2016年6月20日 投資情報室 週間市場レポート (審査確認番号H28-TB65) (2016年6月13日~ 6月17日) (1)日本の株式・債券市場 株式市場の動き 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、週前半は、 英国のEU(欧州連合)離脱や中国経済の先行きへの懸 (円) 22,000 (2013年1月4日~2016年6月17日 日次) (ポイント) 2,000 日経平均株価(左軸) 東証株価指数(右軸) 20,000 1,800 18,000 1,600 16,000 1,400 14,000 1,200 12,000 1,000 念などから下落しました。その後は、大幅な下落の反動や 円高の一服などから買い戻される場面もありました。16日 (木)には、日銀の追加緩和見送りを受けて、為替市場 で一時103円台まで円高が加速したことから全面安の展 開となり、前 日比約485円安の15,434円と約4ヵ月ぶりの 安値水準で引けました。週末は、英国のEU離脱懸念が やや後退し、米株式市場も上昇したことなどから反発して 引けました。 (週末引け値:15,599.66円)。 10,000 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 800 16/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 週間では、日経平均株価は6.03%の下落、東証株価 指数は6.00%の下落でした。 債券市場の動き (%) 1.2 (2013年1月4日~2016年6月17日 日次) 日本 10年国債金利 先週の日本債券市場(10年国債)は、英国のEU離 1.0 脱懸念を背景にしたリスク回避の動きなどから買い優 0.8 勢が続きました。16日(木)には、海外での金利低下 0.6 傾向に加えて、日銀の追加緩和見送りを受けて一 時金利は-0.21%と過去最低水準まで低下しました。 週末は、国内外の株高や円高の一服、流動性供給 入札で需給の緩みがみられたことなどから売られまし た(金利上昇)。 週間では、10年国債金利は0.010%の低下となりまし 0.4 0.2 0.0 -0.2 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 (年/月) た。 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とする ものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成して おりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示 唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する 有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を 勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号 1/2 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 (2)米国の株式市場 市場の動き 先週の米国株式市場(NYダウ)は、英国のEU離脱や (ドル) 20,000 (2013年1月4日~2016年6月17日 日次) ダウ工業株30種平均 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた 米景気動向への懸念の高まりなどからリスク回避の動 18,000 きが広がり、15日(水)まで5営業日連続の下落となり ました。その後は、英国のEU離脱を巡って方向感が出 16,000 にくい中、17日(金)は持ち高調整の売りにやや押され て下落しました。(週末引け値:17,675.16ドル) 14,000 週間ではNYダウは1.06%の下落となりました。 12,000 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 (3)外国為替市場 市場の動き 先週の米ドル/円相場は、週初から英国のEU離脱 懸念などを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、 (円) 130 ユーロ/円(右軸) ドル売り円買いが優勢で推移しました。16日(木)に は、日銀が追加緩和を見送ったことや米長期金利の (2013年1月4日~2016年6月17日 日次) (円) 160 米ドル/円(左軸) 120 150 110 140 100 130 90 120 低下などから一時103円まで円高が進みました。週 末は、翌週の英国民投票を控えて様子見傾向とな る中、もみ合う展開となりました。(週末引け値:104 円10銭~20銭) 週間では米ドル/円は2.63%の円高、ユーロ/円は 2.42%の円高となりました。 80 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 110 16/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とする ものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成して おりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示 唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する 有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を 勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号 2/2 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
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