表紙のことば 写真と文:大塚雅貴 理の味を引き立てます。 JAおおいたの二宮康晃さん 「ザザッ、ザザッ」。雨に濡れた は、東京で行われるさんま祭り 緑の向こうでカボスの収穫作業 でカボスを提供、販売促進に力 うす き に励んでいたのは、臼 杵 市乙見 を入れ、広報や販売活動に励み、 の山口地区で40年前から栽培を 価格の安定化、また流通の見直 続けている専業農家の峯孝義さ しを進めています。「カボスを自 ん(65)。小雨が降る中、カボス ら栽培し生産者のことを理解し をひとつひとつハサミで丁寧に たい」と、二宮さん。今年も生 切ってカゴに入れていきます。直 産者が懸命に育てたカボスを食 径はおよそ 5 cm。 「今が一番忙し 卓に届けます。 い季節です」と、昼食時に奥さ まが作ってくれたおにぎりを 2 つ頬張って再び畑の中へ入って いきました。 大分県産のカボスは、レモン 「臼杵ではカボスは買うものでは のような爽やかさとミカンのよ ありません(笑) 」 うな甘さを同時に味わえる柔ら 近所であいさつをすれば、農 かい香りが自慢です。みそ汁に 家さんが採れたてのカボスを分 加えればまろやかな酸味で、料 けてくれるそうです。 食・農・地域のくらしを支えるJAの存在意義や取り こでも、みんなのJA」をテーマに4コマ漫画で解説し 組みを紹介するJAグループ共通コンテンツ(JA新聞連 ます。JA広報誌への掲載等により、組合員や地域住 『JA広報通信』にて提供中) 。今年度は、 「いつでもど JA グループ 共通コンテンツ 2 月刊 JA 2016/08 民への情報提供資材として、ぜひご活用ください。
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