表紙のことば 写真と文:大塚雅貴 し、数メートル進んでは丁寧に ないかを丁寧に検査する手選別 束ねていきます。夜中に収穫す の作業におよそ 2 時間を費やしま るのは、日中の日差しから避け した。「甘味と香り、そして歯応 ることと、 2 次 選 別 の 後 で 行 う え、夏が本当に楽しみです」と、 手選別に時間がかかるためです。 地元の人たちは口をそろえます。 10年前に脱サラして、実家の 深夜から続く作業に密着し、見 農 業 を 継 い だ と い う 松 澤 さ ん。 えない生産者の努力を垣間見た 「大好きなものを作りたい」と、 気がしました。 この茶豆の栽培を始めました。害 虫による被害で苦労したことも ありましたが、土づくりや食味 を優先した収穫を行い、高品質 にこだわって栽培してきました。 また、娘さんが描いた茶豆の絵 くろ さき 午前 2 時。関越自動車道を走る が黒 埼 南小学校の校章のデザイ 車のライトが流れ、草の揺れる ンに採用され、それがうれしく 音だけが聞こえる畑で黙々と茶 て栽培を続けていく決心をした 豆を収穫する松澤洋一さん(55) 。 そうです。 「マメーダ」という収穫機を操作 今 日 の 収 穫 は 約100kg。 傷 が 食・農・地域のくらしを支えるJAの存在意義や取り こでも、みんなのJA」をテーマに4コマ漫画で解説し 組みを紹介するJAグループ共通コンテンツ(JA新聞連 ます。JA広報誌への掲載等により、組合員や地域住 『JA広報通信』にて提供中) 。今年度は、 「いつでもど JA グループ 共通コンテンツ 2 月刊 JA 2016/07 民への情報提供資材として、ぜひご活用ください。
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