2年次 実技授業予定表(PDF:313KB)

ジュエリーデザインⅡ-A
担当者
荒川芳秋
期
前 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
4単位
授業科目の概要及び目標
概要:鏨(たがね)を使った「打ち出し技法」の演習と実作を行う。演習として、縦60㎜×横60㎜×厚み
0.7㎜、縦55㎜×横65㎜×厚み0.6㎜の銅板に2~3種の見本に沿った寸法形状を打ち出しする。
実作はオリジナルデザインにて縦50㎜×横65㎜×厚み0.7㎜の950‰銀板に打ち出し技法を使い
ブローチかペンダントを1点制作する。
目標:工具.鏨の道具を作りながら、アイデアスケッチを油粘土でモデル原型を作り、レリーフ(Relief)の
立体造形を確認する。銅板で基礎演習を学び、実作を銀板でガスバーナー.脂台.鏨.金鎚を使用して打
ち出し技法を学び習得する。工具.加熱.金属素材を知って、金属の展延性を理解する授業である。
授業の計画・内容
第 1 週
第 2 週
第 3 週
第 4 週
第 5 週
第 6 週
第 7 週
第 8 週
第 9 週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週
テキスト
彫金
菱田安彦
マコー社
資料と見本作品の提示。
履修上の留意点
作業に適した服装とマスクが必要。毎回、教室・作業机の清掃と工具の整理整頓をする。
成績評価の方法・基準
平常点30%、作品評価50%、制作態度20%
課題説明、銅板にて演習課題開始。針石目鏨作り指導。ケガキコンパスで図を書く。針石目鏨で印す。
木台で木槌を使い叩き出す。木鏨、坊主鏨、なめくり鏨、きめ鏨の作りと焼き入れ方法を指導する。
脂台の作り方を説明して、いも鎚で打ち出し開始する。鏨作りをしながら作業を進める。
打ち出し。
打ち出し。
打ち出し。
仕上げをして銅板演習前半課題の完成と提出。
銀板での後半実作アイデアスケッチの提出。油粘土でモデルを作成してレリーフの立体造形を確かめる。
デザインをトレーシングペーパーで写し、裏返して銀板にふのりで張り、針石目鏨で図の形を印す。
しゅもく木槌、いも鎚、鏨で打ち出し開始。
打ち出し。
打ち出し。
打ち出し。
仕上げをしてブローチかペンダントを完成。
完成図面とレンダリング作成。後半課題の提出。講評。
1,785円(税込)
ジュエリーデザインⅡ-A
担当者
首藤 治
期
前 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
4単位
授業科目の概要及び目標
ジュエリー製作の実際での基礎技法を実技により習得するために、初級技法とその応用を含めた課題製作
を中心として進めるが、目標は、製作の楽しさや奥の深さを知ることにより製作意欲と新たな発想を引き
出すためである。
授業の計画・内容
第 1 週
講義(ジュエリーの考え方・課題1説明)
第 2 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 3 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 4 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 5 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 6 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 7 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 8 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第 9 週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第10週
実技(課題1・SV925による基本リング製作)
第11週
講義(課題2説明)/実技(課題2・SV925によるロケットペンダント製作)
第12週
実技(課題2・SV925によるロケットペンダント製作)
第13週
実技(課題2・SV925によるロケットペンダント製作)
第14週
実技(課題2・SV925によるロケットペンダント製作)
第15週
実技(課題2・SV925によるロケットペンダント製作)
、他
テキスト
ジュエリーのメイキングポイント
首藤治
履修上の留意点
作業後、掃除・後片づけをする
成績評価の方法・基準
平常点30%、授業課題50%、作品評価20%
1,300円
ジュエリーデザインⅡ-A
担当者
小島亮子
期
前 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
4単位
授業科目の概要及び目標
「鍛金」の可能性を習得する。
ジュエリーの基本材料である金属の扱い方を、塑性加工を主とする鍛金により、多様な可能性を理解し、
その技を習得して作品制作に活かす力を培う。
授業の計画・内容
第 1 週
概要説明。金属について、金属作品について。安全について。
第 2 週
実素材により技法体験。プラン作成。
第 3 週
プランの確定。設計図の作成。工具・設備類の説明。
第 4 週
制作(1)
第 5 週
制作(2)
第 6 週
制作(3)
第 7 週
制作(4)
第 8 週
制作(5)
第 9 週
中間講評会。
第10週
制作(6)
第11週
制作(7)
第12週
制作(8)
第13週
制作(9)
第14週
制作(10)
第15週
前期講評会。前期まとめのレポート提出について。
テキスト
履修上の留意点
危険を伴う内容である。危険を理解し、適切な服装・準備をして出席すること。遅刻厳禁。
成績評価の方法・基準
制作態度 30%、レポート 30%、作品評価 40%
ジュエリーデザインⅡ-B
担当者
荒川芳秋
期
後 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
4単位
授業科目の概要及び目標
概要:
「彫り技法」刃鏨(たがね)の中で毛彫たがね、片切たがねを使用した演習と実作を行う。演習として、
縦60㎜×横60㎜×厚み0.8㎜の銅板にそれぞれの見本に基づいて彫りの練習をする。前半の実作は
縦70㎜×横70㎜×厚み0.8㎜の銅板を基に彫り技法、透かし技法、打ち出し技法を取り入れたオリ
ジナルデザインのブローチかペンダントを1点制作する。後半の実作は銀を使用して、地金細工オリ
ジナルシンプルデザインリングに2.0㎜のキュービック・ジルコニアを彫り留めしたオリジナルデザ
インリングを1点制作する。
目標:彫り技法を学び、彫り鏨の種類、役割、表現効果を理解して造形の幅を広げデザインの独自性を高める。
授業の計画・内容
第 1 週
第 2 週
第 3 週
第 4 週
第 5 週
第 6 週
第 7 週
第 8 週
第 9 週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週
テキスト
資料と参考作品の提示。
履修上の留意点
作業に適した服装とマスクが必要。毎回、教室・作業机の清掃と工具の整理整頓をする。
成績評価の方法・基準
平常点30%、作品評価50%、制作態度20%
課題説明、毛彫たがね.片切たがね作り指導。
たがね作り。見本に基づき彫りの演習。
銅板演習課題完成と提出。
銅板にて前半実作オリジナルデザインのブローチかペンダントのアイデアスケッチ提出。
制作
制作
仕上げをして前半課題の完成と提出。
銀にて後半の実作オリジナルシンプルデザイン彫り留めリングのアイデアスケッチ提出。地金作り。
2.0㎜ラウンド・ブリリアント・カットのキュービック・ジルコニア彫り留め用「たがね」作り。
地金リング作り。
彫り留めする部分に穴あけ加工。
石を彫り留め。
仕上げ。完成。
完成図面とレンダリング作成。
後半課題提出。講評。
ジュエリーデザインⅡ-B
担当者
川崎 薫
期
後 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
4単位
授業科目の概要及び目標
ジュエリ-の「製作の基本技法」の基礎と応用の造形演習。キュ-ビックジルコニアを使用。
石枠をシルバ-で巻き爪を作る。石枠は丸形、オ-バル形、ペアシェ-プ形、4種類基本形を作る。
キュ-ビックジルコニアの丸形10ミリを使い、シルバ-でリングを作り、爪をすり出し、爪をヤットコで曲
げてキュ-ビックを止めリングを完成させる。
授業の計画・内容
第 1 週
第 2 週
第 3 週
第 4 週
第 5 週
第 6 週
第 7 週
第 8 週
第 9 週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週
課題説明、950%の純銀と、50%の銅からなる二元合金を作る。
2.5m/m幅、1.2m/m厚の角棒を作る。
キュ-ビックジルコニアに合わせて石枠を巻く。
石枠に爪をロウ付け接合
4種類の枠と爪を製作
製作
仕上げ、完成
幅5m/m、厚み3.5m/m、棒状の地金作り
リング製作
リング製作
リング爪すり出し
石止め、仕上げ完成
デザイン画作成
デザイン画作成
講評
※授業中に作品、製品の提示。石の現物の提示。
テキスト
履修上の留意点
テキスト、指定材料を必ず持参
工具の整理整頓と清掃をする事
成績評価の方法・基準
作品の評価50%、製作態度20%、出席状況30%、技術マスターの評価
ジュエリーデザインⅡ-B
担当者
あさくらやよい
期
後 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
4単位
授業科目の概要及び目標
概要:前期で習得した「鍛金」の技法を活かして、金属素材の多様な可能性により、作品制作を行う。
目標:「鍛金」の技法をジュエリーに活かし、その可能性を展開する基礎を身につける。
授業の計画・内容
第 1 週
概要説明。金属・金属造形・鍛金について復習し、プランを描き出す。
第 2 週
プラン作成。設計図・模型の制作。材料確認。
第 3 週
制作(1)
第 4 週
制作(2)
第 5 週
制作(3)
第 6 週
制作(4)
第 7 週
制作(5)
第 8 週
中間講評会。各自の制作状況を発表し、意見交換。
第 9 週
制作(6)
第10週
制作(7)
第11週
制作(8)
第12週
制作(9)
第13週
制作(10)
第14週
制作(11)
第15週
講評、まとめと応用展開について、採点。
(作品の展示)
テキスト
なし
履修上の留意点
危険を伴う内容である。危険を理解し、適切な服装・準備をして出席すること。遅刻厳禁。
成績評価の方法・基準
研究意欲と制作態度60%、作品評価40%
ジュエリーデザイン特別演習Ⅱ-A
担当者
伊東直樹、野口勝久
期
前 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
2単位
授業科目の概要及び目標
日本のジュエリー業界の講義
七宝発祥の地である当地において、その技術の習得を行うことにより、ジュエリーとの融合をはかる。
銅版素地作成の習得と七宝技術習得のため、不透明釉薬による作品制作、透明釉薬と銀線を用いた本格的七
宝作品制作を行ない、これを用いて既に習得した金属技術とのジュエリー作品とし、新しい分野への可能性
をさぐる。
授業の計画・内容
第 1 週
講義
第 2 週
下絵の作成と銅版による素地の作成。
第 3 週
不透明釉薬による作品の制作。
第 4 週
銅版を用いて、素地の作成を行なう
第 5 週
下絵の作成とそれを用いて、銀線の作成を行なう。
第 6 週
素地上に作成した銀線を載せ、定着させる。
第 7 週
彩色をおこなう。
第 8 週
研ぎを行なった後、焼成して完成。
テキスト
なし
履修上の留意点
七宝における基礎的技術の理解と高度な技術である有線七宝の技法を身につける
成績評価の方法・基準
作品評価80%、制作態度20%
ジュエリーデザイン特別演習Ⅱ-A
担当者
森
期
前 期
別
尚子
授業形態
実
配当年次
2年次
単位数
2単位
授業科目の概要及び目標
技
純銀粘土アートクレイシルバー、銅粘土アートクレイコッパーを用いてジュエリー制作を行い
新たな創作表現を実技通して行う。
授業の計画・内容
第 1 週
油粘土を用いモデリング
第 2 週
アートクレイコッパーを用いペンダント制作
第 3 週
アートクレイコッパーを用いペンダント制作
第 4 週
アートクレイコッパーを用いペンダント制作
第 5 週
アートクレイシルバーにアートクレイコッパーを象嵌したペンダント制作
第 6 週
アートクレイシルバーにアートクレイコッパーを象嵌したペンダント制作
第 7 週
アートクレイシルバーにアートクレイコッパーを象嵌したペンダント制作
テキスト
履修上の留意点
限られた時間内でアートクレイシルバー、アートクレイコッパーの技能を身に付けること。
成績評価の方法・基準
平常点30%、作品評価50%、制作態度20%
ジュエリーデザイン特別演習Ⅱ-B
担当者
松井智子
期
後 期
別
授業形態
演
配当年次
2年次
習
単位数
2単位
授業科目の概要及び目標
ワックス加工法の基礎造形演習。シートワックス・インジェクションワックス・スプールワックス等のソフ
トワックスの特性を学び、それを生かしたペンダントを制作する。ロストワックス技法により完成させる。
授業の計画・内容
第 1 週
課題説明
第 2 週
アイデアスケッチ
第 3 週
シートワックス原型制作
第 4 週
シートワックス原型制作
第 5 週
シートワックス原型制作
第 6 週
埋没
第 7 週
鋳造
第 8 週
仕上げ
第 9 週
チェーン制作
第10週
チェーン制作
第11週
仕上げ
第12週
デザイン画作成
第13週
電機ペンアタッチメントの制作
第14週
電機ペンアタッチメントの制作
第15週
講評
テキスト
履修上の留意点
製作材料費 1人 1,500円くらい
成績評価の方法・基準
平常点30%、作品評価50%、製作態度20%
ジュエリーデザイン演習A
担当者
小川一博
期
前 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
2単位
授業科目の概要及び目標
日常生活の中で手にしているモノをXYZ(縦・横・奥行き)の軸の中でとらえられるよう、モノの存在を考
えるとともに、ShadeやRhinocerosといった3DCADで必要な表現方法の基本的なところを習得する。
さらに、その制作データを使用して具体的なモデリング制作を体験し、今後のジュエリーおよびプロダクト
デザインにおける作業効率およびその精度を向上させることを学ぶ。
授業の計画・内容
第 1 週
第 2 週
第 3 週
第 4 週
第 5 週
第 6 週
第 7 週
第 8 週
第 9 週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週
3DCADの基本概念
(XYZ軸と点・線・面について、ベジェ曲線の操作方法)
リンゴの制作方法
(ソリッド・サーフェス、回転体と掃引体)
リンゴの表面材質
(テクスチャーマッピング、マッピング画像の制作)
各種コマンドの使い方
(移動・回転・複製、レイアウト・光源設定・カメラ設定)
各種レンダリング方法とその設定について
サイコロの制作演習
(ブーリアンレンダリングとブーリアンモデリング)
ハートペンダントの制作
(ハートの描画方法とその断面形状の確認)
チェーンの制作
(ジョイント設定とパスコンストレインツ)
ペンダントの表面材質と背景設定そしてレンダリング
ワックスモデル製作準備
(MDX40へのデータ準備、DXFとSTL)
MDX40の操作方法、切削演習
ポリゴンメッシュの理解とメッシュツールの操作方法について
ポリゴンメッシュでキャラクターを制作
ポリゴンメッシュでの表面材質設定
各種立体のそれぞれの制作方法 (作り方を考える)
テキスト
履修上の留意点
3DCADは2次元での描画と違い、常にXYZ軸を考えながらコンピュータ画面を見ていかなければならない
ため、マウスのクリック・ドラッグ操作も間違えてしまうほど、ごく簡単な図形を描画するにも戸惑う。
これはすぐに慣れるはずなので、とくに最初は休まない。
成績評価の方法・基準
基本的には制作課題評価であるが出席日数や授業態度など総合的に評価する
ジュエリーデザイン演習 B
担当者
小川一博
期
後 期
別
授業形態
実
配当年次
2年次
技
単位数
2単位
授業科目の概要及び目標
日常生活の中で手にしているモノをXYZ(縦・横・奥行き)の軸の中でとらえられるよう、モノの存在を考
えるとともに、ShadeやRhinocerosといった3DCADで必要な表現方法の基本的なところを習得する。
さらに、その制作データを使用して具体的なモデリング制作を体験し、今後のジュエリーおよびプロダクト
デザインにおける作業効率およびその精度を向上させることを学ぶ。
授業の計画・内容
第 1 週
第 2 週
第 3 週
第 4 週
第 5 週
第 6 週
第 7 週
第 8 週
第 9 週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週
リングの制作方法(断面形状と寸法の微調整、記憶と掃引、)
葉っぱをモチーフに3Dデザインデータの制作
サイズ・断面寸法調整、アクセサリーデザイン完成
制作データの整理とプレゼンテーション(レンダリング)
ライノセロスのインターフェース、各種図形の描画方法、NURBS曲線の扱い方
ライノでのハート図形の描き方、椅子型を描く
1レールスィープによるリング制作
2レールスィープによるリング制作
ベンドによるリング制作
コーヒーカップの制作
コーヒーカップの把手制作
フラミンゴによる表面材質設定方法とレンダリング
3DCADで使用する特殊用語の理解、便利なコマンドの使い方
自由課題制作として個別に制作方法を考える
自由課題制作
テキスト
履修上の留意点
3DCADは2次元での描画と違い、常にXYZ軸を考えながらコンピュータ画面を見ていかなければならない
ため、マウスのクリック・ドラッグ操作も間違えてしまうほど、ごく簡単な図形を描画するにも戸惑う。
これはすぐに慣れるはずなので、とくに最初は休まない。
成績評価の方法・基準
基本的には制作課題評価であるが出席日数や授業態度など総合的に評価する