カルテの操作
採血
4月
到達目標:安全に器具を取り扱い、清潔操作を守ることができる
研修内容:真空採血についての講義
デモストレーション
模擬血管を使用しての実践
評
価:研修後に個別指導・テスト施行
基準看護計画
4月
到達目標:ゴードンの理論を理解してデータベースを入力する事が出来る
基準看護計画の定義を理解して看護計画立案することが出来る
研修内容:モデル患者の情報を使用しデータベースを入力、看護計画の立案を行う
看護サマリーの書き方
評価・感想:データベース、看護計画の立案ともに患者個々に応じて行えるよう、
現場で頑張っていきたいです。
輸液ルート管理
4、5 月
到達目標:正しい輸液ルートの選択と使用し実践する
点滴静脈注射の準備と理解が行える
研修内容:各輸液セットの説明と使用目的
輸液セット・輸液滴下計算の小テスト・複雑ルートの実践
評価・感想:輸液ルートの使用方法を先輩看護師・ME より講義をしてもらい実技
も実践し、慣れない輸液セットに四苦八苦のもと奮闘しました。
褥瘡・創傷管理
4、5 月
到達目標:皮膚のメカニズムを知り褥瘡の発生機序について理解する
患者の状態にあった体圧分散寝具を選択することができる
定期的な評価を行い、湿潤環境を考慮した看護が行える
研修内容:褥瘡システム・皮膚の構造と機能
褥瘡を発生させる要因・褥瘡のリスク
DESIGN-R の評価スケール についての講義
パワーポイントによる褥瘡症例の評価実践
評価・感想:褥瘡の発生機序を理解することができた
という意見が多かった。
実際の現場で活用できるよう褥瘡回診に
付き添い、観察したいとの意見も聞かれた。
インスリンについて
4、6月
到達目標:インスリンの種類・留意点・管理について学び、知識を深める事ができ
る
インスリン注射の手技の取得・インスリ注射の指導ができる
研修内容:糖の流れ・インスリン製剤の基礎知識ついての講義
インスリン注射の手技の実技
評価・感想:大切なポイント正しい指導方法・実践も
でき、分かりやすかった。
導尿
留置カテーテル法
5月
到達目標:導尿・留置カテーテル法の目的を理解し正確に実施することができる
研修方法:講義「特殊物品の説明」、デモンストレーション、実践
評
価:研修後に個別指導・テスト施行
栄養サポート(NST)
5月
到達目標:食事・栄養に関する評価が出来る
研修内容:栄養管理、輸液製剤、経腸栄養剤についての講義
栄養補助食品の説明、試食
評価・感想:試食することで、患者が食べているものの味や
食感を知ることが出来て良かったです。
フィジカルアセスメント
5月
到達目標:フィジカルアセスメントの目的を理解できる
フィジカルアセスメントの基本的手技を身につけることができる
研修内容:バイタルサインの評価についてパワーポイントを用いての講義
呼吸器の解剖生理についてフィジカルイグザミネーション、視診、触診、
聴診
聴診器を使用しての実技演習
循環器の代表的疾患についてパワーポイントを使用し、講義
評価・感想:実際に聴診器を使用しての研修だったので分かりやすかった。講義の
後に実技をしたので理解しやすかった。現場ですぐに実践できるもの
だったので臨床でも実施していきたい。
親睦会
5月
摂食嚥下・口腔ケア
6月
到達目標:摂食・嚥下プロセスの障害・疾患について理解できる
症例に応じた口腔ケア物品の選択・使用方法が理解できる
研修内容:摂食・嚥下についての講義
症例設定した口腔ケアの実践
評価・感想:実際に実施することで、患者の気持ちに
なれたとの意見が多かった。
患者個々に応じたアプローチの仕方がある
ということ、患者 1 人の情報を多職種で
共有することが大切だと学んだ。
喀痰吸引
7月
到達目標:口、鼻、気管切開チューブ、挿管チューブから適切に喀痰吸引ができる
研修内容:吸引の目的、必要物品、手技、注意点についてパワーポイントを用い
ての講義。デモ人形を用いて鼻腔、口腔、気管切開チューブ、挿管チ
ューブからの吸引の実技指導。デモ人形を使用しての実技テスト。
評価・感想:未経験だったチューブから吸引の実技ができ、戸惑いながらも勉強
になった。今後、この経験を現場で活かしたいという声も聞かれ
た。
救急看護
7、8月
達成目標:急変時の対応が理解できる、優先順位をつけて行動できる
心停止時の 4 つの波形を理解できる 早期除細動の理解、安全な準備
ができる
研修内容:急変時の対応についての講義やグループになっての実技指導
(人工呼吸・心臓マッサージ・挿管の介助等)
除細動について講義やグループになっての実技指導
評価・感想:実技を交えた研修だったので分かりやすかった。急変時の対応のイメ
ージができた。
看護必要度の評価方法と考え方
9月
到達目標:看護必要度の定義・目的・記録について理解できる
研修内容:講義(看護必要度の概念・必要度評価のための記録について)
シミュレーションによる看護必要度評価を行う
看護必要度テストによる評価(テスト・ビデオ演習)
評価・感想:評価方法と記録が難しい、再学習して頑張りたい。患者の状態を常に
把握しておく必要があるということが大切だと感じた。
人工呼吸器
10 月
到達目標:人工呼吸器の原理について理解でき、緊急時の対応ができる
研修内容:呼吸器の基礎知識、基本操作、設定方法、トラブル時について講義
実際に実機に触れて設定やトラブル対応を学ぶ
呼吸器設定、トラブル対応の実践テスト
評価・感想:臨床現場に役立つという意見がとても多かった。講義だけでなく、実
機に触れて学べたので解りやすかった。
エンゼルケア
10 月
到達目標:統一したエンゼルケアを定着する
研修内容:講義(死体の変化・エンゼルケア・グリーフケアについて)
実技(エンゼルケアの手順と家族に対する声かけ)
評価・感想:実践もでき、とても分かりやすかった。
実際に現場で役立てたい。
退院支援・退院調整について
10 月
到達目標:退院支援について理解し、患者支援に生かす事ができる
研修内容:退院受け入れまでの流れ
(退院調整における病棟看護師の役割と機能・連携など)
介護保険制度・介護施設の紹介
(退院支援・退院調整における社会資源の必要な制度)
評価・感想:地域連携の流れ、社会資源・退院までの流れを学び 症例を元にグル
プワークで考え利用サービスの見直しを行い、分かりやすかった。
研修を元に担当者会議に参加することができ 評価していく。