2011年1月28日 第5章 空間データの視覚的伝達 4. 出力図の作成 石川 徹 [email protected] 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 ここで学ぶこと • 前述の方法で作成(デザイン)した地図を 最終的に完成形として提示する方法を学ぶ。 • ある目的を持って作成した地図をどのよう な形で仕上げるかを考える。 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 • 画面出力 ディスプレイ上で地図を表示する - テレビ(CRTディスプレイ、デジタルテレビ) - 印刷図と比較して… - 低解像度 - 色の違い - 表示時間の短さ 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 - ビデオカセット、DVDディスク - コンピュータでの電子ファイル - ファイル形式 EPS、PDF、JPEG、GIF、 TIFF、BMPなど - 動画(アニメーション)、音声、インタラク ティブ(対話型、操作可能性) - プロジェクタの種類に依存する解像度や 色の違いの問題 - インターネット、ウェブを通して 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 • 印刷図 - モノクロレーザープリント - カラーレーザープリント - カラーコピー - インクジェットプリント - オフセット印刷 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 • まとめ―考えるべきこと 1.地図の受け手(読み手)は? 地図の目的は? 2.予算は? 3.時間的余裕(締め切り)は? 4.印刷するか、それともテレビ/コンピュータ表示とするか? 5.印刷図の場合、何に印刷するか(紙、布、プラスティッ ク)? 6.画面出力の場合、ファイルサイズは? 7.白黒(グレースケール)か、フルカラーか? 8.地図の大きさは? 9.何部必要か? 10.折りたたみができるようにする必要があるか? 11.印刷あるいはディスプレイの質は? 12.著作権(コピーライト)は? (From: T. A. Slocum et al., 2005, Thematic Cartography and Geographic Visualization, p. 230. Upper Saddle River, NJ: Pearson Education.) 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 2011年1月28日 第5章 空間データの視覚的伝達 5. 双方向環境のマッピング 石川 徹 [email protected] 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 ここで学ぶこと • 情報通信技術の発達により新たなマッ ピング環境が出現している。それらのうち のいくつかを紹介する。 • これらを参考に、皆さんでさらに新しい 「マップ」を考えてみましょう。 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 • ウェブマッピング - ネットワークを介した利用者とサーバの双方向 機能 - 利用者(必要な指令) - サーバ(基本的な処理機能) - 利用者ディスプレイに地図を表示 - 携帯電話等を利用したナビゲーションシステム - インターネット地図サイトでの地図作成 - データポータルサイトを利用した主題図作成 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 • ユビキタスマッピング - 実空間と仮想空間の融合 - 強化現実(AR) - 利用者の置かれている状況の把握(コンテク ストアウェアネス) - 利用者の属性 - 位置情報 - 各種環境情報(センサネットワーク) - 行動目的、行動履歴 - 「いつでも、どこでも、誰でも」 地理情報科学教育用スライド ©石川徹 • バーチャルマップ - 仮想環境、擬似空間―VR技術 - 情報の蓄積、検索、表示 - バーチャルシティ、3次元仮想空間 - 空間のモデル化 - 3次元地図 - 「縮尺1:1の地図」 地理情報科学教育用スライド ©石川徹
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