平成28年7月号(PDF)

表紙のことば
写真と文:大塚雅貴
し、数メートル進んでは丁寧に
ないかを丁寧に検査する手選別
束ねていきます。夜中に収穫す
の作業におよそ 2 時間を費やしま
るのは、日中の日差しから避け
した。「甘味と香り、そして歯応
ることと、 2 次 選 別 の 後 で 行 う
え、夏が本当に楽しみです」と、
手選別に時間がかかるためです。
地元の人たちは口をそろえます。
10年前に脱サラして、実家の
深夜から続く作業に密着し、見
農 業 を 継 い だ と い う 松 澤 さ ん。
えない生産者の努力を垣間見た
「大好きなものを作りたい」と、
気がしました。
この茶豆の栽培を始めました。害
虫による被害で苦労したことも
ありましたが、土づくりや食味
を優先した収穫を行い、高品質
にこだわって栽培してきました。
また、娘さんが描いた茶豆の絵
くろ さき
午前 2 時。関越自動車道を走る
が黒 埼 南小学校の校章のデザイ
車のライトが流れ、草の揺れる
ンに採用され、それがうれしく
音だけが聞こえる畑で黙々と茶
て栽培を続けていく決心をした
豆を収穫する松澤洋一さん(55)
。
そうです。
「マメーダ」という収穫機を操作
今 日 の 収 穫 は 約100kg。 傷 が
食・農・地域のくらしを支えるJAの存在意義や取り
こでも、みんなのJA」をテーマに4コマ漫画で解説し
組みを紹介するJAグループ共通コンテンツ(JA新聞連
ます。JA広報誌への掲載等により、組合員や地域住
『JA広報通信』にて提供中)
。今年度は、
「いつでもど
JA グループ
共通コンテンツ
2
月刊 JA
2016/07
民への情報提供資材として、ぜひご活用ください。